こんにちは、うめ太郎です!
語学学校に入ったは良いけれど、授業に全くついていけない!ひとつ下の易しいクラスに下げるべきかどうか。
悩みますよね。結論から言うと、たとえ英語の授業についていけなくてもそのまま留まるべき。
私は入学3日目にして語学学校の先生からランクを下げたほうが良いと引導を渡されましたが断固拒否し、今に至ります。
今回は、語学学校で授業についていけない場合に一つレベルを落としたクラスに移動するべきか、どうかについて書いていきます。
授業についていけない=たくさん学べる
授業に余裕でついていけるクラスで学べることは少ない。スキルアップ、学力、スポーツにしても辛くてキツくてシンドイ!状況でやり抜くからこそ成長できると思う。
授業についていけるということはそれだけ学べることがもう無い、または学ぶことに対してストレスが無いということであり語学力を上げる環境としては良いとは言えません。
実際に永住権の申請に必要な英語力まで上げられた私がしてきた勉強法は自分の能力を超えた勉強法。
「わからない単語が半分以上ある文章を理解するまで勉強」「英語のポッドキャストを1.5倍速で聞く」「1.5倍速の会話スピードで話す練習」などその時の私の語学力からすると絶対についていけない内容だった。
そんな状況を作り勉強したからこそ、たったの半年間で英語力をIELTS6まで「独学」でパスできた。
同じことが語学学校の授業にも当てはめる事ができて、ついて行けないからこそ、ついていこうとする自分がいる。
その力が成長を後押ししてくれるのだと思います。
関連記事:簡単!独学4ヶ月でIELTSのスコア0.5〜1ポイント上がる勉強法!PTEにも!
ボクはまったく授業についていけなかった
まさか自分がここまで英語が分からない人だとは思いもしませんでしたが、実際にボクがどの程度、英語の授業についていけなかったのか紹介します。
まず、ボクが通っていた語学学校はPICE(Perth International College of English)と呼ばれるパースでもそれなりに人気のある語学学校。
生徒数はおおよそ200名ほどで、生徒の英語能力に応じて10段階のレベル分けがされ、クラスもそれに合うように入れられます。
- レベル 1&2
初心者(Elementary) - レベル3&4
初心者に近い中級者(Pre-Intermediate) - レベル 5&6
中級者(Intermediate) - レベル 7&8
上級者に近い中級者(Upper-Intermediate) - レベル 9&10
上級者(Advanced)
クラスのレベルと英会話力を説明すると、レベル4までは意思疎通が困難、またはかなり努力しないと会話が成立しないレベル。レベル5から7になると会話としてそれなりに成り立ちます。就労ビザが取れるのもこのレベルから。
そしてレベル8以上になるとスムーズに会話ができる習熟度になる。技術系の永住権を申請できるようになるのもこのレベルから。
ボクが入ったのはレベル3。そしてその3日後に担任のアマンダ先生から呼び出されてクラスチェンジを提案されます。
アマンダ先生 「ウメは私の説明をほとんど理解していないように見えるわ。あなたの様な人がたくさんレベル2にいる。レベル2ではもっと理解できる授業だしあなたに合っていると思う。どうしたい?1週間だけレベル2に行ってみる?」
正直かなりショックでした。確かに先生の言っている事は正しい。授業を受けているボク以外の人はペラペラ話していますが、私は明らかに先生の言っている事が理解できない。それで首をずっとをかしげている時もありました。
まったく英語の授業について行けてない日々を過ごしていたのをこの先生は見抜いた上での提案だったよう。
しかし!
アマンダ先生はボクの英語力だとレベル2が妥当と判断したようだが、僕はそんな甘い世界に行きたいわけじゃない!!
レベル2に落とされたらボクはきっとレベル3より居心地の良いレベル2で満足してしまうと思う。少なくても今の授業について行けていない状況に対する危機感、勉強へのプレッシャーは無くなるはず。
今のクラスでは、ボクは周りの足手まといみたいになっているけれども、だからこそ、もっと勉強しないといけない気持ちをもたせてくれる。どうしたらもっと授業についていけるのかと考えさせてくれる。
だから僕は先生にレベル3に留まりたいと上記のことを含めて説明しました。
成長するには多少のプレッシャーがいる
英語が話せない、授業が分からないからこそ「もっと向上しよう」と学ぼうとする。またそう考えさせてくれる。
ボクは毎日学校が終わった後に図書館で勉強をし続け、家に帰ってもひたすら分からない単語を勉強し続けた。
今思えば勉強のやり方こそあまり効率的でなかったけれどもとにかく今の授業についていけない状況を何とかしようと改善しようとした。
話せないからこそ、勉強する気にさせてくれる。
話せないからこそ、もっと行動的な自分になれる。
成長には圧力が必要。その圧力に負けてしまう、または初めから圧力を避ける人であれば「そこから先」がないけれども、少しでも向上心があればその圧力は前に進む力になる。
語学学校で頑張れると就活も
自分に+1できる人はどの状況でも前向きにがんばり、成長できる。
語学学校についていくために努力できる人は、卒業してからちょっと難易度が高いオージー企業でやり抜ける力もある。
絶対にムリだろうと思えるような会社に応募して面接で、こなせるかわからない事も「できる」と言う。そしてそれを実際にやってのける。
そんな事も、語学学校でレベルを下げるというぬるま湯コースにいくことをある意味諦めて、あえて茨の道に進める精神があったからこそだと思う。
もし、今この記事を読んでいる人が語学学校についていけるか分からずにクラスのレベルを一つ下げようと考えているのであれば、もう少し踏ん張ってみてはいかがでしょうか。
その一歩はオーストラリアで永住権を取る為の第一歩になるかもしれません。
オーストラリアに移住したい人に幸運を。
ありがとうございました。