オーストラリア人の7割は移民を求めていない。2019年の総選挙にも影響

オーストラリア人の10人中7人は移民に反対している事が世論調査でわかりました。
2019年の総選挙で反移民を支持する政治家が増えそうです。

この結果は2019年5月18日から11月2日までに行われる総選挙に向けてのマニフェスト作りに大きく影響する事件ですね。

ビザの申請はなるべく早く計画して進めることをオススメします!

なぜなら、2016年の西オーストラリア州の選挙の時に反移民を掲げた労働党が勝利した結果、RSMS(永住権)からパースが削除される事になったからです。

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では、早速今回の世論調査の詳細を一緒に見てみましょう!

移民のせいで住宅価格の上昇と大都市の人混み、交通渋滞が発生!

オーストラリア・ナショナル・大学が「移民によるオーストラリア人口の拡大に賛成」かどうかの質問を2000人以上に聞き取り調査をしました。

結果は前回の聞き取り調査と比べて移民に対してネガティブな意見が大半ということがわかったのです。

オーストラリア人の30.4%が「人口をもっと増やす必要がある」と考えていて、残りの69.9%は移民による人口増を嫌っていいると回答しました。

この人達がなぜ移民による人口増を嫌っているのかと言うと、住宅価格の上昇が一番にあります。シドニーなどの大都市では平均住宅価格が1億です。誰も買えませんね。

それ以外のメジャーな意見は、「人混み」、「交通渋滞」、そして仕事が移民に奪われているという危機感です。

政府閣僚のサイモン・バーミンハムによるとスコット・マリソン首相は北部テリトリー州の様な小さい州に人口流入が起きるように政策をすると名言しています。

つまり、移民政策だけでなく人口政策を地方中心に変えていくと予想できますね。

政府はそうすることで、地方の道路やエネルギー、通信などのインフラを強化することが出来き、大都市で問題になっている事が解消出来ると考えています。
更に、地方の経済やコミュニティーが強化されて中・長期的に発展していくことが期待されています。

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移民反対は9年間に約1.6倍に増えた。

2010年の同じ調査では45.8%のオーストラリア人が移民による人口増を支持していました。

おおよそ9年間に1.6倍増えたことになります。

ただ、面白いことに移民反対派の人たちを「男女別」と「年齢層別」で見てみると年齢層が高いほど、そして男性より女性のほうが移民に反対している人が増えている事がわかります。

男女間では男性の方が移民受け入れを支持しており、女性は男性と比べて移民受け入れ反対している人が15%も多いです。

年齢層では25歳から34歳のオーストラリア人の中ではまだ42.2%の方が移民は必要だと移民支持派で9年前とほとんど変わっていないことがわかります。

また、学歴が高く、自分たちも外国からオーストラリアに移民したオーストラリア人たちは大多数が移民による人口増を支持しています。

2019年の総選挙の影響は結構ありそう

選挙の投票率は年齢層が高くなるほど、良い傾向があります。つまり、オーストラリア人の年配層、特に女性は移民を受け入れたくないと考えている人が多いので、移民政策に反対している政治政党に投票する可能性が高くなるわけです。

そこで政党の支持者がどの程度移民に賛成しているのかと言うと

  • 緑の党を支持している人の殆どは移民政策に賛成しています。
  • 与党である連合をサポートしている人たちの大多数は移民に反対しています。
  • そして、最大野党である労働党の支持者の半分は移民に賛成しており、その半分は移民に反対している。

緑の党は議席が1しか無いので、与党である連合と最大野党の労働党だけを考えます。
そうすると、その2つの支持者層は移民に反対しているので、どの政党が勝ったとしても移民政策を反対する政策を取りそうなわけです。

ぜひ、議席1の緑の党が政権を握っておほしいと切実に思います。

おーすとらりあ移民局(@o_sutoraria)

参考記事:Seven in 10 Aussies don’t want more migrants, ANU survey reveals



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