僕がオススメのする語学学校の使い方

英語の先生の質は学校の口コミと関係しない

こんばんわ、ウメ太郎です。

人気のある語学学校だからと言って先生も素晴らしいのかとそれは違います。
僕が語学学校に行き実際に授業を受けてみて学んだ語学学校の選び方について今回は書いていきたいと思います。

  • 語学学校の良し悪しの決め方
  • 語学学校の口コミは当てにならない
  • 学校の先生はピンからキリまで
  • オーストラリアで出会った4人の先生
    - アマンダ先生
    - スティーブ先生
    - ペテロ先生
    - キャサリン先生
  • 学校側は授業の流れを作る
  • 日本の駅前留学の先生はほとんど素人
  • 本当に英語勉強をしたければ他人に頼らず自分に頼れ
  • 中級(Intermediate)以下なら安い語学学校を選ぶのが得策
  • 最後に

語学学校の良し悪しの決め方

僕はオーストラリアに着き次第、語学学校に行こうと決めていました。

永住権の取得にはIELTSを7が必要で、語学学校に行けば確実に英語力が上がると思ったからです。

じゃ、どうやっていくつもあるオーストラリア の語学学校の中から一番の学校を選るのか。まず一番に思いついたのは、「ラララ・オーストラリア」の様な留学サービスを使う事。
学校もまとめられていて、レビューもあるので使えそうだと思いましたが、レビューが嘘くさい。
だって、留学サービスを行う会社が、語学学校の悪いことまで言うとは思えませんから、信用できないと思いました。

そこで考えたのが、「語学学校のレビューだけしてくれるようなサイト」で学校を調べたらもっと信頼できる語学学校の評判が理解るんじゃないのか。そう思い調べたのがエデュケーション・スターと呼ばれるサイトです。

エデュケーション・スターはオーストラリア全土の語学学校を調べられ、たくさんの口コミが書かれているのが特徴です。
口コミだけ書いてあるので、学校と会社のお金絡みの取引が無い分信頼が出来ます。

レビューの画面も載せておきます。

語学学校レビューサービス




ただ、エデュケーション・スターにある評判を見ながら良さそうな語学学校を選んで実際に4ヶ月通いましたが、学校の評判と先生のレベルはまったく関係ないんですね。


語学学校のレビューは当てにならない

よく考えると、実際に英語を教えてくれるのは学校ではなくて学校で働いている先生です。

口コミで「良かった」とレビューしている生徒は、その当時に受け持ってくれた先生や学校雰囲気全体に対してであり、その先生が今も在籍しているとは限りませんよね。

特に、オーストラリアは日本と比べて転職するまでの間隔がとても短いです。景気が良いことを背景に1,2年で転職をして給料を上げる人が多く、自分が行く頃にはその先生はすでに退職ということもありえると思いました。

また、語学学校は給料がかなり低いので、仕事が決まるまでの「つなぎ」として利用されている様な雰囲気も感じました。

そういう意味で語学学校の口コミというのは全く当てにならないものだと思います。

これについては、オーストラリアだけの話ではなくて、世界中の語学学校に対して言えることだと思います。

オーストラリアは人間開発指数がいつもトップ3に入っている国なので学校レベルで先生になにか教育をしていると思いがちですが、そうでもありません。

学校の先生はピンからキリまで

オーストラリアに移住して3年間、オージ企業で働いたからこそ理解ることですが、オーストラリアは社員を教育しません。

その大きな理由として、オーストラリアでは転職が頻繁に行われる事があげられます。1,2年経てばいなくなる社員に対して教育費(投資)を掛けてもリターンが望めませんからね。

さらに、オーストラリアは好景気なので毎年のように「給料上げろ」的な話がよくあります。
能力ベースの給料なので、会社も社員に教育をして先生としての質が上がれば、それを理由にペイライズ(賃金値上げ)の話になる恐れもあるのでデメリットの側面ばかり目立ちます。

結局、学校の良し悪しは一人ひとりの先生の能力に大きく左右されるわけで、もはや担任が良い先生かどうかは運命に身を任せる様な感覚です。


オーストラリアで出会った4人の先生

これまで僕は一つの語学学校しか通ったことがありませんが、4ヶ月の間に5人の先生が担任になりました。(一人は2日程度で終わったので省きます。)

その人達の違いを紹介したいと思います。

アマンダ先生

アイルランド人の先生でこの4人の中で一番、プロフェッショナルな先生でした。
説明が上手で、一人ひとりに気配りが出来る良い先生でもあり印象に残っています。

アマンダ先生は7日間、僕の担任になっていただけましたが、その短い期間の間でも他の先生との違いがはっきりと理解りました。

まずは、一人ひとりに理解るまで説明してくれる。その説明の仕方が身振り手振り、簡単で分かりやすい例をたくさん出して僕たちの英語の理解を助けてくれました。

後で知ったことですが、彼女はアイルランドで小学校の先生をしていたみたいです。

僕たち語学学校の生徒というのは、言葉もうまく話せず言いたいことも伝えられない、ネイティブな人からするとまるで小学生の様な子供。

彼女にとっては僕たち生徒が同じ様に見えたのでしょう。アマンダ先生の経験をフルに活かせる職場が語学学校だったわけです。

語学学校の中で、一番英語の吸収が出来た時期でもありました。

驚いたのは、彼女はワーキングホリデービザで働いていました。
アマンダ先生はたまたま小学校の先生でしたが、他のワーキングホリデーの先生達の前職は様々です。

先生の質はピンきりと感じた初めてのキッカケがここです。


余談ですが、アマンダ先生はワーホリのビザが終了するので退社しましたが、彼女の最終日に記念写真を撮った時に、先生はfacebookのアカウントをホワイトボードに書いてくれたのが印象的でした。

