ワーホリの税率は簡単な仕組みになっていて、年収の15%をタックスリターン時に支払います。
もちろん、雇用主が給料から税金分を天引きしていればタックスリターン時にお金が戻ってくることもある。
こんにちは、うめ太郎です!
この税金ですが、実は2016年頃まで0%でしたが、オーストラリアの景気後退とともに、15%に爆上げ。そんな税率もまだ低いとは思いますが・・。
というのもオーストラリアの税金の仕組みは結構シンプルにできていて、15%に全部が含まれている感じです。
ワーホリの税金は所得税のみ
なので、日本のように健康保険やら復興特別税などのような細かな支払いがありません。
この15%の税金を支払ってしまえば後はもう手取りになるんですね。
アツいですね!
例えば、オーストラリアの最低賃金にほど近い、時給20ドルで一日4時間、週5日働くと年収は$20,800ドルになります。その場合、税金は$3,120ドルだけ。残りの$17,680ドルは手取りになるんです。
税率だけを考えると、日本の方が低いですが、住民税や復興特別税、また年金などの支払もありますよね。住民税は原則、去年の年収の10%なのでそれだけを考えてもすでに税率は15%になる。それにその他の税金を支払うと一気にオーストラリアの税率を超えてしまいます。
そう考えると、オーストラリアの税金の仕組みってとても簡単かつ税率も低い事がわかります。
さらに、オーストラリア政府は景気対策の一環として税金の見直しもしているよう。
ワーホリの税金がたくさん戻ってくる
は2020年の7月分の給料から変わることになっていて、15%の税率が適用される年収がこれまで$37,000ドルまでだったものが$45,000ドルまでになります。
つまり、もし、最低賃金近くの時給20ドル、フルタイム(週40時間)働いているとすると、年収は$41,600になるので、去年のときと比べて$690ドルも税金が返ってくることになります。
そのお金をゲットする為には、
タックスリターンが必要
なので毎年7月〜10月の間に確定申告をします。その時、みなさんはどうやって申告してますか?
申告の方法は
- 自分でする
- エージェントなどの業者に頼む
の2つの方法がありますが、絶対におすすめしたいのは自分で申告する方法。
エージェントを使ってタックスリターンをした人はわかりますが、エージェントは用紙を私たちに渡して、それを税務局にザル投げしてるだけです。
それでAUD $50ドルとか取られれんですよ!?
正直ボッタクリも良いところですよ。
それより、今はネットで簡単に申告ができるので、15分程度時間がある人はまずはトライ。
ネットでの確定申告は
MyGovと呼ばれる誰でも簡単に行政手続きができるようになっているサイトを使い勧めます。
大まかな流れは、My Govに登録し、ATO ( Australian Taxation Office)のサービスを自分のMyGovアカウントにリンク。ATOのサイトにMyGov経由で行き、確定申告をすればOKです。
では早速、MyGovに登録します。
その後、ログインしてServicesメニューからAustralian Taxation Officeのリンクを選び、次に進む
リンクにはタックスファイルナンバーが必要なので、用意しましょう。
Australian Taxation Officeへは同じServicesメニューになるリンクを使います。
Australian Taxation OfficeのページではManage Tax returnsを選びます。
後は、申請を進めていくだけで、最後のページで返ってくるタックスがわかるようになっています。
ワーホリの税率が0%から15%になったということは、タックスリターンでお金が戻ってくる可能性があるのでしっかり政府に払いすぎたお金を取り戻しましょう。
オーストラリアに移住したいと思うすべての人に幸運を。