オーストラリアでは給料が上がることをペイライズといいます!千ドル単位でで上がるんですよね。
こんにちは、うめ太郎です!
先の金曜日に社長夫人から呼び出され、なぜか突然にペイライズ(賃金上げ)をして頂けることに。
しかもその額、$4,000ドル。年収が一気に4,000ドル上がりました!さらにその3ヶ月後にはまた4千ドルもあがることに。
オーストラリアの賃上げはすごい
オーストラリアって給料が上がる時の「金額」が凄まじい。日本だと年間で数万円上がるのが現実だと思います。
実際、私が日本で暮らしている時は毎年給料が上がりましたが、月収で数千円程度。
年間でも3万円弱でした。それに比べて1年で$8,000ドルも上がるなんて夢のよう。日本と比べて25倍の給料上昇です。
ただ、なんでそんなに給料がべらぼうに上がるのか。また給料が上がるために必要なテクニックはあるのか?
そんなことを考えていくうちに何となく給料が上がる理由やわかってきました。
良い部下であることは必須
言ってしまえば、YESマンになること。会社の社長にとって「はい!」と一言言える良い犬になることは大事です。
たとえ、上司が間違っていたとしても、おかしいと思ったとしても、文句を言わずにやり遂げる。
そうして社長との信頼関係が出来上がるからなんですね。
何事も信頼関係があればスムーズに事を運べます。
無茶な事を言うのが社長
社長はビジネスを走らせているのでいつも無茶なことを社員に要求してきます。
日本でもオーストラリアでも仕事って理不尽な事をやり遂げることなのだと思います。
Noと言わずに何らかの形でやり遂げる。これが出来る人が社長に気に入られ、必要な存在だと思ってもらえる秘訣だったと思います。
そして、社長にとって長く居てほしい存在になる。だからこそ給料が上がるんですね。
給料を上げるかどうかの判断は2つ
会社は従業員に給料を上げるかどうか考えることは2つあるのではと思います。
- 会社への重要度
- 辞める可能性
会社にとって重要かどうかとうのは、その人が業務上どれくらい欠かすことが出来ない人なのか。
例えば、その人しか任せられない仕事があればそれだけで、重要度が高いことになる。
言ってしまえば、「足止め」として毎年給料を上げてくれます。
実際、そういう手を使って給料を上げているのが今の会社の上司ですね。
その人は、給料が上がらないと、意味深な休みをとったりします。転職活動でもしているのか?みたいな行動を取るんです。
そのたびに会社は給料を上げているんですね。
会社を長く続けることも大事
長く会社で働くことで、大事な案件も任されてきます。そうすると会社に取っての重要度も上がるわけです。
そういう意味で長く働くということはそれだけで給料が上がりやすい要素があるのだと思います。
同じように、自分は会社に満足しているという反応をするのも大事。
なるべく自分が会社の中で大事な存在感を出し、その上「辞めるつもりがない」事をアピールすることで会社としても安心して賃上げ(投資)したいと思うわけですね。
出来るだけ、今の会社で満足しているアピールをしてください。
正直でいる事
正直は一生の宝
人間ってそうそう騙せるものじゃない。相手の表情やいつもと違う雰囲気で察して何か隠しているとかんたんに気づきます。
特に、家の会社の場合、社長夫人は心理学者で修士の学位を持っています。個人の仕事も心理学をしており、シドニーのある心理学の組織のメンバーにも成っています。
そんなわけか、嘘が通じないわけです。
正直でいること。
それがうちの会社にとって信頼を作り、この人なら長く居てくれると心から信じてもらえるのです。
たとえ、会社に心理学者がいなくとも、嘘、だましというのは何かちょっとしたタイミングでバレてしまう。そうなると上がる給料も上がりません。信頼関係が築けませんからね。
正直でいることは何よりも大事だと思います。
言いにくいことも時には言う
言葉にし難い事でも、自分の考えはある程度ハッキリ言うべき。
自分という存在がないと思われるだけでなく、仕事ができないと思われることもあります。
ただ、記事の初めに書いたように、YESマンになる事も大事です。
どうしても言わなければ後で問題が起きることなどをは言いにくいことでも言ったほうが良いです。
日本人、外国人に掛からわず言いにくいことは誰でも言いにくいものです。だからこそ嘘をつくのではなく言い方を考えて言うことは大事ですね。
景気の良い国は給料が上がりやすい
今回は、給料が1年で$8,000ドルも上がったその理由について考えていきました。
日本と比較できないくらいの差がありますね・・。
ただ、だからといってオーストラリアがすごいというわけではありません。実際、オーストラリアの景気が良い事が一番の理由かもと思ったりしています。
日本もバブルの時代は給料が何十万単位で上がったと聞きます。
そう考えると、景気の差というのはあると思うんですね。いくら会社に取って必要な存在で100%の信頼関係があるとしても会社のビジネスが上手くいかない社会的な要因があるとあげられないのだと思います。
そういう意味で、景気のいい国に移住するのは給料が上がりいい生活ができるキホンなのかもしれません。
オーストラリアはそういう考えでも移住に適した国だと思います。
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