オーストラリアのビザの仕組み|基本的な知識

ビザの基礎知識

オーストラリアのビザって複雑で何が何だかさっぱりわからないと感じたことはありませんか?

僕はそうでした。もうわからないので高いお金を支払ってエージェントにお願いするしか道が無いような状態でほんとうにスッキリしない気持ちでした。

この記事では、オーストラリアのビザに関する基本的な知識をイチから掘り下げて説明していきます。
  • サブクラスとストリームをしっかり覚える
    - ストリームは申請の方法

  • オーストラリアのビザの基本知識
    - ビザとパスポートの違いは、身分証と滞在許可証
    - その国の人は訪問者を見て日本人を知る

  • ビザの審査は低リスク国と高リスク国で厳しさが違う

  • ビザの申請に欠かせないサポート書類
    - すべての書類は英語に翻訳

  • エージェントを使うべきか

  • プライマリー申請者とサブセクエント

サブクラスとストリームをしっかり覚える

オーストラリアのビザはサブクラスと呼ばれる「番号」でビザを管理しています。 例えば、サブクラス417は通称ワーホリビザですね。 サブクラスとビザの名前は同じと考えてください。

ストリームは申請の方法

サブクラスが分かった所で次はストリームになります。 ストリームはオーストラリアのビザの申請の流れになります。 同じサブクラス(ビザ)でも、国外から申請するのか、国内から申請するのかによって微妙に申請方法が変わってきます。(分かりやすく例えたので実際とちょっと違っている) 同じビザだけど、申請の流れがストリームで更に細かく分けられています。 例えば、観光ビザ(サブクラス600)には「自分ひとりだけで申請する場合」と「オーストラリア国内の彼氏・彼女から生活費のサポートがある場合」で申請方法(ストリーム)が変わってきます。 申請方法が変わっても同じ観光ビザなのは変わりませんね。 オーストラリアのビザの仕組みはこの2つを覚えてしまえば、移民局のホームページを実際に見てもわかりやすいです。

オーストラリアのビザの基本知識

ビザとパスポートの違いは、身分証と滞在許可証

海外旅行をする時に必ず必要になるのはパスポートです。このパスポートは世界共通の身分証明書と言うことが出来きます。 あなたは誰?に対しての答えを提供出来る書類といえばいいでしょうか。 パスポートは出身国が発行します。 対してビザは通行許可書の役割があります。 いつから、いつまで、どの様な目的で入国するのか。 何のためにその国に入国するのかをオーストラリアが把握し、管理する目的で使われます。 オーストラリアは不法滞在や不法労働に対してかなり厳しい対応を取っていて、入国の際は短期観光であってもビザの申請が必要になります。

ビザラベル

ビザが発行されたことを証明するシールの様なもので、パスポートに貼られます。 これまではオーストラリアのワーキングホリデー、観光ビザ、学生ビザ、就労ビザが発行されると、必ず在日オーストラリア大使館に訪れてパスポートにビザのラベルを貼り付ける必要がありました。 最近は、ビザ交付後に在日オーストラリア大使館(または移民局)に行く必要がなくビザ申請者のパスポートに自動でビザがリンクされる仕組みになっていて、ビザラベルをパスポートに貼る必要性がなくなりました。(ただし、これまで同様にビザラベルをパスポートに押してもらいたい人は、70ドル支払えばオーストラリア大使館で対応してもらえます。) ビザラベルは今後、廃止されていく方向で、電子ビザ(VEVO)に置き換わっています。

日本のパスポートは最強だからこそ、ビザの知識が少ない

日本人は海外旅行をする際にあまりビザという存在を意識しません。 それは、日本人のパスポートは世界190カ国で短期間入国出来る信頼が世界中で認められていてビザを必要としないからです。 日本人は海外旅行をした際の犯罪率や不法滞在、不法労働があまり無いため、世界で一番信頼されているのです。 いわば、日本人のパスポートは世界で最強のパスポートと言えます。 ここで忘れてはいけないことは、日本のパスポートがここまで世界中で信頼される様になったのは、これまでの日本人の旅行者や海外滞在者のお陰だということです。また、日本政府の国際関係もあると思います。 私達一人ひとりが、将来の日本の旅行者の為に、引き続き良識ある行動を海外でとりましょう。 しかし、その最強のパスポートを持ってしても、その国で長期滞在や労働をする際にはビザを必要とします。

