【ビザの仕組み】永住権や就労に必要になるスキルアセスメントに迫る!

スキルアセスメントはオーストラリアの永住権を申請する為に必要な時があります。

雇用主や州からスポンサーになってもらわず、完全に自分一人の能力(自力)だけでオーストラリアの永住権を取得する場合は、スキルアセスメントが必要になります。

今回の記事はスキルアセスメントを成功するために必要な事と僕が実際に申請した時の情報をお伝えできればと思います。

IT系のスキルアセスメントの話題が中心になりますが、参考として別業種に関わる査定機関のリンクも途中に載せています。

  • スキルアセスメントとは
  • スキルアセスメントと永住権の関係はANZSCOがキー
  • スキルアセスメントの申請先は職業ごとに違う
  • スキルアセスメントを成功させる為に大事な事
    -「学歴」と「資格」がキーポイント
    - 学位でも専攻科目が更に重要
    - 専攻科目は出来るだけレベルを高くする
    - なるべくIT系の選択科目を増やす
    - IT系の科目は毎年選択する
  • まとめ

スキルアセスメントとは

技術査定やスキルアセスメントと呼ばれていて、スキルアセスメントで理解ることは「業種の実務経験年数」です。

なので、資格試験の様に「合格」「不合格」で結果が来ません。

実際に僕はスキルアセスメントを行いましたが、そこに書かれている事は2つ。

  • これまで働いた会社と、そこで認められた雇用期間
  • ANZSCOが認められた年(西暦)
この雇用期間とANZSCOとして認められた年(期間)は全く別物で、ポイント制の永住権を申請する場合は、ANZSCOが認められた年がポイントの加算対象になります。

スキルアセスメントと永住権の関係はANZSCOがキー

技術査定の依頼を申請する際に必ず指定するのがANZSCOです。

ANZSCOは職業カテゴリとも呼ばれており、100以上ある職業から自分にふさわしい職業を選びます。

僕の場合は261312(Developer Programmer)で申請しました。

永住権には、特定のANZSCOを持っている人だけ申請できるような仕組みになっており、その為、スキルアセスメントが必要になってくるわけです。

は永住権を申請する際に必要で、永住権の申請条件になっています。
職業リストはオーストラリア政府が特定のANZSCOを持つ人だけに申請許可を与えています。

スキルアセスメントは自分の職務年数をANZSCOとして認めてもらう作業ということです。

スキルアセスメントの申請先は職業ごとに違う。

技術査定は業種ごとに申請先が異なります。

僕の場合は情報技術系なのでAustralian Computer Society(ACS)という所で申請しました。

それ以外で代表的な申請先は
  • 会計
    http://www.cpaaustralia.com.au/cps/rde/xchg
    http://www.charteredaccountants.com.au/
    http://www.publicaccountants.org.au/
  • エンジニア
    http://www.engineersaustralia.org.au/
  • IT技術者
    http://www.acs.org.au/
  • 教師
    http://www.aitsl.edu.au/
  • 大学(例外あり)などで取得の職業
    http://www.vetassess.com.au/
  • 看護士
    http://www.anmac.org.au/
  • 医療関係
    http://www.medicalboard.gov.au/
  • ウェルフェアーワーカー
    http://www.acwa.org.au/
  • 翻訳通訳
    http://www.naati.com.au/home_page.html

になります。

スキルアセスメントを成功させる為に大事な事

技術査定に「合格」「不合格」はないので永住権申請に必要な「年数」が認められたら成功だと思っています。

ここからは、僕が実際に申請した体験を元に書いているのでIT系以外のスキルアセスメントには参考にならないかもしれませんが、技術系はだいたい同じだと思います。

「学歴」と「資格」がキーポイント

この2つが無いとスキルアセスメントは失敗する可能性が高くなるので注意する必要があります。

僕の場合は、情報技術に関係する「学士」の学位が必要でした。

ACSのホームページにスキルアセスメントに関するガイドラインがあり、ANZSCOに認定されるためには大学の学位と資格が重要だと書かれています。

資格は国際的に認知度のあるベンダー資格が有力ともガイドラインに書いてあるので国内資格は弱いかもしれません。

学位でも専攻科目が更に重要

ACSの技術査定にクリアする為の条件を調べてみると、IT系の技術査定をクリアするのに大事なポイントは、専攻した科目がどれだけ情報技術と深い関わりを持っているのかが重要だと分かりました。
Qualifications are assessed as having either an ICT Major or Minor in computing.

さらに調べていくと、大学や大学院で選んだ科目が情報技術(IT系)の分野で主専攻なのか副専攻なのか、またはそれ以外で査定結果が変わる事がわかりました。

専攻科目は出来るだけレベルを高くする


また、アセスメント内容は、「選択した専攻科目の内容が高度」かどうか、「選択した科目の何%がIT系と関わりがあるか」をまず評価するそうです。

それによって、情報技術を主専攻として扱うのか副専攻として扱うのかを判断するとありました。

なるべくIT系の選択科目を増やす

また、TAFE(専門学校)系の資格(専門士)では、IT系の学科が5割以下の場合は、そもそもIT系の資格として認められないとあります。
A Diploma, Advanced Diploma or Associate Degree with ICT content less than 50% are assessed as a Non-ICT qualifications.

大学(学士)の場合はIT系の選択科目を3年卒で33%、4年卒で25%、5年卒で20%ない場合はアセスメントに合格できないとあります。

A Bachelor degree must have:
33% ICT content for a 3 year course
25% ICT content for a 4 year course
20% ICT content for a 5 year course
大学院(修士・博士)の場合でも同様に基準が設けられています。
A minimum of 3 semesters or at least 1.5 years of full-time study
At least 2 semesters or 1 year of full-time equivalent ICT content
A minimum of 12 units or subjects (overseas degrees may contain less units or subjects)
50% ICT content for a 2 year Graduate Diploma or Masters qualification
33% ICT content for a 3 year Graduate Diploma or Masters qualification

出来るだけIT系の科目を取ることが必要ですね。

これを見た当時、僕は3年のIT系の専門学校から2年時編入のIT系大学に入学したのですごく不安でした。

IT系の科目は毎年選択する

IT系の科目は全学年を通して選択されている必要があり、最終学年は必ず高度でなければなりません。

The ICT content must progress through all years of the program with the final year being at an advanced level.

大学はどこでも良いわけではない

スキルアセスメントで認められる大学やTAFEはある程度信頼の置けるところでないと行けないみたいです。

具体的にはオーストラリアに認定された大学の各コースか、SoulAccordと連携している大学だそうです。

ただ、ACSも世界中の大学を把握しているわけではないのでそれ以外は独自に判断するそうです。
"Accredited degree" means a degree awarded by a university to a student who successfully completed aprogram of study in ICT, in which the program is recognised by the ACS accreditation process.
Accreditation is valid for students enrolling until the end of the year specified in the list of Accredited University Courses for each course. Unless otherwise stated, accreditation applies only to the Accredited University Courses conducted at the named campuses and locations.

オーストラリアに認定されている大学とそのコース一覧はこちらから最新版が見れます。

あとがき(まとめ)

スキルアセスメントは一部の永住権を申請するために必要ですが、その目的は自分の職務経験年数をANZSCOに換算する為です。

IT系のスキルアセスメントはおもに学位とベンダー資格が重要な部分をしめていてなるべくIT系の学科を選択する必要があります。

資格や学位は長い準備が必要なので早めに対応しておく心がけが大事ですね。

しっかり準備してオーストラリアに確実に永住できるようにがんばりましょう!

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