日本から西オーストラリア州の公立高校に留学するのは思ったより簡単?

日本からオーストラリアの公立高校に留学って思ったより簡単で、手続きは個人でもできる難易度ですね。 

こんにちは、うめ太郎です! 

今回の記事は、どうすればオーストラリアの公立高校に留学できるのか。それをポイントに自分がまとめたことを書いています。

所で、オーストラリアは州ごとに大きな裁量権を持っていて、日本の都道府県ではできないこともオーストラリアの州では決められたりします。 

その一つが

高校入学の制度

が州ごとに決められている事です。留学の手続きや必要となる書類、最低限の英語力などオーストラリアのの高校に留学する為に必要な条件や手続きは州ごとに決められているので、一概にこう!とは言い切れない。

この「州ごとの違い」が、高校留学や、オーストラリアの移民制度を難しくする要因になっていると思います。

なので、まずは、自分が

  • どの州の高校に入学したいのか

  • 留学したい高校を決める

のがスタートになると思います。

この記事では、西オーストラリア州の公立高校に入学するための手続きの流れや必要となる書類などについて記事にしていきます

ちなみに、州については説明は「オーストラリアを形作る6つの州と10つの準州。キホンを知って移住へ向かおう」で書いているのでよければ読んで下さい。

さて、

公立高校への入学手続き

は自分でする事ができます。ただ、自信が無い方は、 TAFE International Western Australia (TIWA) Education Agentsと呼ばれているエージェントを通して手続きをすることも可能。

このTIWAのエージェントは登録制です。留学エージェントに公立高校の留学手続きを代行してもらう際は、このTIWAに仕事を振っていたりするそうです。

ただ、西オーストラリア州においては、手続きがオンライン申請でできるのでGoogle翻訳を使って丁寧かつ慎重な申請を心がければ、自分での申請もできます。

まずは

大きな流れ

を知っておきましょう。全体を知っておくと理解が早いです。自分で西オーストラリアの公立高校に入学する手続きをする前提で説明します。

晴れて西オーストラリアの高校に入学できるまでの道のりは4つの段階を踏みます。

  • 学校選び
  • 書類集め
  • オンラインで公立高校入学の申し込み
  • 学生ビザの申請

え?これだけ?って感じしませんか?なんかできる感じしてきましたよね。

そのはじめのステップでもある、

西オーストラリア州にある学校選び

を始めます。心の準備はいいですか?

学校は西オーストラリア州にある公立高校であればどこでも入学できるというわけではありません。予めDirector General of Educationと呼ばれている協会から認証されている学校だけに入学できるので注意してくださいね。

といっても難しく考える必要はなく、Available Secondary Schoolに乗っている学校から選びます。

入学したい公立高校が選べたら、次は

入学に必要な書類集め

をします。

ここで必要なのは、オンラインで入学手続きをする為に提出する書類です。学生ビザはその入学手続きをパスしてから申請するので書類は少なめ!

  • 英文に翻訳された卒業証書
  • 英語力の証明
  • 公立学校に通うお子様のパスポート

日本の卒業証書

西オーストラリアの公立高校に入学できる幅は、Year 10、Year 11、Year 12のどれかになります。Year 10は満15歳の人が通っているので中学校の最終学年ですが、オーストラリアは年長から小学校1年が始まるので、Year 10(満15歳)で学ぶ内容は日本の高等学校と同じ程度の難しさになります。

ということは、年齢だけで考えると、一年留年して高校に入学しているような感じです!

Year 10から入学する場合は、高等学校1年生である証明書が必要です。

英語力の証明

オーストラリアは何かと英語力が求められます。

The basic level of English proficiency required for entry into most TAFE courses is the equivalent of Academic IELTS 5.5 with no band lower than 5.0.

高等学校に入学する際に必要な英語力はIELTS換算で5.5が最低必要です。各コンポーネントも5を下回ってはいけないそうです。

英語力の証明はIELTS以外にもPTEやTOEFL iBTなど5つの試験が選べます。その換算方法も以前の記事に載せてますよ!

試験云々に限らず、オーストラリアで生活する上で必要な英語力というのもあるので生活に必要な最低限の英語力は身につけておいたほうが良いと思います。

高校入学に必要な書類はそれくらいです。その書類があつまれば、

オンラインで申請

します。申請は簡単で、Application ProcessのページからOnline Applyを押して進めます。

オンライン申請の際に希望する公立高校学校を指定しますが、それが必ずしも認められるとは限りません。

少なくても4つは指定する必要があります。

その申請が終わったあとは待つだけ。申請が認められると、あなたのメールアドレスにLetter of Offerが送られます。そのメールには学費や入学年次など次のステップに繋がる情報があるので確認しましょう。

もし、申請が上手にできなくて、不足があった場合はConditional Offerと言って、条件をクリアすると申請が認められるタイプのLetter of Offerが送られますので安心して下さい。

ここまで来たらやっと、

学生ビザの申請

です。学生ビザの申請は、上で説明したLetter of Offerと留学理由が移住目的でないことを説明するGTEと呼ばれる書類がキホンとなってくるのでしっかり準備しましょうね。

学生ビザの申請に重要なGTE(学生理由書)とは?ポイントをまとめた!
2016年から学生ビザに新しく導入されたGTE(学生理由書)の影響でビザ申請に多少なりとも影響がでてくるようになりました。留学の目的をしっかりと移民局に説明できない場合は発行が遅れたりリジェクトされたりもします。ただ、いろいろと調べていくと移民局がGTEの導入を決めた理由も納得のいくのも事実。今回はGTEとその目的のポイントを知っていくことで学生ビザをスムーズに発行できるヒントになれば嬉しいです

また、学生ビザの申請費用も「学生ビザの費用を正確に調べる方法+生活費も」で説明していますが、自分で申請をする場合は10万円ほどです。

もし、親が同伴する場合はガーディアンビザも申請しますが、自分でビザを申請する場合はそれほど高くありません。

【オーストラリア】ガーディアンビザの上手な使い方など解説します!
ガーディアンビザを使えば、お子様の留学中にご自身もオーストラリアに滞在できます。このビザの目的はガーディアンと呼ぶ通り、お子様の面倒を見るためのものです。なので、ビザの有効期限は留学されるお子様の学生ビザ期限と同じです。ガーディアンビザを上手使うことで移住の第一歩になるかもしれません。今回はこのガーディアンビザの上手な使い方について考えていきます

学生ビザを申請する際は、学校の入学時期に遅れないように早めにしましょう。

っと、今日はこんな感じで終わりたいと思います!

オーストラリアに住みたいと思うすべての人に幸運を。

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