こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!
パースで仕事を見つけるために必要なことは?給料っていいの?
気になりますねぇ!
ボクはワーホリでパースに入国、就活→転職→永住権まで到達できました。また、シェアハウスもやっているのでいろいろな人から仕事探しの情報が得られる。
そういう意味ではパースで仕事が見つかりやすい人、見つかりにくい人の特徴が分かります。
そういうことで、今回はパースで仕事を見つけるために必要なことについて書いていきます。
パースで仕事を見つけるには
パースで仕事探しをするときに大事なことは、パースという地域を意識している必要がある。
そこの意識があまりないまま、猛烈にレジュメを配ってもいい結果は得られない。仕事探しに数は重要ですけど、効率が悪いってことです。
では、パースはどのような地域柄なのか?
- 東側と比べて人脈重視
一言で言ってしまえば「コネ」ですね!
メルボルンやシドニーなど大都市と比べてパースは開発指定地域(田舎)に指定されていることもあり、人口が少ない。210万人程度なので、群馬県くらいですね!
そういう場所でサクッと仕事を見つけてしまう人はコネを使っています。
- 友達の仕事先を紹介してもらう
- 知り合いの仕事を先を紹介してもらう
は当然のこと、
- イベントを通して知り合いを増やす
ことも欠かさずしています。知り合いが増えれば仕事が見つかるチャンスが高くなるということですね!
パースでは仕事の8割はコネ
永住権のスポンサーにもなってくれたうちの社長曰く、仕事の8割は人脈からだそう。パースでビジネスをするにはコネがそれだけ重要だということですね。
なぜこれほどまでに人脈が重要視されるのかというと、信頼できる相手を見つけるのは大変+時間がかかるからだとボクは思っています。
人脈を重視する理由
オーストラリアでは賃金が時給制がほとんど。作業で賃金が発生します。つまり仕事をした時間分、請求できるので、信頼できない相手だとどれだけ請求されるのか、また仕事の成果として妥当かどうか判断するのが難しい。それだったら知り合いのほうが・・・という結論になる。
また、移民が多く、移住目当ての人も多く住んでいるので人がとっても流動的。人の出入りがかなり頻繁にあります。
雇ってもすぐに仕事を辞めるのであれば、会社としてもオイシクない。社員教育もお金がかかるわけですから、最低6か月は働いてほしいのが実際のところ。知り合いでもない人がそれだけ続けてくれるかわからないわけです。
パースの飲食店でも、老舗のEDOSEIは知り合いからしか採用しませんし、すし屋のJAWSは最低でも6か月働ける人しか雇っていない。
そういうことからも、長く続けてくれる可能性のある、またはそれが確認しやすい「コネ」がパースでは重要なんですね。
履歴書の内容=自信の表れ
私は何でもできますよ!
この一言がパースで採用されるかどうかの微妙なラインにいる人たち勝利をもたらします。
実力よりも気持ち。資格よりもハッタリ。
パースで働きたい人の履歴書は正確じゃない。ふた回りくらい盛っています。みんな盛るから盛るしかないのも分かるんですけどね・・。
面接者もそのあたりはもう分かっていて履歴書をあまり信用していません。ただ、彼らは履歴書を重要視しています。
どういうことかというと、
- 履歴書の内容=自信の表れ
だと考えているんですね。
自分の仕事に自信がある人は、履歴書の内容もそれに比例して濃厚になっているだろうと面接者は考えています。逆に仕事に自信がない人は薄っぺらい履歴書だと思われる。
だからこそ、履歴書は盛りまくる。面接ではアグレッシブに回答する。
それができる人がパースに限らずオーストラリアで仕事を見つけられると思います。
履歴書に嘘を書け、面接は嘘を言えとは言っていません。自分が思いっきり頑張ってこなせそうなことは、あらかじめ履歴書に書き、面接の受け答えでもYESと言ったほうがいいということです。
出来ないことはできないと言う勇気も大事ですね。
これくらいで言う!
例えば、パースで実際に募集を掛けていたプログラマーの募集内容が下の通り。
- 5年のプログラム経験
- 5年のデータベースの経験
- モジュール強度や結合度を意識してプログラミング出来る
- リファクタリングを積極的に行える
- テストコードを書ける
- HTMLやCSSを基本的に理解している
- 英検3級くらい
お世話になった社長が募集していた内容ですね!
この募集は開発者がひとりの場合、16か月掛かるファイナンス系プロジェクトなわけですが結構小難しいことが書いていますよね?
募集受験を真に受けなくていいです。採用の人も応募者をふるいにかける為に盛っているから。
上のリストの中で半分くらい当てはまれば全部できると言って仕事を勝ち取りましょう!もちろん、メチャクチャ頑張ったらこなせる自信がある場合ですよ!
ブラック系企業に気を付けて
パースにも俗にいうブラック企業があります。定時で上がれない、週6日勤務・・・。
初めてパースで就職したIPVenturesというブラック会社がまさにそのタイプでめちゃくちゃ大変でした。おかげで就労ビザをゲットできましたが。
その会社ではライフワークバランスなんて言葉はありませんでしたね。
面接や履歴書を華やかにするのはいいと思いますが、仕事が欲しいあまり、「働けるなら何でもします!」というのはちょっと待ってと言いたい。
いや、その言葉を使うときにはそれなりの覚悟が必要。あまりにも相手のいうことすべてに「Yes」と言い続けると相手からは「都合のいい労働者」だと思われ酷使されるので注意してくださいね。
まさに、実体験ですね!
いかがでしたでしょうか。今回はパースで仕事を見つける際に必要なポイントについて書いていきました。この記事をしっかり読んで仕事探しに役立ててもらえれば嬉しいです。
オーストラリアに移住したいと思うすべての人に幸運を。
ありがとうございました。
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