世界ランク7位のオーストラリアが住みやすい理由を調べる

オーストラリアは世界で7位番目に住みやすい国です。総合的に見てとっても住みやすいオーストラリアの理由を調べてみました。

ランキングはいくつかのカテゴリに分けられているのでいろいろな視点からオーストラリアがどれだけ住みやすいのか知れます。

今回は9つの視点からオーストラリアが住みやすい点を書いていきたいと思います。

今回の情報元はUSNewsです。それで行ってみましょう!

Adventure|スリル

普段の単調な生活リズムがいかにダイナミックになるか。そんな事を推し量るのが「Adventure」。

スリルある生活は仕事や普段のストレスを減らす役割や健康的な生活がおくれる研究もあります。

どれだけ気分をリフレッシュできる環境なのかと考えると分かりやすいかもです。

スリルがある生活を求めるなら

このアドベンチャー度でオーストラリアは10位にランクインされています。それに対して日本は39位。気分を変えることでストレスを減らそうと思うならオーストラリアはとっても住みやすいと言えるでしょう。

体感的な違いをボクが比較

オーストラリアがスリルを感じやすいのは人種と文化の影響が大きいです。たくさんの人種とそこからくる文化の違いがボクたち日本人にとって新鮮を感じさせてくれるんですね。

それに対して日本は単一民族の国なので文化的な違いを感じることも少ないのがランキングに反映されているのでしょう。

Citizenship|世界から注目を集める国民

どれだけ国民が世界市民としての尊敬を集めているのか。世界からオーストラリア人がどれだけ評価されているのかが分かるのがが「Citizenship」。

世界市民としてオーストラリア人の栄光や身分と考えれば分かりやすいかもです。

理屈ぽく言えば、「人権」、「ジェンダフリー」や「宗教の自由」がどれだけ保証されているかと、いかにも歴史的な反省からくるアメリカ的な「自由」から判断していますね。

さらなる自由を求めるなら

オーストラリアのランキングは8位にランキングされています。日本は17位。日本で自由を感じられない人にとってはオススメかもしれません。

体感的な差はナシ

ボクがオーストラリアで感じる日本との差はジェンダフリーかなと。オーストラリアは性別の違いに対する「扱い」が日本よりも受け入れやすいとは思う。

例えば道で男同士がディープキスしていても、オーストラリアならまぁアル。

日本だと「え?」ってドン引きする人も。

その程度くらいしか違いは感じません。

Cultural Influence|文化の感じやすさ

その国の文化がどれだけ社会に影響しているのか。文化の影響というのは、「食」、「ファッション」、「映画やテレビ」、「モノづくり」に形となって現れているのかということです。
一言で言ってしまえば文化力ある国!ですね。

文化を気にしないなら

オーストラリアの順位は8位です。それに対して日本の順位は6位です。3000年の歴史がある日本にはたくさんの伝統があります。その伝統や文化が今の日本の社会を作っているわけです。
あまり歴史や文化に興味を持つことがない、気にしないひとならオーストラリアは住みやすいでしょう。

唯一の文化はアボリジニ

イギリスをベースとするオーストラリアには文化はありません。あえて言うならアボリジニが一番ふさわしいと思います。
オーストラリアの町にはアボリジニの文化的なモノを取り入れている部分が垣間見れます。モニュメントやデザインとしてのアボリジニ文化の取り入れは感じますが、食文化や英語、ファッションとしては殆ど感じません。

Entrepreneurship|国際競争力

インターネット時代に国際競争力あるサービスを提供できる潜在的な力を持っている国かどうかを推し量っています。

Entrepreneurshipはチャンスがあれば起業する熱意をもった力と訳せばいいでしょうか。できる志

サービスの質と量にこだわらないなら

オーストラリアの順位は8位です。対してガラパゴスと言われている日本は世界で1位。日本ほど便利なサービスがなくてもいいと思う人にとってはオーストラリア移住を考えて見るのもいいでしょう。

オーストラリアはちょっと不便

オーストラリアで生活をしていていろいろと困ることや不満が多い。コンビニの数も少なく24時間営業なんてない。

ネットでモノを買っても時間配達指定なんてできません。若いときはあまり気になりませんが老後が心配です。

ランキングを前回と比べてみる

オーストラリアのランキング

オーストラリアの順位は2017年と比べて一つ上がりました。ただ、Overall Scoreを見てみると変化がありません。相対的に他の国のスコアが減ったことによるランキングの上昇だと見ています。

つまり、オーストラリアの魅力は2017年と比べて上がっていませんね。それもそのはずオーストラリアの景気は2015年以降落ちているのでいろいろと活気が無くなっているのでしょう。

2019年のランキング
2017年のランキング

日本のランキング

日本は順位を3つも上げました。Overall Scoreを見ると0.3ポイントも上がっています。日本の魅力が上がっているのはちょっと嬉しい。
2019年のランキング
2017年のランキング

またオーストラリアと日本の住みやすさをポイントにした上の図を見比べてみるとそれぞれの強みと弱みがはっきりしていますね。 オーストラリアの順位が低い、高いからと言って一概にその国が住みやすいというのは時期尚早です。

オーストラリアはトンガリ系、日本は改善系

オーストラリアのそれぞれのスコアを見ていくと、強みと弱みがかなりはっきりしている事がわかります。

長所を伸ばして短所は放置のような感じでしょうか。(笑
いかにもオーストラリアらしいかもしれません(笑

日本のそれぞれのスコア をいていくと、平均(真ん中)に近い状態。全体として弱い部分を改善しているのでしょう。

なので、何かがズバ抜けて高い、低いというモノはありません。強いて言えば日本は生活にスリルを感じない(アドベンチャーのスコアが低い)と言えます。

ちなみにこのアドベンチャーを構成している要素は、「楽しさ」や「民族としての親しみやすさ」や「気候」そして「セクシー度」で構成されていました。

最後のランクがなぜ必要なのか不明ですがね!

オーストラリアは住みやすいか?

順位はあくまで平均値であると思ったほうが良いでしょう。ボクはオーストラリアと日本の住みやすさを測るランキングを見ていて、国ごとに特色があるなぁと感じました。
つまるところ、どの国が一番素敵なのかということではなく、どの国があなたに合っているのかということが重要だと考えるほうが良い。人は違う考えを持っているので一概にオーストラリアが住みやすいかどうかなんて理解らない。
だからこそ、自分なりの基準を作ることが自分自身にとっての住みやすい国かどうか判断できることになる。
移住先を見つける際は、こういう指数を判断材料に、自分にとってベストな国を探してみるのはいかがでしょうか?
ランキングだけで見ると、カナダは3位ですが、僕は寒さが苦手です。そんなボクにとっては温かいオーストラリアやシンガポール(15位) の方がいいかもしれません。
あなたにとって一番の国が見つかればいいですね。

次のページ > オーストラリアの凄さ - 人間開発指数なんて世界トップクラス

オーストラリアに移住したいと思う人に幸運を。

ADVERTISEMENT