ワーホリで同じ会社で6ヶ月働きたい!今の会社を辞めたくない!
落ち着いてください。ワーキングホリデービザで、6ヶ月以上働ける方法、見つけちゃいました。
別の支店に移動すれば6ヶ月制限がリセットされる
同じ会社でも6ヶ月後に、別の支店に移動すれば6ヶ月を超えて同じ会社で働くことが出来ます。同じ雇用主の下で6ヶ月しか働けないのは、「同じ会社で、同じ場所」なんですね。なので場所さえ変えてしまえば全く問題ありません。
支店を変えた場合、その日から再び6ヶ月間のカウントが始まります。
例えば、日本食レストランの西オーストラリア、パース支店で6ヶ月働き、その後はダーウィン支店で次の6ヶ月を働く場合は、合計で同じ会社で1年間働くことが出来ます。
別の場所であればいいので、たった一駅離れている支店でも問題ありません。
セカンドが取れる職種は6ヶ月の制限がない
セカンドワーキングホリデービザを取得するためには農業やフルーツの収穫、動物の世話等特定の仕事を3ヶ月間しなければなりません。このセカンドビザを取るために必要なお仕事については、6ヶ月制限がないので1年間同じ雇用主の下、同じ場所で働き続けることが出来ます。
どんな仕事なのかと言うと、
- 動物の世話をするお仕事観光用に使われる動物の世話は含まれません。
- フルーツや果物の収穫
- ワイン用の果物の収穫
- 農作物や農産物のケア
- 植物を育てるお仕事
- 動物の体から生成されるよう物を汲み取る(ミルク等)
- 食用の動物を狩る、お肉を作る。羊の毛を切る。
- 工場で原料から何かを作る仕事
動物が好きで、オーストラリアの滞在1年間、ずっと動物と関わっていたい人は動物の世話をし続けることが出来ます。
ただ、せっかくワーホリでオーストラリアを知りに来たのですから、もう少し観光地で働いていたいと思う人も居るかも知れません。
オーストラリア北部では6ヶ月の制限が大幅にゆるくなる
北部エリアでは人手不足が慢性化しているので同じ雇用主の下働ける6ヶ月制限が大幅に緩和されています。観光や、ホテルの業務、カフェやレストランなど僕たちが好みそうな、お仕事が沢山あるので、北部はまさにワーホリにとって夢の国です。
具体的には、下の業種に係るお仕事の場合は最長で12ヶ月働くことが出来ます!
観光と接客系の仕事
- 観光と直接関わる仕事
例えばガイド、アウトドア・アドベンチャーの提供、観光客の案内や移動の提供 - 接客やホテル、宿泊施設のお仕事
- レストラン、カフェ、Bar、カジノに関わるお仕事
- ギャラリーやミュージアムの管理するお仕事
- 大きな会議(カンファレンス)やイベントを提供するお仕事
観光や接客関係のお仕事の場合は、ANZSCOコード呼ばれるオーストラリア政府が作成した職業リストに存在してる業種でなければありませんが、そのあたりは気になるようであればお仕事先で聞いてみると良いかも知れません。
その際は、「ワーキングホリデービザですが、1年働けますか?」この質問だけで大丈夫です。
地域支援に関する仕事
オーストラリアの北部地域は人口が少ないので、とにかく人手が足りない。老人が老人を介護するという事もあるでしょう。
英語環境にどっぷり浸かりたい方はあえて老人介護や障害者の介護を選ぶのも良いかも知れません。
- 老人介護
- 障害者の介護
海に関わる仕事
- 漁業やそれに関わる編みを張ったりする
- 真珠を採る(準備に関係する作業も含まれます)
木に関わる仕事
- 伐採
- 伐採する前提で苗木を植林する
- 伐採された森や人口栽培で育った木を切る
- 伐採された木を輸送する
建築やインフラ系
- 住宅の建築
- 施設の建築
- 重機を使う大掛かりな建設
- 土地開発とその準備に関わる仕事
- ビルの建設・建築、それに関わる仕事
鉱山系
- 鉱山採掘の仕事
- 化石燃料の採掘
- オイル・ガスの採掘
- メタルの採掘
- 鉱石の採掘
- 揮発性のある鉱石の採掘
- 採掘を助けるような、補助的な仕事
北部エリアはどこ?図で説明
Tropic Of Capricornという文字が真ん中、良い左にあり、破線が引かれています。北部エリアはオーストラリアの地図にあるこの破線より上側のエリアになります。
![]() |
南回帰線(Tropic Of Capricorn) |
この破線は南回帰線と呼ばれていますが、とりあえず破線の大体の位置だけ覚えればいいです。
この西オーストラリア州とクイーンズランド州は、この南回帰線より上側のエリアです。
ノーザンテリトリー州に関しては、あまりにも人手がいないのか、全ての地域が対象になっています。
特別な申請をすれば、6ヶ月を超えて同じ雇用主、同じ場所で働ける!
Request Permission To Workという申請をすれば、どの地域でもどの職種でも同じ雇用主、同じ場所で働くことが出来ます。僕がワーキングホリデーから就労ビザに切り替える際にブリッジングAが降りました。そのブリッジングビザ期間中に同じ場所で働けるようにこのRequest permission to Workをしました。
申請自体はものの数日で結果がわかります。
関連記事:同じ職場で6ヶ月を超えて働く方法
同じ場所で6ヶ月同じ仕事をするな。
同じ会社でも別の役職や立場、場所が変われば6ヶ月以上働けます。一見すると、え?これはマズイんじゃないの?っていう例でも問題がなかったり。
例えば、次の例です。
エージェントを経由して同じ会社を紹介してもらう。毎回別の場所や仕事の内容が変わる場合。
逆に、エージェントが変わっても場所や仕事の内容が同じであれば6ヶ月以上の労働はNGとなります。
さらに、例をあげてみます!
- 同じ会社で2つのホテルで6ヶ月、6ヶ月働く
- フランチャイズ店で6ヶ月後に別の支店で働く
- 州やテリトリー州の学校で別々の住所で6ヶ月、6ヶ月の合計1年働く
- ABNが別々の子会社で働く場合
- 起業した場合で別の別々のサービスを提供する場合
6ヶ月の計算方法についても曖昧なのでここでハッキリとさせると、6ヶ月は初めて働いた日から6カレンダー月の同じ日の前日になります。時間や日数では計算しないので注意してください。
また、セカンドワーキングホリデーに切り替わった時やブリッジングビザを申請した場合は6ヶ月がリセットされるのでまた同じ雇用主の元に同じ役職、場所で6ヶ月働くことが出来ます。
0 コメント