これからも先生で居てくれるんだなっとかってにほっこりしちゃいましたね。

スティーブ先生

アマンダ先生が退社してから代打で入れ替わったのが、スティーブ先生。
この先生、早口で説明するので何を言っているのか訳がわかりませんでした。

僕が入学した時のレベルは、中の下レベル(Pre-Intermediate)でTOEICでいうと200から300くらいのレベルです。
そんなひよっこ生徒に、スティーブ先生は「お前たちの耳を鍛えている」と名のもとに早口で話すものだからほとんど授業の内容が分からず初めはストレスに感じていましたが、時間と共に耳慣れのような間隔になり何となく分かるまでになりました。

スティーブ先生は教師歴が10年以上あり、教えることが大好きで色々と語学の勉強方法について研究されているようでした。
また、わからない質問に対していつも納得のできる回答をくれたものこの先生で素晴らしかったです。

ペテロ先生

クラス替えの時に担任になった人で、英語のゲームを通して授業をする人でした。

ゲームと言っても内容のあるモノではなく、椅子取りゲームとかですね。

彼が英語の教師になったのは、世界中を旅しながら働けるという理由だそうで、英語は旅中のお金稼ぎがメインだそうです。
そういうのもあってか、授業に中身がまったくありませんでした。

あまりにもストレスが溜まった僕は、別のクラスに移動することを好調に直訴したくらいです。

関連記事>>学校長に直訴してクラスを無理矢理に変えてもらう。

キャサリン先生

この先生は最も先生としての資格が無かった人で、前職は無職だったそうです。

採用された理由は、イギリス出身なので英国のアクセントがあるからという理由だけでした。

そんな事自慢できることじゃないのに、なんで言ったんだろうと今でも不思議に思います。(笑)

先生としての経験が皆無の人で、授業は教科書に書いてあることを単に読んで進めるやり方でした。
何を質問しても「それはそういうモノ」として覚えるのがコツだそうで、先生としてはNGな人も英語が話せるというだけで語学学校に入れる現実を知った瞬間でもありました。

最後の1ヶ月間、キャサリン先生におせわになりましたが、お金を溝に捨てたような気持ちで過ごしていました。


学校側はクラスの授業の流れを作る

じゃ、学校では先生を雇って、生徒を入れるだけか?というとそうでもありません。

授業のカリキュラムや進行の大枠を決めるのが彼らの役目で、例えば授業中にチーム分けをする時に偏った人種チームにならないようにするとか、出来る生徒と出来ない生徒を混ぜるチームを作るとかそういう基本的なルールを作っているようでした。

また、後でも述べますが、上級レベルのクラスになると流石にそれなりの先生を担任に持たせないと、上級者のアカデミック系の英語を教えられないわけなのでそのあたりの管理もしているようでした。

学校側は先生の質の底上げにはノータッチなので、語学学校に高いお金を払ったから良い先生に当たるとは必ずしも言えません。


日本の駅前留学の先生はほとんど素人

日本の駅前留学も基本的にはオーストラリアの語学学校と似ていて、駅前留学で働く先生は教師の経験がほとんどありません。

英語がネイティブ言語なだけで先生になれている全くの「普通の人」です。

ですから、何らかの英語力を証明出来る免許を持っているとか、前職が教育関係だったとかは殆どないと言っていいでしょう。

もちろん、そういう人も中にはごく僅かにいると思いますが、僕が出会った日本で駅前留学の先生として働いていた数人のオーストラリア人の話を聞くと実際はほぼ皆無と言って良いと思います。

その元先生達とは、「英語・日本語交流会」で出会ったオーストラリア人たちです。
結婚の関係で日本に移住をした人が全員で、みなさん駅前留学で働いていました。

ある人は「それ以外に何の仕事が出来る?」と笑いながら話していましたね。

お話を伺ってみると、彼らは離婚が原因でオーストラリアに戻って来たのですが、結婚中は働き口として手っ取り早かったので駅前留学を選んでいたようです。

日本もオーストラリアも語学学校の先生の質という面ではどっこいどっこいなわけで、そうなってくると、語学学校に行く必要があるのかと疑問に思いますね。


本当に英語勉強をしたければ、他人に頼らず自分に頼れ

英語がネイティブ言語だから教師としての資格もあるのかと聞かれると答えは全く違っていて、教師というのは「教えること」が出来る必要があるわけです。

僕たち日本人は日本語がペラペラ話せますが、「類似の言葉の微妙な違い」や「語源」、「文法の説明をアカデミックに教える」事を求められても自身を持って答えを差し出してあげれる人は少数派と同じで、まさにキャサリンみたいに「それはそういうモノ」と言うように何となくでしか生徒に教えてあげる事しか出来ないわけです。

