オーストラリアの移民受け上限と2019年の数

もしもビザ発給を無限に発行し続けるとどうなるでしょうか?オーストラリアは人口の4割以上が移民です。パースなど都市によってはオーストラリア人のほうが少数派になる地域も。

オーストラリアは移民の受け入れ数(ビザ発行数)に対して上限を設けて管理しています。上限は7月の会計年度の切り替わりで見直されています。

受け入れ数はMigration program planning(移民受け入れ計画)と呼ばれていて、いわゆる永住権ビザが対象になっています。

今回はこの移民受け入れの上限がボクたち移民希望者にどのように影響ができるのかについて考えていきたいと思います。

受け入れ上限を超えると

2019年の移民受け入れ人数は16万人と発表がありました。ビザ発行の数が上限を超えるとその時点で今年度の発行がされなくなります。

この上限はカテゴリー別に細かく設定されています。

最近の移民局の動き

移民局は移民受け入れ上限を19万から16万に落としました。移民を3万人減らすことを公言したわけですが、実は去年度(2017年7月~2018年6月末)に受け入れた移民数は16万3千人なので実質は3千人減らす形に。

去年度と同じレベルの移民数が受け入れられることになります。ただ長期的には移民数の実質受入数は減っていくとボクは予想しています。

長期的には移民受け入れは減っていく

最近は移民が多くなりすぎて人口が爆発的に増えた結果、都市部では生活がしにくい環境になっています。オーストラリア連邦政府はその解決策として田舎に移民を受け入れたい方針を表明していて、実際田舎に住みたい移民はどれくらいいるか?というと当然すくないわけです。

したがって、田舎に住みたい移民希望者が減ることで実質的に受け入れる移民の数も減り、計画的な移民受け入れ数もそれに合わせて減らすという流れになることが予想されます。

2019年の受け入れ上限数

移民受け入れを16万人といいましたが、実際の内容を見ていきたいと思います。

技術系移民

いわゆるお仕事系のビザでオーストラリアに滞在しているか。ポイント制の永住権や、雇用主指名の永住権(S186)、地方向け雇用主指名の永住権(187)などのことです。

この技術系移民の数は移民総数の中で一番大きな部類です。
108,682人が受け入れ上限として設定されています。

受け入れ上限の6割が技術系移民のために用意されています。

家族系移民

配偶者や親の移民のことを指しています。家族系移民ではパートナービザの受入数が多く、1年間に39,799人が受け入れ予定となっています。

次に多いのは親族です。親を引き寄せるためのペアレントビザが一般的ですね。

家族系移民は47,732人が受け入れ上限になっています。

3割り程度が家族系ビザの受け入れ上限になっています。

特別枠

オーストラリア永住権を持っている人が長く国外で過ごしてしまうと永住権の更新が不可能になってしまいます。

このカテゴリは主にそういった人たちを救済するための受け入れ上限数のようです。


上限は236人ととっても少ないですね。

その他

それ以外にも子供だけの移民についても一応上限が設定されていますが、公式には上限がないことになっています。
このタイプは子供を養子などを通して子供を移民させたりするケースのことを指していると思われます。

3,350人が上限として設けられています。

移住についてのアドバイス

受け入れ上限が長期的には減少傾向になるとおもわれます。

受け入れ上限を超える数のビザはその会計年度で発行されないので、傾向としてはビザの申請期間は長くなるかもしれません。

永住権の申請は新しく会計年度が始まってなるべく早くにしたほうがよいでしょう。

オーストラリアに永住したいと思うすべての人に幸運を。

おーすとらりあ移民局(@o_sutoraria)
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