こんにちは、うめ太郎(@o_sutoraria)です!
自由が尊重されるオーストラリアとよく聞きますが、そんな国では日本特有?の空気を読む力が必要か?
オーストラリア人は空気が読めないのか?
気になりますよねぇ。こっちの世界で5年ほど暮らしているボクからいえることは、日本と同じくらい空気を読んでいること。
どの世界でも相手が人間なわけですから、世界中どこでも共通することだと思います。
そこで今回は、オーストラリアでの空気の読み方や彼らの考えについて書いていきます。
オージーは空気が読める
- 外国=なんでも自由
と考える人がいますが、それは大きな間違い。
確かに、ムカつくことも笑顔で受け入れる日本人は、根の悪いオーストラリア人にとっては都合のいい社畜だと思って空気も気持ちも何も読まない人もいますが、ほとんどは空気を読みます。
空気を読むとは、会話のリズムを崩さないもしくは会話の流れをぶっ潰さないテクニックだとボクは考えています。
相手が人間である以上、日本人でも外国人でも相手の状況や立場を尊重しながら会話するのは当たり前。国なんて関係ありません。
空気の読めるオージーにこれまでたくさんあってきました。
この空気を読む力というのは仕事のレベルが高くなるほど必要とされている気がします。
空気を読む=EQが高い
EQは心の知能指数と呼ばれており、学力に反映されるIQと対をなしている。EQは言ってしまえば相手の気持ちを常に意識しながらふるまえる能力と言っていい。
対話相手の立場や状況、気持ちを汲みながら話す能力は日本だけに限らずオーストラリアでも同じ。
そのあたりを意識できる人は空気を読めるし、KY(空気読めない)的な発言もない。
成功している人たちはIQよりもEQが高いといわれていますが、まさに空気を読みながら話せる力を持っていることですね。
空気読めないオージーもいる
オーストラリア人でも空気を読めない人もいる。そんな人は自分の勝手、気ままな気分や思いつきで人を振り回すことが日常茶飯事。
お前の人生は俺のもの、俺の人生は俺のものと、ジャイアン的な思考を持っているオージーも結構いる。
ボクの初めの会社の社長はまさにそんな感じで、話を聞かない、無視する、忘れる、指示が毎回変わるなんてあたりまえ。
そういう人が上司に当たったら辞めるほうが無難ですね。
特に道徳教育を受けていない国ですから、空気の読めないオージーと仕事をすると精神がやられてきます。
空気読めない人にはガツンと
そんな彼らは、思いっきり批判されて、初めて「そういう考え方あるんだ」的に気づきを得て空気を少しは読めるようになってくる。
当時、社長たちから「モチベーションが落ちてるようだけど、大丈夫か?何か問題がないか?できることは何でも言ってくれ」と突然優しく声をかけてきました。
実は、退職した香港人が辞める時に社長にガツンと言ったみたいで、
「ウメはアンフェアな状況で働いている。彼はビザのスポンサーはあなたしかいない。だからどんな理不尽な条件でも飲むしかない。俺(永住者)とは違う。あなたはその状況を利用して搾取しているクソ野郎だ。」
いつも空気読めないワンマン社長でも流石に退職した香港人から言われたことにショックに受けたようですね。
シメシメでした。笑
その時に、香港人は社長に「もっと社員について、ウメについて真剣に考えてくれ!」とも言ってくれていたようで、ラストパンチも付けてくれました。
そういうのもあって急に社長の態度が変わったんですね。
社長の息子(マネージャー)も突然優しくなる。これまで見せたことのない笑顔が不気味に見えて逆に怖いくらい。
嫌なら転職する
社長たちもやっと少しは気づいてくれたらしく、彼らの態度が変わったので最近は10時間半(定時)で帰ることが出来るようになりました。
さらに、タイミングが良いのか知り合いから仕事のお誘いが合ったので転職を考えています。
この方は、インターネットで知り合った方で、いつもブログではAさんとお呼びしています。ビザのことに色々とご相談に乗って頂いたりととっても感謝している方です。
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日本よりも終身雇用が崩壊しているオーストラリア。嫌なら仕事を辞めてしまえばいいんです。
人の気持ちを考えられない人の下で働いても心と体がすり減るだけ。
止めて別の会社に転職するほうがいいですね。
オーストラリア人は問題があれば取り除く、避けるような思考回路を持っています。日本人のように真面目にぶつからない。
嫌なら辞める。おかしいなら辞める。
ただそれだけです。
郷に入っては郷に従えということわざもあるように、空気を読むことは大事ですが、読めない上司の下で働くと逆に病気にでもなりかねないので避ける方向がいいですね。
オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。