僕はオーストラリアの語学学校で4人の先生たちと出会いましたが、ワーキングホリデーで滞在していたアマンダ先生とスティーブ先生だけが語学学校の先生と言えるような授業をしてくれた先生でした。

4人中2人という事は、良い先生に出会う確率は50%。果たして語学学校に本当にお金を掛ける価値があるのでしょうか。

語学学校は安くはありません。1週間に200ドルから250ドル支払い、50%の確率で「ド素人」先生が担任になるのであれば、そのお金と時間を別のモノに使ったほうが良いと僕は思います。

お金を掛けて学校に行けば英語が話せるようになるというのは、良い先生に出会えたらの話で、「仕事は次いで」と考える先生に当たれば語学力なんて向上しません。

語学力は自力でなんとかなります。

僕は語学学校に通わずに半年でIELTSのスコアを5.5から6.5まで上げました。仕事が終わって毎日勉強していただけです。

英語の勉強は自分に合うやり方さえ見つけられればスコアは確実に上がります。

この半年で勉強した時間は300時間くらいですが、IELTSのスコアを0.5から1ポイント上げるのに必要な勉強量は語学学校にフルタイムで通った場合でも120時間から360時間必要になります。

外部リンク>>How many hours does it take to be fluent in English?

自分の経験則ですが、お金や学校に頼るよりも、自分の努力を頼ったほうが良いと思います。

関連記事>>生活の中心を英語に変えたらスコアが伸びる

関連記事>>英語のテストは自分に合うものを選べ。

上級レベル以上の語学力なら語学学校に行く価値があるかも

語学学校でもレベルによって担当出来る先生が限られてきます。上級者となると、アカデミック性が増してきて、ただ英語を話せるだけでは英語のスコアを上げることが出来ないからです。

その為に、学校側は、上級者クラスの担任になる為に一定の基準をおいていると思われます。例えば先生に対して出されるテストとか。

僕の担任の一人だったスティーブ先生は僕が入学した当初、中の下(Pre-intermediate)と呼ばれるクラスを担当していましたが、ある日、上級クラス(Advanced)の担任になれるテストをパスしたから来月から上級クラスの担任になれると喜んでいました。

学校の先生でも上級クラスを担当するには教師としてそれなりの「能力」が求められるわけで、だからこそ10年も教師をしているスティーブは「やっと合格した」と喜んでいたんだと思います。

そう考えると、語学学校でも上級レベルのクラスになれば、担当出来る先生の能力もある程度保証されるわけだということです。
もし、上級レベルの英語力があるのであれば、高い授業料を支払い語学学校に行く価値はあると思います。

少なくても僕が通っていた語学学校の上級クラスには10年以上の経験を持っている本物の英語教師がいるとという事なので。

関連記事>>学生ビザの基礎知識

ただ問題は、中級以下の場合ですね。

中級レベル以下なら安い語学学校を選ぶのが得策

僕の経験からして、語学力が中級(Intermediate)以下の場合はとにかく安い語学学校に入る方が良いと思います。

中級レベルのクラス担任の先生は、英語の教師としての経験が浅い人が担任になる可能性が高い。それなら初めから安い語学学校に行き、ある程度、英会話が話せるように成ってから、その後に本格的な勉強のためにそれなりの授業料のする学校の上級クラスに入学すれば良いと思います。


僕は、この考えを全く知らず、語学学校には2015年で週に230ドルする学校に通っていました。20ドル程他の語学学校と比べて高かったのですが、その高さが質を生むと思っていたからで、実際は全く関係が無いことにがっかりしました。


あとがき

語学学校のレビューが良いからと言って、先生の質も良いと考えるのは禁物。語学学校の先生は1,2年毎に転職をしている人や、次の就職を見つけるまでの繋として働いている「ド素人」も中級以下のクラスには多々いるので大切なお金の使い方には慎重になるべきだと思います。

語学学校にはレベル分けされたクラスにある程度見合う先生が担任になりますが、上級クラス(Advanced)以外はピンからキリまであるので、上級は高くても良い学校、中級以下はとにかく安い語学学校に行くことが良いと思います。

また、自分の経験からの一言ですが、英語力を鍛える為に語学学校は不要で、自分に合う勉強方法があれば独学でもIELTS6.5くらいまでは上がります。

今回は僕の体験を元に語学学校について色々と書きましたが、それ以外にも自分のアイデアも混ぜながら考えてみていただければと思います。



オーストラリアで今日まで僕が歩んだ道をまとめました。
長かったですが時系列別にまとめたのが下のゼロから始めた移住ストーリーです。

良ければ見ていってください。

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