【オーストラリア】ビザの申請費用を返金する方法

こんばんは、うめ太郎です。

オーストラリアのビザ費用を返金できるかどうか気になりますね。

ビザ申請をキャンセルするだけでは返金はできません。ImmiAccountかForm1424を提出することで返金作業ができます。

ただし、申請費用の返金はとっても一部の人に限って行われています。

今回はビザ料金の返金について書いていきます。

ビザの返金

We do not usually refund the visa application charge, even if your visa application is refused or withdrawn.

オーストラリア移民局の返金ページによると、基本的にビザ申請費用の返金はしていません。

特にビザが発行されなかったという理由だけでは返金はされません。

ただし、下のような状況に当てはまる人は返金の可能性があります。

  • 移民局側の料金表示に問題あり
  • 間違えて2回支払った
  • 支払った費用は申請者が負うものでない
  • ビザが申請されなかった
  • ビザの結果が出る前に申請者が亡くなった

詳細はForm1424(Refund request)のQuestion20から23に書かれています。
例えばワーホリを申請して、やっぱり止めた!という気分では返金はできないということですね。ただし、ビザのキャンセルはできます(返金なし)

一番身近な返金

よくある返金のケースとしては、間違えて申請費用を2回支払った場合ですね。例えば支払画面で「支払う」ボタンを何らかの理由で2回押した場合とか。

その場合は返金の可能性はありますが、100%保証されるものでないことを覚えておきましょう。

返金すると起こること

ビザの返金手続きをして、それが通ると、まずビザ申請が無効になります。発行済の場合はキャンセルされることになりますね。

you might get a debt to the Commonwealth.

とあるように、返金が出来たとしてもオーストラリア連邦政府から借金をした扱いになっている可能性があります。

この場合は、将来申請するビザの結果に悪影響がでる可能性があるので注意です。

つまり、政府に借金している状態になってしまえば、単にそれを返済すればいいというわけでなく、その記録そのものが将来申請するであろう永住権や別のビザに影響がでるんですね。

返金の方法

ビザ費用の返金はオンラインとペーパーベースの2種類がありますが支払状況によってやり方が変わります。

両方の方法を説明しますね。

ImmiAccountを使ってビザを申請した場合

ImmiAccountにログインします。

'My Payments'タブから'Manage Payments'に移動します。

Transaction Historyを'All Transaction'に選択してすべてのビザ申請を表示させます。

Statusが'Credit'であれば、

Actionメニュから'Request Refund'を選択すれば完了です。

Statusが'Paid'であれば、

Form1424をダウンロードして、AからIまでの項目を記入後、お近くの移民局の事務所に書類を送ります。

ImmiAccountを使わず申請した場合

オンラインからビザの申請を行わなかった場合はForm1424をダウンロードして、AからIまでの項目を記入後、お近くの移民局の事務所に書類を送ります。

返金のまとめ

移民局では基本的に返金対応をしていないと公言していることから、ビザの返金申請は必ずしも成功するとは限りません。

また返金をした場合、「オーストラリア政府からDebtがあると記録される」と将来のビザ申請に影響がでます。各ビザのEligibilityセクションを見ると確認ができますが、「Have no debt to the Australian government」があるんですね。

If you or any family members (including those who don't apply for the visa with you) owe the Australian government money, you or they must have paid it back or arranged to pay it back.

この意味は返金ができたとしても将来ビザ申請をする際に支払いが必要になるかもしれませんし、審査に悪影響があるとも考えられます。

そう考えると、お金よりも未来の安全を取ったほうがいい場合もあり、状況によってはビザの返金よりもキャンセルのほうが良いかもしれません。

このあたりは経験豊富なビザ代行エージェントに合わせて確認することも有益だと思うので、一度確認してみると良いかもしれません。

ビザの返金は慎重に行動しましょう。

ありがとうございました。

次のページ:発行後のビザをキャンセルする方法や重複を防ぐ方法。

次のページ:1ヶ月だけワーホリに行くのはアリか?【仕事があるなら納得です】

ADVERTISEMENT