オーストラリア市民権(Citizenship)を取得するべき7つの理由。日本のパスポートを捨てるメリットはあるのか。


オーストラリアで永住権を取ってしまえば市民権なんて必要ない。なんてことを考える方もいるようですが、ボクたちが考えている以上にAustralian Citizenshipがもたらすメリットはあります。

ボクも永住権も市民権も同じでしょ?と思っていたひとり。オーストラリアの市民権がいかに大事なのか。

永住権を持つ方すべての人が一度は考えるべきかもしれません。

今回は、このオーストラリア市民権を取るべき理由について説明していきます。

それでは今日もアツく語り合いましょう!
  • 永住権とオーストラリア市民権のおおきな違い
    - 移民法改正の影響を受け続ける
  • オーストラリア市民権を取得するべき7つのメリット
    - 移民法改正の影響を受けない
    - ビザの更新が必要ない
    - オーストラリア国外に移住もできる
    - セキュリティが求められる仕事ができる
    - 裁判に参加できる(陪審員制度)
    - 政治家になれる
    - 政治に参加できる
  • 移住へのアドバイス

永住権とオーストラリア市民権のおおきな違い

市民権とはつまりオーストラリアのパスポートを持つことを意味します。たとえ日本で生まれても市民権を取ると日系オーストラリア人となり日本人ではなくなるわけです。

対して、オーストラリアでは永住権や永住ビザの事をPR(Permanent Resident)と呼んでいます。日本語では「永遠に定住」と言い換えることができます。その名の通りオーストラリアに原則ずっと住むことができるビザです。

永住権ではオーストラリアのパスポートを持つことはできません。ただオーストラリアに永遠に住む権利が与えられたにすぎません。

つまり永住ビザとは超長期滞在ビザと考えれば分かりやすく、永住権を持っているかたはあくまで外国人なのです。

移民法改正の影響を受け続ける


この市民権と永住権の違いはパスポートが変わるだけでなく様々なおおきな違いがあります。一番大きな違いは、永住権では移民法改正の影響を受け続けることです。

この先、何百回もある移民法改正に永住者にたいする受験が変わったら?

ボクはオーストラリアで永住するまでにたくさんの法改正の影響を受けてきました。その経験から言って将来的に永住者に対する移民法は多少なりとも変わると想定しています。

さて、日本のパスポートを持ち続けることと、オーストラリアの生活上のメリットを考えて市民権を目指す必要はあるのか?

メリットをしって見るとその判断は市民権がもたらす恩恵を知っていくと答えがでてくると思うのです。

オーストラリア市民権を取得するべき7つのメリット

移民法改正の影響を受けない


今後の移民法改定で永住者への待遇がわるくなる可能性があります。メディケアや手当などがカットされる可能性もありますが、市民権を持っている方には影響はでません。

また、5年毎に更新するRRV(Resident Return Visa)の更新条件が厳しくなる可能性もあります。年齢制限、英語試験の導入、申請費用が上がるなど。


もし移民法が悪い方向に変わった場合に、オーストラリア市民権を持っていないと次のビザが更新できなくなるかもしれません。

市民権を持っていればそういった不安から開放されます。

ビザの更新が必要ない

永住権といえどビザの更新が必要です。5年ごとにRRV(Resident Return Visa)を申請しなければなりません。

レジデントリターンビザにも申請条件があります。移民法改正の影響を受けて申請のハードルが上る可能性は大アリでしょう。

また、申請のたびに申請費用を請求されます。

オーストラリア市民権を持っていると、RRVの申請が必要ありません。

オーストラリア国外に移住もできる

オーストラリアに移住したいから永住権を取ったのになんで海外に移住するんだ?と疑問に思うかもしれませんが、たとえば両親の介護などで日本に数年戻っているケースはよくある話。

前の説明で永住権でもRRVを申請すると説明しました。そのときに最低2年間はオーストラリアに住んでいないとビザが却下される可能性があります。

市民権を持ってしまえば好きな国に好きな期間、好きなだけ住めるのです。

将来、もし日本に数年帰る予定があるなら市民権の取得を考えておいたほうがよいでしょう。

セキュリティが求められる仕事ができる

オーストラリアの安全保障に関わる仕事に就くことができます。例えば軍隊への参加、軍事関連企業での就職、警察など、セキュリティがかなり高く求められる仕事につく権利が与えられます。
また、州政府が管轄する行政に関わるお仕事にもCitizenshipが必要です。

裁判に参加できる(陪審員制度)

日本でも一般人が裁判の陪審員になる事があるように、オーストラリアも同じ制度があります。
市民権を持てば陪審員として裁判に参加でき、よりオーストラリアとのつながりも深くなるでしょう。

政治家になれる

国会議員になれる資格が与えられます。オーストラリア連邦政府、州政府の仕事につくことができ、自分の能力次第では首相になることも可能。

政治家として能力を存分に発揮したい方は市民権を取るべきです。そしてビザの申請条件を易しくしてください。笑

政治に参加できる

オーストラリア市民権を持つことに選挙のときに投票できる権利が与えられます。自分の意見を一票として伝えられる。

オーストラリアとの一体感を感じられるかもしれません。

ちなみにオーストラリアでは選挙の投票が義務です。投票をしなければ罰金の対象になるため国民の9割以上が投票しています。この選挙の義務化は世界でも12カ国しか実施していません。

まさにオーストラリアと市民との関係(Citizenship)が築けるのです。

移住へのアドバイス

いかがでしたでしょうか。意外とぼんやりとしていた「永住権 VS 市民権」。メリットがわかりやすくなったと思います。もしも日本に戻るつもりが無く今後はオーストラリアに永遠に住む。そういった事が確かであれば市民権を取得するのも一つの手段だと思います。

ただ、日本はパスポートの2重保持を認めていませんからオーストラリアの市民権を取得するということは日本のパスポートを破棄するという事を意味します。

読者の皆さんは「日本人」から「日系」になる勇気はありますか?自分の将来設計とこの7つのメリットを睨めっこしながら考えてみてください。

永住したいと思うすべての人に幸運を。

外部参考: Is Permanent Residency In Canada Or Australia As Good As Citizenship?

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