オーストラリアはビザ申請費用の収入を何に使っているのか。

ビザ申請の収入は何に使われているのか気になったことありませんか?オーストラリア政府は申請手数料の収益を地域の移民者のために使っているとしています。

ビザの申請費用は種類にもよりますが数十ドルから数千ドル掛かります。オーストラリア政府は1年間でおおよそ$1,273 million (903.83億円) も収入があるわけです。*

*1ドル71円で計算

記事によると申請収入の一部の使いみちが分かってきました。

移民がオーストラリア社会に溶け込めるように

収入の約5%は移民が地域で新しい生活がしやすいように環境づくりをするとのこと。この内容には「ローカルのスポーツ施設」、「オージーのコミュニティに溶け込めるようにする施設」「他民族の理解を促進するイベント」などがあります。

また、逆にオーストラリアの若者が他民族の価値観を理解したり共有することを育めるように使われるとのこと。

つまるところ他民族どうしが仲良く暮らしていけるように「接点」となる施設やイベントを作っていく事です。

世界中の人種がオーストラリアでひしめき合って生活をしているわけですから、文化の違いや価値観の違いによるトラブルを無くすためにも、ビザ申請の収入をこういったところに投資していくのは正解だと言えます。

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一部の人のビザ申請費用に使われている

ボクたちが支払ったビザのお金は他の誰かのビザの申請費用の肩代わりされてもいます。

オーストラリア政府によると、2020年の国際クリケット会議に参加する人のビザ申請費用は無料になることも発表されています。金額にしては$1.3 millionですが1億と考えると安くはないですね。ボクの申請費用を返してほしいくらいです。

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残り95%は別の目的で使われている

使いみちが発表されたのはこれだけで残りは別のプログラムに使われるとだけ書かれています。ノミネーション費用にオーストラリア人の技術習得のための新しい基金ができた過去を踏まえると、オーストラリア人の生活保障やメディケアなどに使われているのでしょうね。

移民はビジネス

オーストラリア移民局は「People are our business」というスローガンを掲げています。移民局にとってのpeopleとはボクたち移民希望者のこと。彼らはボクたちからお金を巻き上げることばかり考えているのかも知れません。

この費用が上がることによって年間で68.75 millionの収入が増えます。オーストラリア政府は申請費用を毎年のように上げるのはまさにビジネスだからかも知れませんね。

オーストラリアに移住したいと思うすべての人に幸運を。

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