こんにちは、うめ太郎です!
オーストラリアのワーホリでIT系の仕事を手にするコツは面接の数。
技術職とはいえ世界中からオーストラリアに移住目的でエンジニアが集まってくるので仕事は取り合いです。
ボクはワーホリからIT(情報技術)系の会社に就職しました。だからこそ就活のコツはだいたいわかります。
今回は、これからワーキングホリデーを考えているIT経験者にとって気になるお仕事事情や就活のコツ、そしてその先のことまで考えていきます。
- 経験者を優遇する会社
- 英語ができない=むしろ有利 - ワーホリからITはやや難しい
- ITの中でもネットワーク系は強い - 未経験でもIT系会社に入れる
- IT系で働きたいなら就活は量!量!量!
- IT系の会社に入社さえすれば後は楽勝
- 最後に、オーストラリアにこだわる必要はない
経験者を優遇する会社
オーストラリアの企業は業種に関わらず即戦力を求職者に求める傾向があります。日本には人を育てる、教育投資する考えがありますが、こちらにはありません。
会社(社長)が求める人材はビジネス戦略を実現してくれる人。特にIT系などの技術職では顕著でコンピュータ関係の学部を卒業しているよりもプログラムの経験をどこかの会社で1年した「事実」のほうが優先されます。
このあたりは高卒からでも海外移住できる記事でも書いていますが、本当にそのとおりで学歴はあまり重要だと思われていません。
日本で数年のITの経験があればワーホリでIT系の会社に就職できる可能性は十分あります。ITのの経験があるというだけで強いんですね。
英語ができない=むしろ有利
英語が全く話せないけど仕事はできるのか?お客様からの要望(仕様)を汲み取って開発できるのか?など色々不安がある方もいらっしゃいますが、ボクの体験から言うと全く問題ないと断言できます。
ボクがオーストラリアにワーホリで入国したときの英語は英検3級程度でした。
それでも根性出して就活すればIT会社に就職ができたんですね。
技術系の仕事は英語が求められないといったウワサもありますが、英語力はそれなりに求められますす。それにオーストラリアは最低賃金が世界でトップなのでたくさんの国から労働者が集まります。
オーストラリアにはIT系のお仕事経験があり、それなりに英語が話せる人なんてたくさんいます。そんな人と就活でポジションを取り合わないといけないので英語力がない人はかなり不利ですね。
ただ、
英語力の無さは年収のコスパで補える英語力で他の人たちと張り合えない、もしくは不利な人は年収を市場よりかなり低い金額で提示すること。
ボクの場合は4万ドルで仕事を手に入れました。
年収を市場価格の半分で提示すると会社側も、それなら様子見でとってみるかと思えてくるのです。
あとは、会社で自分がバリバリ仕事ができるところを見せつければ給料は自然と上がります。永住権のスポンサーにだってなってもらえるかもしれません。
ITの会社で働くことを一番の優先順位に持ってくることを考えると、まずは就職することを念頭に置いて、給料で英語力をカバーするほうがいいでしょう。
関連記事:海外移住に必要な英語力は?
ワーホリからITはやや難しい
ココ最近のIT事情を雰囲気で感じ取っているボクが言えることは、求人が少ない割には求職希望者が多い。
仕事を求める人で溢れかえっている状態です。
さらに悪いことに世間一般ではワーホリのイメージはそれほど良くありません。ぶっちゃけ「遊び人」と思われているところすらあります。
ビザの制度的にも、同じ会社で半年しか働けない制限もありますよね。いわゆる適当に稼いでどこか別の都市に遊びに行くんでしょ?と思われやすいわけです。
業種をプログラミングにフォーカスすると、これから新しくシステムを開発するところに半年、いやもしくは2,3ヶ月でやめるかもしれない人を入れたくありませんよね。誰がメンテナンスするんだ直感的に不安になります。
なので求人の実情はワーホリより現地大学やTAFEの卒業者のほうが有利です。彼らは卒業ビザで18ヶ月から最大で4年働けるので企業もワーホリより英語も話せてオーストラリアの考えもそれなりに分かっている人を好んで取る傾向があります。
ただ、難しいからといって可能性がないわけではありません。ボクとしてはワーホリからでもITの業種で働けますよ!と安易に無責任なことは言えないので正直に伝えました。
ITの中でもネットワーク系は強い
IT系の職種と言ってもプログラマーひとつだけではありません。
- データベースエンジニア、
- システムエンジニア(システムアナリスト)
- ハードウェア系
- ネットワーク系
といろいろ幅があります。
その中でもネットワーク系は不況でも強いですね。
国土が広いこともあり、都市間のネットワーク環境をもっと良いものにするためにWifiポイントを増設したりする作業が長期に渡ってされています。
求人を見ていてもネットワーク系のお仕事は多く常に募集している感じですね。
未経験でもIT系会社に入れる
ワーホリからITの会社に就職するのが難しいのに未経験でなんてもっと無理だと思うかもしれませんが、そのあたりはやり方次第。
言ったことを実現できればウソはウソでない未経験でも経験3年はある前提で履歴書を書いて、面接を受けましょう。
はぁ~?
