オーストラリア永住権をあえて日本で目指すメリット!

こんにちは、うめ太郎です。

これからオーストラリアの永住権を目指すなら日本にいながら目指すのが良いかも知れません。

2018年に移民法が大きく変わり技術査定ナシでは永住権が取りにくくなりました。DAMAを使えばまだ可能性はありますが移住する都市に限りがあります。

そこで今回は日本でオーストラリアの永住権を目指すメリットについて考えていきます。

日本で永住権を目指すメリットが増えている

これまでお仕事に関する経験がまったくない状態でもオーストラリアの永住権を目指せました。

ワーキングホリデーから当時の就労ビザ(S457)を取り、2年後に永住権を申請する流れが人気だったのですが、法改正後はお仕事経験が3年程度必要(スキルアセスメント)になったことでワーホリから永住権へのハードルがぐんと上がったんですね。

これはボクの分析ですが、おそらくオーストラリア政府はこれまで以上に、国に貢献してきた人に永住権の可能性を広げているからだと思っています。

ではどういう方法なのかと言うと「お金(経済効果)」や「人口の少ない地域で労働力を提供」することなんですね。

具体的には

  • 留学
  • 田舎移住

なわけです。

特にオーストラリアのTAFEや大学に留学することで就労ビザに必要なスキルアセスメントをパスできる可能性が高くなる仕組みがあるので、これまで「ワーホリ→就労ビザ」が難しいだけに「留学→就労ビザ」の流れになってきている感じがあります。

ただ、留学となると「学費+生活費」を工面するのはかなり難しいです。学生ビザの労働条件で学費もやりくりしている人はいらっしゃいますが、みなさんヒーヒー言っているのが現実。

学生ビザで何ができるのか?使い方や生活のコツを考える【永住権の踏み台】
オーストラリアに留学する人がまず考えるのが学生ビザだと思います。学生ビザはその名の通り何らかの学校に3カ月以上通学する場合に必要になります。3カ月未満の留学は観光ビザでもOK。学生ビザは教育をメインにした留学を超えて、移住・永住の架け橋となっているビザでもあります。今回はこのオーストラリアの学生ビザについて何ができるのか?という点を中心に考えていきます

そこでボクが注目しているのはオーストラリアで無理しながら永住権を目指すよりも日本で永住権を目指すメリットが大きくなってきたこと。

オーストラリアの学校に行く目的はスキルアセスメントをパスするためです。ただ日本での経験もオーストラリアのものとして換算することができるので日本で目指しやすい業種に限っては日本で経験を積んでいくほうが良い面もあります。

日本は未経験でもキャリアを積める

日本は人をイチから育てる風潮があります。たとえ専門知識がなくても会社で技能訓練を受けながら人材を育てる考えですね。

前の説明で就労ビザの申請にはお仕事経験が必要と説明しましたが、人を育てる考えがある日本だからこそ未経験でもお仕事経験を詰めるのでオーストラリアへ高いお金を払って留学しなくてもスキルアセスメントに合格できるだけの経験がつめます。

日本から永住権を狙いやすい職業

とくにIT系や自動車修理など技能系のお仕事は日本で経験を積みやすいですね。

逆に会計士や看護師などオーストラリアでお仕事をこなすのに必要な資格が必要なお仕事は日本で目指すメリットは低いです。

日本でオーストラリアの永住権を目指しやすい職業はオーストラリアで同じ職業をするのに資格が必要ないもの。

  • プログラマー
  • 情報技術
  • ベーカー
  • 自動車整備士

だと思います。

日本で永住権の準備をするなら

オーストラリアの永住権を日本で目指す時に一番考えておかないといけないのが技術査定(スキルアセスメント)です。

技術査定をパスする条件でいちばん大事なのはお仕事経験と大学の学位やコースとの関係性の深さ。

大学で学んだ内容とお仕事が密接に関係していることが大事なのでもし、自分の最終学歴がコンピュータ関係ならIT系のお仕事経験を日本で積んだほうが良いです。

【オーストラリア】スキルアセスメントをパスするために押さえておくこと
オーストラリア永住権を狙う人が避けては通れない事がスキルアセスメント。パスするためにはある程度抑えておくべきポイントがあります。ボクの場合はIT系の大学資格。通信制でもいいということで2年間通い無事に学士が取れました。当然そのポイントはスキルアセスメントを実施する査定機関によってまちまちですが、いくつかクリアするために重要な共通ポイントもある
オーストラリアでの永住権で大卒は有利!これから永住する人は通信制をオススメ
技術系の仕事を日本でしている方、大学卒業しているとオーストラリア移住に有利です。オーストラリアに移住したいけど、何が一番大事なのか分からない事ありませんか?そんな人には通信制の大学をお勧めします。大卒の学位があれば移住や永住権を取得する時に有利に働きます。今回は大学の学位が永住ビザや移住にどのようにプラスに影響するのかについて書いていきたいと思います

ボクの場合はこのパターンで、日本の通信制大学を卒業して日本でお仕事の経験を積み、スキルアセスメントをパスしました。

技術査定の評価ポイントは職業によって変わってくるので査定会社が提供しているガイドラインを見ることをオススメします。

代表的な査定機関は以下の通り。

日本で技術査定をして渡豪する

日本で積み上げた職業経験をスキルアセスメントを通して最低3年間認めてもらえた時点で渡豪を計画しましょう。

ここから本格的にオーストラリアで永住権を取りに掛かります。

永住権はいくつか種類がありますが、主だったビザを紹介すると下の通り。

  • 技術独立(S189
  • 技術指名(S190
  • 雇用主指名(S186

就労ビザから永住権を目指すのが一番安定したやり方です。その方法を使うにはオーストラリアの会社で就職することが求められます。

そのためには渡豪が手っ取り早い。観光ビザやワーキングホリデービザで渡豪して就労ビザのスポンサーになってくれる会社を探しましょう。

永住権までの道のり

就職ができたら就労ビザを発行してもらい、あとは3年間同じ雇用主のもとで働くことで永住権の申請ができます。

いかがでしたでしょうか。

留学すると莫大なコストが掛かりますが、日本で最終学歴のコースとお仕事経験が密接に関係していれば日本で目指すほうが無難かもしれません。

この記事が日本でオーストラリア永住権を目指す人に参考になれば嬉しいです。

ありがとうございました。

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