こんにちは、うめ太郎です!
中国人をパートナーにもつ方とオーストラリアに旅行の際は、ビザ申請を気をつけたほうがいいです。
オーストラリアは渡航者の国籍によって申請できるビザを用意しています。たとえ数日の観光目的での入国であっても中国人の方が申請するビザは日本人と別のケースなんですね。
今回は中国人の配偶者やパートナーを持つ方が申請するオーストラリアのビザについて考えていきます。
それでは今日もアツく語り合いましょう!
- オーストラリアはビザが必要
- 中国人のビザ審査は厳しめ - 中国籍の方は日本人ケースとビザが別
- 香港以外の中国人は訪問ビザだけ
- 香港人の場合はビザ取得が楽
- 日本人はETASか訪問ビザを申請 - ビザは一人ひとつ
- 観光ビザの申請方法はカンタン
- 飛行機チケットを安く買う方法
- Kiwi.com
- マレーシア航空
- ソラハビ - 最後に、ビザ発行後はパスポートだけ
オーストラリアはビザが必要
まず基本的なオーストラリアのビザ事情についてお話すると、オーストラリアに入国する全ての方は何らかのビザが必要です。
たとえトランジット滞在であってもビザは必要です。
日本に帰化されていない中国人(中国籍)の方はもちろんのこと、日本人であってもビザが必要です。
さすが世界でもトップクラスの入国管理を敷いている国だけあってビザ関係にはとてもデリケートですね。
中国人のビザ審査は厳しめ
オーストラリアのビザシステムはちょっと複雑で国籍ごとにリスク度というのを設定しています。リスクが高い国籍ほど申請できるビザは少なく、また審査が厳しいものになります。
とりわけ中国籍の方はリスクがやや高いとされています。
この設定は入国後の不法滞在や不法労働の検挙率から決められます。
ただリスクが高い国出身であってもビザは取れます。ビザ申請の際に提出する書類が多少日本人の方と変ってくるだけでしっかり準備すれば観光ビザを高い確率で取れます。
中国籍の方は日本人ケースとビザが別
オーストラリアへ観光で旅行する場合は中国人と日本人が申請するビザが別になる可能性があります。
また中国出身であっても、香港出身かそれ以外の中国出身かで申請できるビザが変わります。
香港国籍の方は日本人と同じリスク扱いになるので申請できるビザは同じです。
香港以外の地域で出生された中国人の方は訪問ビザの申請になり、審査期間も長めです。
香港以外の中国人は訪問ビザだけ
香港以外でお生まれになった中国の方はETASビザを申請できません。代わりに訪問ビザを申請します。
というか、旅行目的ではこのビザしか申請ができません。
このビザは3カ月、6カ月、12カ月の有効期限があるビザで、ほとんどの方は申請後23日以内に結果がわかります。
審査は若干厳しく、場合によっては健康証明や警察証明の提出も求められることがあります。
申請費用は145ドルです。
訪問ビザについては「そんなに!?訪問ビザで1年間オーストラリアを満喫!ロングステイだ」で詳しく説明しています。
香港人の場合はビザ取得が楽
香港は中国の一部ではありますが、オーストラリアの扱いでは香港はイギリスの一部でもあった歴史もあり審査は欧米諸国と同じ扱いです。
3ヶ月未満の旅行であれば、短期観光ビザ(ETAS/ETA)を申請できます。このビザの正式名称は電子旅行査証(S601)と呼ばれています。
申請は非常にカンタンで費用もたったの20ドル。ビザはほとんどのケースで支払い終了後に発行されます。
オーストラリアの滞在が3ヶ月を超える場合は、もちろん訪問ビザも申請できます。
ETASの申請について「超簡単!オーストラリアのETAS/ETAビザの申請方法は?所要時間15分!」で詳しく説明しています。
日本人はETASか訪問ビザを申請
日本人の方は訪問ビザ、ETASビザ、どちらでも申請できます。
単純に、3ヶ月未満の旅行であればETASを申請しましょう。それより長くなる場合は訪問ビザのほうがいいですね。
ビザは一人ひとつ
日本人、中国人ともにビザ申請は一人ひとつづつ必要です。たとえ結婚をされていて法的にも婚姻状況であったとしてもビザの申請は人数分必要です。
また、18歳未満のお子様を海外にお連れする場合はハーグ協定により国籍に問わず親権者の同意書が必要です。
観光ビザの申請方法はカンタン
ビザの申請は日本人も中国人も同じやり方でできます。申請はペーパー(紙)かオンラインか選べます。
最近ではオンラインでの申請が多くなってきました。オンライン申請のメリットはビザが発行されるまでの期間が短くできるからです。
大きな流れでは
です。
飛行機チケットを安く買う方法
Kiwi.com
Kiwi.comでは旅行者にとって最安値の航空券を探せます。ボクもこれまで何度もお世話になりました。
安い航空チケットを探せる理由はKiwi独自の飛行経路マッチングシステムにだそう。時期によっては若干高くなることもありましたが、そのときは別の比較サイトを使ったりしていました。
さらに、フライトの遅延に対する乗り換え保証もあるので、すぐに遅れる海外事情を完全に想定しています。
カスタマーサポートは24時間対応なので時差を気にする必要がありません。
マレーシア航空
オーストラリアまでのチケット料金を最大まで節約しようとすると格安航空会社になってしまうこともしばしば。
ご家族がいる場合はあえて普通の航空会社を選ぶのも良いと思います。
その点、マレーシア航空は両取りしている会社だと思います。チケット料金も安く、これまで何度も5つ星航空会社に選ばれているので機内サービスも大満足です。
ソラハビ
ソラハビは主要航空会社に的をしぼったチケット比較サイトです。JALやANAなど有名どころの飛行機会社を中心に最安値のルートを見つけるのが得意。
格安航空会社も取り扱っています。
最後に、ビザ発行後はパスポートだけ
オーストラリアのビザはパスポートと自動でリンクされます。以前はビザラベルと言ったシールをパスポートに貼る必要がありましたが今ではそれはなくなりました。
したがって、オーストラリアの移民局からビザの発行通知メールが送られるだけなので、渡航当日はパスポートだけで飛行機に乗れます。
また、ビザの発行メールを印刷して持っていく必要もありません。
どの国籍の方にも限らずパスポートだけで入国できます。
中国人のパートナーとオーストラリアにご旅行に行かれるときは、香港出身であればETASビザ、それ以外であれば訪問ビザを申請すると覚えておきましょう。
安全なご旅行を!
ありがとうございました。
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