タスマニア移住に参考になる生活やビザのこと【まずは数ヶ月移住がベスト】

こんにちは、うめ太郎です!

オーストラリアのタスマニアは移住の穴場になっています。

ココ最近、タスマニア移住が注目されるようになってきました。今年に予定されている法改正の影響で移住希望者があつまる予測から住宅を買う方が増えているくらい期待されています。

タスマニアはあるいみ純粋なオーストラリアを味わえる州とも言えます。

今回はタスマニアに移住を考えている人にとって魅力が伝わる形でビザの情報まで含めながら考えてきます。

それでは今日もアツく語り合いましょう。

タスマニアは田舎の島

タスマニアはオーストラリア、南東に位置している島で、大きさは北海道と同じくらいです。オーストラリアの州の中でノーザンテリトリー州の次に田舎です。

首都のホバートは州で一番の観光名所です。生活するに不便は感じませんが娯楽施設がほとんどないのでインドア派は退屈するかもしれません。

その反面、アウトドアな方であれば一番自然が感じられる州なのがタスマニア。自然好きな方はタスマニアの生活が合うでしょう。

季節に四季はありますが非常に短く、冬の期間は8カ月間も。春、夏、秋の期間は4ヶ月で過ぎ去っていくので四季を感じる時期少ないと思います。

州全域が島なので陸地で続いていない分、独自の文化や伝統が保存されやすく、また自然破壊も少なめです。同じことが人に対しても言えて、タスマニアに住んでいる人はオーストラリア本土とちょっと違う雰囲気のオージーです。

タスマニア人と呼ぶほうがふさわしいかもしれません。

タスマニアの犯罪率は人口の5%。日本の平均は2%程度なので2.5倍ほど高いですね。

生活レベルはやや低め

まず医療に関して言えば、日本語が通じる場所はありません。ただ通訳をつけることは出来ます。シドニーやパースなどの中規模以上の都市になってくると日本語対応している病院もあるので比較するとちょっと不便ですが、そもそも海外移住していることを考えると日本語が使えないのが当たり前とも言えます。

タスマニアの家賃は他の州と比べると2割位低めです。ワンルームを借りると1カ月600ドルくらいになります。

食生活は自炊がキホン。レストランに行くとメインディッシュで30ドルくらい取られるので高いです。テイクアウトでも10ドル~15ドルもしますね。

このあたりはタスマニアが島なので輸送の問題もあるのだと思います。

インターネットの速度はそれほど早くありません。これはタスマニアの通信機器が少々古く高速通信にそれほど対応していないからだそうです。

と言っても日本と普通にSkypeやLine電話できます。ただ画像が少し汚いだけ。これなら我慢できますね。

タスマニアは移住しやすい

タスマニアは州全域が田舎(地方エリア)に指定されている為、ビザで優遇がされています。他の州と比べると取りやすいんですね。

今年の法改正が地方移住を推進する内容になっていることもあり、土地の値段が一気に上がりました。

土地が上がれば移住しやすいのか?と思うかもしれませんが、ビジネスに鼻を効く方が人が集まりそうな地域の土地を先行して買います。つまりタスマニアが移住に有望な土地だという証拠なのですね。

人があつまることが予想されているアツい州とも言えます。

タスマニア移住に必要なビザ

これからタスマニアに移住を考えている方におすすめしたい移住の方法は、州政府からのスポンサーありきで申請するビザです。

ポイント制の永住権であるS190やテンポラリー滞在のS489ビザが一番マッチングしているでしょう。

タスマニア州は自分たちが用意した独自の職業リストがあり、内容を見ていくとファームでの飼育、シェフや料理人でもビザが狙えるので高学歴や職歴が必要ないんですね。

ゼロからの移住を考えている方にとってタスマニアはもってこいの場所じゃありませんかね?

その他にもタスマニア州にある会社にフルタイムとして就職することで申請できるビザもあり、2年〜4年の就労ビザが移住に狙えると思います。

仕事を見つけるのが大変

そんな移住に有望なタスマニアでも移住するのにはそれなりの覚悟が必要です。

最大の難関は仕事を見つけられるかどうか。タスマニアの人口は50万人程度でそれほど大きくありません。

ココ最近の不景気で失業率も州の中で比較的高くなっています。パートタイムジョブならまだ簡単に見つけられますが、それだとビザに繋がりません。

数年の移住を考えるとフルタイムの仕事が必要で、ビザの問題もあります。

就職活動は長期戦になります

2019年の雇用統計情報では、タスマニアでフルタイムの仕事を求めて見つけるまでになんと71週もかかっています

仕事を見つけるまでに1年半も掛かるってやばくないですかね。

景気が悪くなる前の2014年でも48週とほぼ1年近く掛かっているのでこの数年で仕事を見つけるのはかなり難しくなりましたね。

ただ、仕事さえ見つかれば移住はできます。問題はそれまでのお金をどうするのか。しっかりとした移住計画とそれに見合う当面の間の貯金は必要ですね。

海外移住に大変さはつきものですね。

関連記事:オーストラリアに移住すると決めたら「大変さ」は覚悟しよう。

まずは数ヶ月移住すること

いきなりタスマニアに移住するのはジョブオファーがない限りやめたほうが良いです。

移住にはふさわしいビザが自分の職歴でとれるのか、または仕事自体を見つけられるのかの「感触」が必要です。

そのためにまずは2、3カ月の短期移住で肌感覚をつけたほうがいいと思います。

その期間中に「これは移住できそう(ビザが狙えそう)」だと思えたなら本格的に移住を開始する。無理そうなら別の州に移動するといった柔軟なプランを持っていると上手にリスクヘッジを効かせやすいと思います。

もしくは、そもそも別の州に移住しながらネットでタスマニアの仕事を見つけることも可能。

いきなりタスマニアに移住せずに、そこでの生活の基盤に目処がつきそうであれば生活の拠点を変えるほうがいいと思います。

ありがとうございました。

次のページ > 田舎に住むメリット。人口の少ない地方には魅力がいっぱい

次のページ > 永住へ取りやすいビザRSMSとは?条件や廃止についても

ADVERTISEMENT