と思うかもしれませんが、オーストラリアでは誇大広告が普通です。ウソをついて入社して、ダメだったらクビになる。その時はその時。
みたいな考えで行動しているので、職務経歴書なんて当てにならないくらいです。
だからこそ、オーストラリアではLinkedInのようなサービスで自分の職歴が本当かどうかサポートしてくれるつながりが重要なんですね。
話をポイントに戻すと、ボクはウソをついて入社することを勧めているわけではありません。
ウソをウソのままで終わらせなければいいだけ。逆に業界で10年の経験を持っている人でも3年位の能力しか持たない人だっているわけです。
ITでの職歴がない人でも入社してから3年の経験を出せばいいのです。結果主義なので自分の経歴を大きく見せてそのとおりに実現すればいいだけのこと。
それに、日本人は勤勉で、仕事の残業が多い国で働かせてもらえています。これは批判する人もいますが、本気で働き口を見つけたい人にとってはむしろ好都合。
日本で1年の経験はオーストラリアでの3年位に相当します。自信を持って自分の経歴をオーストラリアに合わせましょう。業界未経験の人は3年と言っておきましょう。
そうでなければ、フェアじゃありませんからね。
ただ、言っただけで終わらないように今からITの勉強をしてください。ネットには無料で受けられるオンラインコースがたくさんあります。それを一通り終わらすだけでもオーストラリアでは十分即戦力になりますよ。
IT系で働きたいなら就活は量!量!量!
自分の希望する仕事を決めたいのなら「動く」それしかありませんね。
ボクの周りにもプログラム関係やネットワーク関係の仕事を見つけた方が何人かいますが、みなさん就職活動にめちゃくちゃ力を入れていました。
100社に応募なんて当たり前。できれば300社くらいの求人に応募しておきたいところです。
履歴書は最低5ページは用意しておきたいところですね。これをIT系でくくれる会社にとにかく送ることが重要。自分の職歴とあまり関係していなくても構いません。大きな網を張ってください。
質より量です。オーストラリアは特に履歴の中身より枚数で相手のスキルを測るところがあるので、とにかくたくさんの技術や職務経験を書きまくってください。
仕事の探し方はSeekなどの求人サイトを使えば数クリックで応募ができます。
関連記事:オーストラリアで就職?必要な努力の量。ゼッタイに就職
IT系の会社に入社さえすれば後は楽勝
とりあえずでも会社に入れたらあとは安泰だと思っていいです。
技術がある、ないに関わらず日本人は仕事に真面目でサボったりすることがありません。当然、人によりけりなところもありますが、日本で数年社会経験を積んだ人ならオーストラリアの社会人としての基準はクリアしています。むしろ2歩くらい先に行ってますね。
これまで会社が縮小、倒産した企業で働いていた日本人の開発者に状況を聞いてみると従業員のクビが始まって最後の最後まで残るのが日本人だそうです。
それくらい日本人は勤務態度やスキルが高いと言えます。
また、オーストラリアは作業ベースの請求です。時間を掛けた分にし対して請求をする社会でもあるので、多少仕事ができなくても最終の成果物さえしっかりと出来ていれば良いです。
会社としては仕事の早さよりも完成させる力の方が重視されます。
最後に、オーストラリアにこだわる必要はない
何もITのエンジニアとして働く場所はオーストラリアだけではありません。
フィリピンやタイなどの東南アジアで日本の経験を持っている人を欲している会社はたくさんあります。
経済成長をしている国は常に労働者不足です。オーストラリアで就活して無理なら諦めて別の国に移住をするほうが理にかなっているとも思えますね。
このあたりは自分の目的をよく相談して、うまく立ち回ることも大事だと思います。
ありがとうございました。
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