【法改正】ほぼ全てのビザ申請に「オーストラリア価値観」への同意が必須に

オーストラリアの法改正があります。Value Statementのアップデートとその同意が必須に。

どうも、うめ太郎です。

オーストラリアが国の形として大事にしているの価値観(Value Stetement)があります。最近、オーストラリア政府はこの価値観についてアップデートしました。

また、ほぼ全てのビザ申請でこの価値観への同意が求められます。

変更の内容は「英語」

まず、オーストラリアの価値観とはなにか?詳しくは「オーストラリアの価値観」で紹介していますが、ここオーストラリアの国に住む人として尊重し、肝に銘じて生活しなければならない考えの事を指しています。

日本であれば、協調性とか「和」を大事にしていますね。

オーストラリアでは

  • 民主主義
  • 平等
  • 公平
  • 相互尊重
  • メイトシップ

などの価値観があり、これまで永住者用と一時滞在者用で少し違っていました。

Immigration Minister Alan Tudge said there will now be one statement for both temporary and permanent visa applicants

それが今回のアップデートで同じになるようです。

生涯を通して英語力の向上が求められる

the English language as the national language, and as an important unifying element of Australian society.

また、国民統合としての国語として英語がより強化されるような内容になっており今後さらに英語力が求められる根拠になりそうですね。

日本語版のAustralia Value Statementでは

オーストラリアは、社会を統合する重要な要素たる国語として、英語を大切にしています。オーストラリアに居住する 人は、英語を習得するために努力することが求められます。

と書かれており、もう確実ですね。

実際、市民権・パートナービザに英語力が求められるようになる法改正も進んでいますし、その外堀を固めているような感じでしょうか。

ビザ申請時にチェック

ビザを申請するときにオーストラリアの価値観への同意が求められます。紙ベースでのビザ申請ではサインが求められます。

オンラインでビザを申請する際は、チェックボックス形式での同意が求められます。

I confirm that I have read, or had explained to me, information provided by the Australian Government on Australian society and values.

同意は、18歳以上の方であれば本人がします。18歳未満の方がビザに含まれる場合はその親 (Main applicant)が子供にたいしてオーストラリアの価値観を守らせる監督をする旨の同意をしなければなりません。

同意をしない人はいないと思いますが、その場合はビザの発行拒否に繋がります。

観光ビザは対象外

ほぼすべてのビザ申請時にオーストラリアの価値観への同意が求められると説明しましたが、観光ビザは対象外です。

このあたりはオーストラリアの「People are our business」と関係から外されているのでしょうね!

それでは、この記事がオーストラリア移住に興味のある方に参考になれば幸いです。

オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。

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参考記事:New temporary and permanent visa applicants now required to sign updated Australian Values Statement

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