ビザの審査は低リスク国と高リスク国で厳しさが違う

オーストラリアのビザ申請は申請者の国籍によって審査内容の強弱を付けています。 簡単に言うと、オーストラリアと良い関係・信頼関係のある国に対しては審査は比較的スムーズになります。 例えば、ワーキングホリデーや観光ビザを申請する際に健康証明書も提出物の一つとして指定されていますが、オーストラリアと信頼関係のある日本国籍の人に対して求められることはかなり稀のケースになります。 オーストラリアと信頼関係がある国かどうかは、短期観光ビザ(ETAビザ)を申請出来る国で、 アンドラ、オーストリア、ベルギー、ブルネイ、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港(中国のSAR)、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マレーシア、マルタ、モナコ、ノルウェー、ポルトガル、サンマリノ共和国、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、オランダ、イギリス、イギリス - 英国国家(海外)、アメリカ、バチカン市。 が対象になっています。日本も含まれていますね。

ビザの申請に欠かせないサポート書類

ビザの申請に必要な書類は全てビザのお役所(移民局)に記載されています。ただ、そこで指定されている書類だけを提出すればビザの審査に通るのかというとそうとも限りません。 ビザとは滞在許可証です。ビザの申請者はオーストラリアに入国しても害が無いのか、そのビザを発行するにふさわしい人物なのかを徹底的に調べられます。 移民局に載っているその書類というのは最低限の書類であって、提出した書類が正真正銘の本物かどうかの疑いも掛けられます。 そこで大事になってくるのが提出した書類を補完(サポート)する書類です。 例えば、職務経歴書を提出したとして、そこに書いている資格証明書や業務内容が本当かどうか、ほんの些細なことから疑いを掛けられ、ビザのケースオフィサーにとって信憑性が満足できないとなるとそこでビザは拒否(リジェクト)されます。 しかし、サポート書類として資格証明書や会社のレターヘッド付きの一筆があれば提出した職務経歴書の信憑性が増すと思いませんか? サポート書類とは必要最低限提出しなければならない書類の信憑性や正確性を上げる大事な書類です。 ビザの申請でも永住権や就労ビザに関してはサポート書類が非常に大事な役割をしていてそれを提出することは必要不可欠とされています。

すべての書類は英語に翻訳

ビザの申請時に移民局に提出する書類は全て英訳されていなければなりません。 オーストラリア国内で書類を翻訳して貰う場合、NATTIと呼ばれるオーストラリア政府が認める翻訳資格を持っている人に翻訳をして貰う必要があります。 ただし、オーストラリアにある日本大使館で英訳したものでも移民局では有効です。 オーストラリア国外の翻訳会社を通して書類を翻訳してもらう場合は、翻訳会社の所在地、連絡先、翻訳者のフルネームと資格、経験などを翻訳する書類に記載すれば移民局で受け取ってもらえます。

エージェントを使うべきか

オーストラリアのビザを申請する際にエージェントを使う必要はありません。 移民エージェントを使うメリットは、ビザ申請の成功率が上がることです。彼らは移民法に詳しく、適切な書類を適切な手続きで移民局に提出する専門家であるからです。 また、サポート書類に関しての豊富でどの様な書類を提出すれば良いのかも熟知しています。 移民エージェントを使うことは、申請のための時間短縮だけではなく、ミスが少なく精度の高い資料を移民局に提出出来るためにビザ発行の成功率が上がります。 その反面、手数料が1,000ドルを超えることも珍しくなく、永住権の手数料となると5,000ドルになったりします。 移民エージェントを使うべきかどうかは、ビザの申請の難易度の高さと落ちた場合のリスクを考えた方がいいです。 観光ビザやワーキングホリデービザは申請の難易度のかなり低く、日本人であれば申請に落ちる可能性も低いために自分ですることをおすすめします。 移民エージェントを使うべきケースは、就労ビザや永住権、パートナービザなど集めるサポート書類も多く、落ちた場合に人生に関わる時にしたほうが良いと思います。

プライマリー申請者とサブセクエント

オーストラリアのビザによっては、家族を含めることが出来ます。
その場合、申請者本人はプライマリー申請者と呼ばれ、家族はサブセクエント(Subsequent)と呼ばれます。

例えば、永住権のビザの申請者は僕とします。僕に家族がいる場合に家族を同じ永住権のビザに含めることが出来ます。
その場合、僕はプライマリー申請者、家族はSubsequentと呼ばれます。


いくつかのビザには家族を含めることが出来ません。ワーキングホリデービザや観光ビザは一人一つのビザが必要になります。



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