観光・学生ビザでの追加滞在の延長を防止する”No Further Stay”コンディションとは何か。


観光ビザや学生ビザでオーストラリアに入国した後、期限が切れるので、一度オーストラリア国外に出国して新しいビザを申請し入国する人たちをご存知でしょうか。

オーストラリアでは観光ビザや学生ビザを持っている方が、連続して滞在の延長が出来ないように「No Further Stay」と呼ばれるコンディションをビザに適用する場合があります。

私的にはこれは不法労働対策だと思っていますが一体どのようなものでしょうか。

今回の記事では下の3つをポイントに中心に書いていきます。
  1. No Further Stayとはいったい何なのか
  2. No Further Stayが自分のビザに影響しているか確認する方法
  3. No Further Stayを無効化する申請方法

No Further Stayコンディションとは何か

No Further Stayコンディションをとは、オーストラリア国内にいる時に、連続した滞在をさせなくするお約束事で、主に観光ビザ・学生ビザ・ワーキングホリデービザに影響しています。

読者のあなたのビザもそれが適用されているかもしれません。

ただし、一度オーストラリアを出国した場合には、このNo Further Stayコンディションは適用されないのでオーストラリア国外からまた別の新しいビザを申請することが出来ます。

観光ビザや学生ビザの有効期限間近にオーストラリア国外に超短期間だけ出国してまたオーストラリアに戻ってくるのはその”No Further Stay”コンディションを回避する為で違法ではありません。

ただし、出入国の間隔が短かった場合はビザのお役所(移民局)から目を付けられ、入国時に拒否させられる恐れがあるので注意しなければなりません。

No Further Stayのルールは主に3つあり、それぞれ8503、8534、8535が用意されています。

なんだか難しそうに感じますが簡単に言うと、番号でルールが分かるようになっていると言うことですね。


No Further Stayが適用されるビザの種類とこまかなルール。


8503ルールは

ビザのお役所の人たちがケースバイケースで判断しますが、確実に適用されるのは観光ビザ・セカンドワーキングホリデービザになります。

ただし、永住ビザ申請と短期就労ビザについてはNo Further Stayが適用されないので新しいビザを申請をすることが出来ます。

8534ルールは

これもケースバイケースでビザのお役所の方が判断しますが、主に普通の学生ビザの方に適用されることになります。

ただし、前でのルールと同じように永住ビザ申請と短期就労ビザ、さらに卒業ビザと保護者用のビザについてはNo Further Stayの影響を受けませんので新しいビザを申請をすることが出来ます。

>>卒業ビザって何?

8535ルールは

オーストラリア外務省と国防省に関係する学生のビザの方に適用されます

一般人だとほとんど関係のないルールですが、No Further Stayが適用されないビザは政府後援のエージェントによって後援を受けた学生ビザだけになります。

かなり特殊なケースだと思います。


No Further Stayルールが自分のビザに影響しているか確認できる。


自分のビザはオーストラリア滞在中に別のビザが申請できるか興味ありませんか?

オンラインで確認するためにVEVOとうページが用意されていてそこに行けば簡単に調べることが出来ます。

関連記事>>VEVOはビザの滞在条件を教えてくれるツール

No Further Stayは申請によって削除することが出来る。


いくつかの条件を満たせば、オーストラリア国外に出国しなくてもオーストラリア滞在中に新しいビザを申請することが出来ます。

その方法は、「Form 1447 'No Further Stay' waiver request」に必要事項を書いて申請することです。

注意しなければならないのは、現在のビザの有効期限は削除申請が終わる日付より後にあることです。

9月にビザが切れるので8月末に「Form 1447 'No Further Stay' waiver request」を提出したのでは間に合いません。

ケースにもよりますが、No Further Stayの削除申請は最大で28日かかるので、それに新しいビザ申請の申請期間も考慮しなければなりません。

ETASなどのビザの場合は数日で申請が終わりますが長期観光ビザの場合は1ヶ月近くかかる場合もあるので上の例だとどんなに遅くても6月末にはNo Further Stayの削除申請をしなければならないと思います。

>>「Form 1447 'No Further Stay' waiver request」を提出する方法


まとめると

オーストラリア滞在期間中に別のビザ申請を行えなくするのがこの'No Further Stay'コンディション。

違法労働を防ぐ為にこの制度があると思われます、オーストラリアに出国後はこのNo Further Stayが適用されない為にビザの有効期限に一度出国をして別のビザ申請をする事で長期滞在を実現することが出来ます。

しかし出国期間が短い場合にはビザのお役所から目を付けられて入国拒否される場合があるので注意が必要です。

また、自分のビザはNo Further Stayの制約を受けるかどうか簡単に確認できる事やNo Further Stayを削除するための方法を解説しましたね。

新しいビザをオーストラリア滞在時に申請できるのは節約にもなるので一度自分のビザにこのNo Further Stayコンディションが適用されているか確認してみるのはいいかもしれません。

おーすとらりあ移民局(@o_sutoraria)