パース、治安が良いエリアとそうでないエリアを知る!

こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!

パースで治安の良い場所は?悪い場所は?

これからパースに滞在予定であればセキュリティ面は何かと気になりますね。

結論から言うと、パースは比較的安全です。犯罪件数の平均は日本より高めですが、地域地域でみると日本の平均より良いところもある。

また、治安が悪いと言われている場所を調べてみると実際は治安が良かったりも。

そこで今回は実際のところパースのどの場所が安全でどの場所は避けたほうがいいのかについて調べたのでシェアします。

パースで地域ごとの治安を確認!

出典元:Perth Crime Map

上の図はパースのSuburb(地域)ごと犯罪率を色分けしたものです。色が赤いほど治安が悪く、色が薄いほど治安が良い(安全)事を示しています。

Perth Crime Mapで無料で確認できるので調べてみてくださいね。

この図を見ると治安の悪いエリアはまとまっていて、さらに周辺のエリアも悪影響を受けていることが分かります。

では、これから、この地図と提供されているデータを元に治安が良いエリアとそうでないエリアをまとめていきます。

パースで治安が最も悪いエリア

治安が良いか悪いかは、人口100人当たり何件の犯罪があったのかで表しています。例えば、犯罪件数が6.8と説明すれば人口100人に対して1年間に6.8回の犯罪がある意味です。

さて、話を元に戻してパースの治安が悪いワースト11は

  • Midvale (15.9)
  • Burswood (15.2)
  • Perth City (14.4)
  • Midland (14.2)
  • Mandurah (12.9)
  • Wellard (10.7)
  • Fremantle (9.5)
  • Armadale (9.5)
  • Osborne Park (8.5)
  • Belmont (8.0)
  • Cannington (7.7)

上から順に治安が悪い地域になっています。パースに住んでいると時々耳にするようにパース駅周辺、ミッドランド、フリーマントル、アーマデール、ベルモント、オズボーン・パーク、カニングトンとその周辺の地域に住む場合は注意が必要です。

治安が悪いエリアに住むのは危険か?

「治安が悪い」から住めない!というのはちょっと判断が早すぎる。犯罪件数に含まれている内容は

  • 落書き (Graffiti)
  • 車の窃盗 (Car Theft)
  • 不法侵入 (Burglary)
  • 暴力 (Assault)
  • 強盗 (Robbery)

などさまざま。窃盗が高いからと言ってその地域に住むのを諦めるのはもったいないですね。

シェアハウスに住むことを前提として説明しますが、住む前にチェックしたい内容は暴力 (Assault)の犯罪件数

というのも、シェアハウスに住むので家に誰かがいる確率は高い。人の出入りが激しい家は不法侵入、車の窃盗、強盗など起きにくい環境でもあるからだと考えられるからです。

また、一般的にお酒場 (Bar)の近辺では暴行事件も発生しやすくなる傾向がある。住む場所の近くにお酒場やクラブがあるかどうかも気に掛けたいですね。

ノースブリッジでは暴行件数が多い

出典元:Perth Crime Map

NorthBridge(53.8)がまさにそんな場所。お酒場やクラブがたくさんあるのでノースブリッジで発生する犯罪件数のうち暴行が9割を占めています。

犯罪件数は驚異の100人当たり53.8回!日本で一番治安が悪い地域の5倍悪いです。住みたくないですね・・

治安が悪い=便利な地域

一般的な話ですが、治安が少し悪いエリアにはメリットもあります。例えば

  • 交通のアクセスが良い
  • 家賃が安い
  • スーパーが近い

少しだけ治安が悪いくらいであれば、交通の便、スーパーへの買い出しのし易さを優先したほうが効率的という見方もあると思います。

例えば、シティ。パース駅周辺の治安はワースト10に入っていますが、パース駅の近くに住んでしまえば交通費もかかりませんしシティまでのアクセスは徒歩圏内。便利ですよね。

個人の考えと安全を天秤にかけてどこまで治安を犠牲にして快適さを手に入れるか考えましょう。

パースの半分の地域は治安が良い

治安が良いと言うからには、少なくても日本と同じ感覚の安全度が必要。そこで日本の市区町村と比較してみます。

日本で一番治安が悪い市区町村は「大阪市中央区」です。人口100人当たりの犯罪件数は10.7でした。

パースの地域に置き換えてみるとフリーマントルやアーマデールと同じ!大阪市中央区に住んでいる人はアーマデールに住んでも安全度的には同じように感じるはず。

また、パースの平均犯罪件数は3.4で日本に置き換えると渋谷(3.5)と同じくらい。

平均件数の時点で日本の地域と比較できるということは、パースの平均より犯罪発生件数が少ないおおよそ半分のエリアは日本に住んでいるのと同じ安心感で住めることを意味する。

実際は治安の良いサバーブ

パースに住んでいると周りのホリデーメーカー(ワーホリ)や在住者から住まないほうが良いサバーブを教えてくれることもある。本当にそうなのか?

例えば、

  • ソーンリー (Thornlie:3.3)
  • モーリー (Moley:3.4)
  • ノラマーラ (Nollamara:5.4)

を見ていくと、ソーンリーの治安はパースの平均以上に良いことがわかります。日本に置き換えると鳥取県の日吉津村くらい安全。

しかもソーンリーは学校へのアクセスやシティへのアクセスがとてもいいので学生さんにとっては人気の場所でもあります。

モーリーの治安もパースの平均と同じなので日本に住んでいるのと同じ感覚だと言えるでしょう。

ノラマーラの治安は・・、人口100人当たり5.4件なので大阪市浪速区くらい危険です・・。

周辺の治安に影響されやすいサバーブ

治安の悪いサバーブに横並びになっているサバーブは多少なりとも悪い影響を受けます。

例えば、ソーンリーの南東エリアの治安はマディングトンやゴスネルズに面しているのでソーンリーの犯罪件数を押し上げていると思われます。住宅検索サイトのRealestate.com.auDomain.com.auで確認すればわかりますが南東エリアと北西エリアで家の値段が全然違います。

また、Myschoolで学校のICSEA(Index of Community Socio-Educational Advantage)を見てみると、南東エリアのThonlie Primary Schoolが930に対して、Forest Crescent Primary Schoolは1018と大きな差をつけています。(オーストラリアの平均は1000)

つまり、ソーンリーでも北側と西側エリアは治安がかなり良いということ!

おススメできる安全なサバーブ

このサバーブが安全!と一覧にするととても長い記事になってしまうので安全な地域かどうか判断できる確認ポイントを説明することにします。

まずはPerth Crime Mapでサバーブの詳細を確認します!

  • ピンク色のサバーブを選ぶ。
  • 赤黒いサバーブは避ける
  • 赤いサバーブで犯罪件数の大半が暴行 (Assasut)は×
  • 赤色のサバーブ内でピンク(安全)側寄りに住む

で選んでいくといいと思います。

いかがでしたでしょうか。今回はパースの治安について治安が良いサバーブの知り方や探し方、治安が悪いエリアかどうか判断できる材料をシェアしました。

この記事がこれからパースでシェアハウスに住む人に参考になれば幸いです。

オーストラリアに住みたいと思うすべての人に幸運を。

ありがとうございました。

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