永住者やパートナービザを対象に無料で受けられる英語コース(AMEP)とは?通信も可

パートナービザや地方ビザを取得すると英語コースが無料で受けられる制度があります。

この制度はAMEPと呼ばれていて、移民者がなるべく早くオーストラリアの社会で馴染めるように考え出されたもので、オーストラリアの教育訓練局が資金を捻出しています。

英語の授業はTAFEや語学学校、そしてオンラインから受けられるのでとっても便利。

今回はこのAMEP(Adult Migrant English Program)についてビザの対象者や中身を詳しく説明します。

それでは今日もアツく語っていきましょう!

AMEPとは

政府が指定したビザを持つ方を対象にオーストラリア社会の一員になれるようサポートするためのプログラムです。このAMEPはAdult Migrant English Programの頭文字を取ったものでまさに移民の方が英語を学べるための内容になっています。

AMEPは英語コースを通してオーストラリアの文化や慣習、価値観などの理解も深める狙いがあります。

Adult Migrant English Programの始まりは1948年からさかのぼります。とっても歴史あるプログラムなのですね。

無料の英語コース

AMEPの英語コースは無料で最大510時間受けられます。

参考までにIELTSのスコアを1つ上げるのに必要な勉強時間は380時間です。510時間となると1.5ポイント程度分あがることになる。

そう仮定すると、ボクのように全く英語が話せず渡豪したときのIELTSのスコアはなぜか4だったので、IELTS 5.5まで上がることになる。

永住権が目指せるビジネスビザ(就労ビザ)の申請に必要なIELTSのスコアはOverallで5。AMEPの英語コースを受けると仕事に必要な英語力が付くのです。

AMEPの申込み方法

Adult Migrant English Program(AMEP)を提供している学校をコチラのリンクから探し、メールか電話でお問い合わせしてください。AMEPの登録から授業までその学校で受け付けてくれます。

AMEPが受けられるビザ

すべて永住権保持者(条件あり)か、下のテンポラリービザを申請した方が対象です。

テンポラリービザは下にある15のビザが対象となっています。(2019年6月現在)
ただ、オーストラリア教育訓練局の公式サイトを見てみるとあまり更新されていないようでいくつかのビザは既に廃止されています。

また移民局の公式サイトで載っていないかなり特殊なビザも含まれているようです。

  • Bridging F (Class WF)
  • Business Skills (S160)
  • Business Skills (S165)
  • Interdependency (Provisional) (Class UG)
  • Partner (S309)
  • Partner (S820)
  • Resolution of Status (Temporary) (Class UH)
  • Safe Haven Enterprise (S790)
  • Skilled – Designated Area-sponsored (S496)
  • Skilled – Independent Regional (S495)
  • Skilled – Regional Sponsored (S475)
  • Skilled – Regional Sponsored (S487)
  • Skilled – Regional Sponsored (S489)
  • Temporary (Humanitarian Concern) (Class UO); and
  • Temporary Protection (S785).

永住権を持っている人

永住権を持っている全ての人がAMEPを受けられるわけではありません。移民局が定めた5つの英語レベルのうち、Functional Englishレベル以下の英語力を持っている方が対象です。

技術系ビザの永住権を申請するときに自分とご家族の方も英語力の証明をします。

ご家族の方はFunctional Englishレベル(IELTS 4.5)の証明をするか、およそAUD5,000を支払うか選ぶことができ、もしお金で英語力の証明を免除された場合はAMEPを受けることができます。

つまり、永住権申請をするときにご家族の方が英語力の証明の代わりに支払った約AUD5,000はこのAMEP(Adult Migrant English Program)を受けるためのお金として支払うのと同じ意味をもちます。

英語力の証明って?移民局で受け付けてくれる英語テストとスコア換算表
今やオーストラリアの移住に欠かせなくなった英語力の証明。ほとんどのビザの申請に英語スコアを提出しなければなりません。オーストラリア移民局で受け付けてくれる英語テストをIELTSだけにしていましたが、2014年からOET, TOEFL iBT, PTE, CAEが加わり5種類になりました

英語の授業を受けられる期間

AMPEの授業を受けるには対象となるビザを持ってからある程度の期限以内があります。

AMEPの登録。英語授業の登録は6カ月以内します。ただし国外でビザを申請した方でお子様が18歳未満である場合は入国後12カ月以内であれば授業の登録ができます。

登録してから授業は12カ月以内に開始します。また一度開始すると5年以内にコースを完了しましょう。

授業が受けられる場所

AMEPの授業が受けられる場所はオーストラリア全土で307箇所あります。

自分の住んでいる地域で受ける方が授業へのアクセスがしやすいので最寄りの学校を探しましょう。

どこでAMEPを受けられるか気になったので調べていくとTAFEや語学学校でAMEPを受けられるようです。

外部リンク: Adult Migrant English Programサービスを提供している学校

通信でも授業が受けられる

AMEPを受けたいけど時間がなくて学校に通えない。または小さいお子様がいるので学校に通えないかたのために家からでも授業が受けられるように通信制のAMEPを提供している学校もあります。

NSW州にあるTAFEですが、全国から受けられます。

インターネットを使ってオンラインでいえあまり良く知られていませんが

英語授業の内容

AMEPでは目的に応じて2つのクラスが分かれています。

仕事で使う会話に特化

Pre-employment Englishストリーム。VETが提供する英語コースを受けられるようになっています。

職業訓練の枠組みの中のコースでお仕事を中心に生活を考える人はPre-employment Englishを選ぶと良いでしょう。

Spoken and Written English (CSWE)の修了書がもらえます。

日常会話に特化

Social Englishストリーム。授業の内容にあまり制限がなく自由な形で英語を学びます。教科書を使わずに独自のプリントや資料を使うケースも。

日常会話中心の生活をおくる方はこのSocial Englishを選ぶのがよいでしょう。

移住へのアドバイス

無料で受けられる英語授業、AMEPを紹介しました。この英語プログラムを受けられる方はパートナービザS489ビザ、難民ビザを申請された方が主な対象です。

また最大で510時間の授業が受けられます。中学から英語を多少なりとも学んできた日本人にとっては仕事で必要になる英語力を一通り学ぶことができ、よりオーストラリア社会の一員として溶け込めるでしょう。

これから移住を考えているご家族持ちの方で英語にかかるお金を減らしたい方は永住権にもつながる地方向けテンポラリービザ、S489を狙うのも良いかもしれません。

オーストラリアに移住したいと思うすべての人に幸運を。

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外部リンク: Adult Migrant English Program, Official PDF

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