オーストラリアの観光ビザはEU国籍の人と日本人で違うものを申請します。
したがって、日本で国際結婚した相手がヨーロッパ人なら注意しましょう。
一部のヨーロッパではETASは申請できません。
代わりになるのがEビジタービザ (eVisitor:S651)です。EU版のETASとも言えますね。
今回はEU国籍を持つパートナーがオーストラリアに短期観光する場合に申請するビザについて書いていきます。
S651の申請条件や注意事項もも合わせて書きますね!
EU国籍はeVisitorを申請
EU国籍の方は日本人とは違うバージョンのETASビザを申請します。
3ヶ月以内の観光目的や語学学校でオーストラリアに滞在したいヨーロッパ人が対象です。
仕事は出来ませんが、お金が発生しないのであればボランティアワークは可能です。
申請費用は無料です!ただ、申請はオーストラリア国外から行う必要があります。
この短期観光ビザ(S651)のメリットは1年間であれば何度でも有効期限(3ヶ月)の間オーストラリアに滞在できることです。
期限前に出国→また入国をすれば期限が0にリセットされます。
ビザの延長は国内ではできません。再申請する際はかならず出国が必要です。
ビザの発行は殆どの方が24時間以内にされます。ただ過去の犯罪歴や健康状態の回答次第では追加で書類が求められる可能性もあり。
何事も早め早めに申請しましょう。
ビザが発行されると入国はパスポート一つで可能です。
パスポートを更新すると移民局や母国の在外オーストラリア大使館に連絡してビザをあたらしいパスポートにリンクさせる必要があり面倒なので予めパスポートの有効期限を確認しましょう。
ビザを申請できるEU国
EU国籍を持つ人が対象ですが、一部例外があります。
2019年3月現在、このEビジタービザに対応している国籍の人を下にリスト化しました。
- アンドラ
- オーストリア
- ベルギー
- ブルガリア
- クロアチア
- キプロス
- チェコ共和国
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- アイルランド
- イタリア
- ラトビア
- リヒテンシュタイン
- リトアニア
- ルクセンブルク
- マルタ
- モナコ
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- ルーマニア
- サンマリノ共和国
- スロバキア共和国
- スロベニア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- イギリス
- バチカン市国
ちなみに、中国人の方が観光目的で渡豪する際は訪問ビザを申請します。ETASのようにすぐに発行されるビザではないので早めに準備しましょう。
S651ビザのまとめ
おなじETASでもヨーロッパ人と日本人で申請するビザが違うことについて説明しました。
ビザの申請はオンラインから可能なので日本からでも可能です。
もし彼氏・彼女がヨーロッパ人でともにオーストラリアで移住を目指すなら、このeVisitorビザで入国しビザの有効期限が切れた後に訪問ビザ(S600)をオーストラリア国内から申請できます。
またはワーキングホリデーとしてともに働きながら生活したいのであれば出国して申請することで可能。
もし、ボクがこのビザを使って移住を目指すなら、就職先を見つける就活として使いますね。
ビザの有効期限内にスポンサーが見つからなければ、一度帰国してワーキングホリデーとして入国。働きながら就職先をみつけるでしょう。
ありがとうございました。