こんにちは、うめ太郎です!
オーストラリアにあるPerth International College of English(PICE)の雰囲気ってどういうものか?
ボクはPICEにワーキングホリデーで通える最長の17週間通っていました。
PICEでは8週間に1回、クラス替え(レベルアップ)があります。このテストの成績によってクラスが上がるか、そのまま同じレベルのコースになるか分かれるのでボクは必死に勉強していた記憶が未だにあります。
これからオーストラリアのPerth International College of Englishに行こうか悩んでいる人に実際に体験したリアルをシェアすることで一つの判断材料になればと思います。
- Perth International College of English
- 多彩なコース
- 教科書を使う授業=オススメできる
- プロフェッショナルな先生はごく一部
- 授業料は高くもないし安くもない
- 学校の雰囲気はOK
Perth International College of English
Perth International College of Englishは西オーストラリア州のパース、ド真ん中に開校しています。
英語では、
- College of English=英語の大学
と訳せるので履歴書に掛けるくらいの泊(はく)がある学校と思いきや、こちらの国では私立の学校をCollegeと呼んでいるのでそれほどでもありません。
まぁ、ボクはこのCollegeという言葉の誘惑で入学を決めちゃったんですけどね!
シティ中心部にある!
パース駅から徒歩5分程度で着く語学学校なのでめちゃくちゃアクセスしやすい。実は今の場所は2015年の9月頃に移転しています。
ボクが通っていたときはHay St(ヘイストリート)沿いのホテルの2階〜4階を借りていた時で今の場所よりも少し離れますが、それでも徒歩10分。
学園長と話をした時には、利便性のいい場所には人が集まるから移動するんだ!と言っていました。
ちなみに、後で話しますがこの学園長は賄賂を渡すとクラスのレベルアップをさせてくれるかもしれません。実際にそういう人がチラホラいました。
多彩なコース
Perth International College of EnglishはTOEIC、IELTSやケンブリッジのテスト対策コースがあります。特にTOEICのコースを扱っている語学学校は少ないため、日本や韓国人の比率が高い学校でもあります。
テスト対策コースに入るにはIntermidiateまで英語力を向上する必要があります。それまではGeneral Englishでひたすら一般会話の勉強。
勉強と言っても教科書を使っているのである程度の授業品質は保たれているのがPICEの強みでもありますね。
教科書を使う授業=オススメできる
PICEのいい所は、授業に教科書を使っているところ。教科書を使わないほうが良い授業ができるという話もありますが、間違っています。
教科書を使わないということは英語講師(先生)の実力に授業の質がほぼ完全に依存してしまうことになる。
非常に経験豊かで優秀な先生であれば、教科書を使わない方が良い授業ができると言えなくはないですが現実にはそれができない。非常に優秀な先生を雇うにはそれ相応の高い給料を支払わなければならず、イコール、授業料も高くなる。
オーストラリアに入国する人数は減っています。以前より学生が集まりにくくい為、語学学校の費用もガンガン上げられないのが現実。優秀な先生を雇える学校というのはごくわずか。
PICEでも経験豊富な先生は少なかった。経験値が少ない先生で構成された学校で授業の質を一定レベルに上げるには教科書を使うのが必須なわけです。
教科書を使う学校というのは、授業の最低レベルの品質を保証するためのマネージメント的手段と考えることができるため、いい学校と言えますね。
プロフェッショナルな先生はごく一部
PICEで働く先生の中で優秀な先生と呼べる人たちはごく一部。とりわけIntermediate(中級)クラス以下を受け持つ先生は
- 若い
- 主婦
- 仕事が見つかるまでのつなぎで考えている
先生たちばかりでした。
包み隠さず話すと、アイルランドから来たワーキングホリデーの人を先生としても雇ってもいましたね。ボクの担任だったアマンダ先生。今は元気にしているのかな?
ただ弁解の余地はあります。PICEの肩を持つ訳ではありませんが、教科書を使っている事や初級程度の文法を教えるのにそれほど高度な技術は上級レベルと比べて必要ないため、言ってしまえば英語がネイティブな人で事足りるわけです。
そういう意味で、プロフェッショナルな先生というのはUpper-Intermediateクラス以上からで、クラスの数も下のレベルと比べて少ない。数人雇えば十分ということです。
授業料は高くもないし安くもない
Perth International College of Englishの料金は12週間(3ヶ月)まではAUD $360ドル、13週間以上はAUD 340ドルです。
普通ですね。ただ、ボクが通っていたときはもっと安かった。オーストラリアはインフレーションが高いので授業料は毎年上がりますが、昔は料金体系は3つあり、ワーキングホリデーの人が17週間通うと2週間ほど無料という割引もありました。
そう考えると、少し割高感がありますが特に高いというわけではありません。
学校の雰囲気はOK
Perth International College of Englishに限らず、語学学校はみんな言葉が話せないからボディランゲージを通したコミュニケーションが多くなり楽しかったです!
みんな和気あいあいと楽しみながら学んでいるという感じでしたね。
PICEは英語の習熟度によって10段階のレベル分けがされており、私は下から3番目のPre-Intermediateから始まりました。
日本人はPre-InermediateまたはElementaryから始まる人が多かったですが、入ってからはぐんぐん上のクラスに上がっていきましたね。基礎力があるので話すことに慣れれば一気に伸びるのでしょう。
そのクラスは8週間に1回のテスト結果によって決まります。ボクはレベルアップテストに落ちたのですが、永住権取得まで時間が無いことも重なり、今すぐレベルアップする必要があることをPICEの学園長に直談判してきました。
日本と違い、この直談判はオーストラリアで意外と使えました。PICEは臨機応変に対応してくれ自分のレベルを無理矢理気味に上げられましたね。
また、ある一定レベルに上がれば大学へIELTSなどの英語試験を受けずに入学できるルールもあるので、賄賂を渡して毎週レベルアップしている人もいましたね。
同じクラスの友達ですが、学園長に直談判した後、翌週にPre-IntermediateからIntermediateに、さらにその翌週にUpper-Intermediateに上がっていました。
IELTSのスコアで表現すると2週間で4.5から6まで上がった感じです。これは・・・と思いましたね。。
そういう事もありますが、Perth International College of Englishでそれなりに勉強は出来ました。先生の当たりハズレが大きい学校ではありましたがもし語学学校へ留学したいと思うのであれば一度見学に行ってみてはいかがでしょうか?
この記事がこれからオーストラリアのPICEに入学を考えている人に参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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