IELTSとは?ビザごとに必要なスコアなど合わせて知ってみる!IELTS + ビザ

こんにちわ、うめ太郎です!

人生初めてIELTSを受けた場所が日本。届いた結果を見てオーストラリアのビザが霞(かすんで)んで見えました。ども。

さて、オーストラリアの移住に必ず必要になるのが英語テスト。いくつか選べる中でもIELTSは今でも人気を誇っています。


今回はオーストラリアで生活するのに必ず必要になるビザとIELTSについて考えていきます。

それでは今日もボク、うめ太郎とアツく語り合いましょう!

IELTS (アイエルツ)って?

IELTSはオーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国のほとんどの教育機関で受け入れられ、アメリカ合衆国の3000以上の教育機関で受け入れられている。またオーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移民の必要条件となっている。
Wikiからの引用
とあるように、オーストラリアのビザを申請するための条件の一つとなっています。

IELTSは合格、不合格という考えはなく、スコアを0〜9で表しています。ちなみに0が一番低く、9が最高点。スコアは0.5刻みで上下します。

IELTSの試験では進学用のアカデミック・モジュールと、移民に使える一般英語のジェネラル・トレーニング・モジュールの2つに分かれています。

ビザの申請にはどちらでも使える

オーストラリアの移民局ではビザの申請にアカデミック、ジェネラル、どちらのIELTS結果も受け取ってくれます。

ただ、ジェネラルのほうが試験をした時の感覚が良いので多くの方がビザの申請にジェネラルを選択しています。

アカデミックのほうが、大学の講義で使われる単語が多いんですよね。お硬い表現は苦手です。

コンピュータ式と筆記式

IELTSの試験はこれまで筆記試験のみ行われてきましたが、数年前からコンピュータ式と呼ばれるパソコンに回答を入力していく形で受けられるものが出てきました。

ボクはどちらも受けましたが、試験の難しさについて言うとどちらも同じです。ただコンピュータ式のほうが人によりタイピングの速度が筆記より早いので有利になる点があります。

特にライティングはその差が目に見えるほど現れるので、普段からパソコンを使う機会が多い人はコンピュータ式をオススメします。

試験の内容

IELTSの試験はリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの4つに分かれて行われます。

リーディング、ライティング、リスニングは同じ日に試験が行われますが、スピーキングだけは、試験が実施されてから6日以内に同じか別の試験会場で行います。

ちなみに、スピーキングとリスニングのセクションはアカデミックもジェネラルも内容は同じです。

試験の解答は筆記か選択するかの2択です。当然ですがスピーキングは話すだけですね。

試験時間

リスニングは30分で行われます。問題数は40問。

リーディングは3つのセクションを40分で回答します。問題数は40問。

ライティングは2つのタスクを合計60分で回答します。(20分+40分)。

スピーキングは3つのパートに分かれていて、大体15分程度で終了します。

IELTSの試験で使う時間は移動時間も含めるとほぼ一日。気合を入れた日になります。

スコアのバンド

IELTSののスコアは0〜9で表し、0.5きざみで点数が付けられます。

スコアごとにどれくらいの英語力がるのか説明している記事を見かけますが、正直わかりにくい。IELTSの公式サイトでも眠くなるような説明なのでわかりやすく説明できないかと考えていました。

実際どれくらいの英語力なの?という部分で、IELTSのスコアとリアルで分かりやすく説明するために、ボクの経験と主観を交えながら説明することにしました。

9|エキスパート・ユーザー

ネイティブでもこのスコアを取れる人は少ない。

取れる人は、大学院に通っているネイティブや、読書好きな人だと思います。

8|非常に優秀なユーザー

大学を卒業している一般的なネイティブがテスト対策なしで取れるのがこのレベル。

大多数のネイティブはこのランクに位置していると考えています。

日本人で頭がオカシイんじゃないのか?と思うほど勉強した人でもOverallで8が限界ですね。それ以上取れた人がいたらご連絡ください。

7|優秀なユーザー

ネイティブでもあまり勉強が得意でない人はこのスコアになることも。

ボクのオーストラリアで見つけたオージー友達は7.5でした。ゲームとアニメが大好きで勉強をしたことがないと自慢げに話していました。

また、日本人が猛勉強してとれるスコアの最大がこのレベルなのではと思います。たぶん、一度に各コンポーネント全てでIELTS7.5をパスするのが限界。

6|有能なユーザー

オーストラリアで永住するためのビザを申請する条件がこのランク。

ボクのスコアもこの位置。

ビザだけでなく、保険や家の契約するときにでてくる小難しい文章をだいたいで理解できるのがこのレベルからです。

オーストラリアで大学への入学条件になっているのもこのレベルです。

したがって、オーストラリアで安心した生活をおくるなら最低でもIELTS6は取っておきたいですね。

5|中程度のユーザー

オーストラリアで永住するビザにつながる、就労ビザを申請するのに必要なスコアがこのレベルです。

IELTSのスコアで5を取れる人はオーストラリアに2年〜4年住めるビザの申請条件で英語の部分をパスしています。

ネイティブの人との会話にはついていけませんが、大筋が理解できます。

この位置にいる人から自分の英会話力に自信を持ち始めます。

4|限定的なユーザー

オーストラリアで生きていくために最低限必要なIELTSのランクがこのレベル。

ビザ申請の面では永住権を持っている人に家族として含める時に必要になるスコアです。

ちなみに、ネイティブの方がこのスコアに位置している方と話すと、相手がまるで子供だと錯覚するそうです。

買い物や旅行をする際の最低限のレベル。迷子になった時でもひとりでお家に帰られるレベルです。

3|非常に限定的なユーザー

中学校の英語テストが大体40点〜60点で推移している人の10年後のスコアです。

はい、ボクのスコアでした。

実生活では使えまえん。ほとんど会話ができず通じません。

このスコアでも1年程度オーストラリアで生活をしているだけで就労ビザの申請に必要なスコア(IELTS 5)まで上がります

2|一時的なユーザー

ほとんど話せない人だと思います。移住をするなら通訳を雇うなど、マネーパワーが必要になります。

個人的にスコアが2なんて付くのか?と思っています。

全問、適当に回答したときでさえIELTSのスコアが3.5でしたからね。

それについてはこのあと説明します。

1|非ユーザー

アルファベットしか知らない人なのかな?

選択式問題をものすごい確率で全部不正解した人がこのランクにいるのでしょうね。

また、スピーキングのテストでは、「ほほ笑み」だけで対応したのだと考えています。

0|非受験者

IELTSを受けなかった方だけが手にすることができる栄光のスコアです。

中卒、10年後のIELTSスコア

ボクのはじめてのIELTS試験は、まったくテスト勉強をせずに受けました。今考えるととてももったいない。

ちなみに、ボクは中学時代に英語のテストをいつも40点台でした。奇跡がおきた日で50点台。それ10年後のスコアは下の通り。
  • リスニング:4.5
  • リーディング:3.5
  • ライティング:4.0
  • スピーキング:3.5

解答が適当でもスコアの最低は3

人生で初めてIELTSのを受けた時の解答方法は、適当。

リーディングのセクションはほとんど何も分からなかったので適当に選択。

ライティングのセクションもとりあえず文字数を稼ぐために同じセリフを何度も書きました。

リスニングは何も理解できなかったのですべて適当に回答。

スピーキングも「分からない」という言葉を英語で15分間言い続けました。

お金を捨てたような受け方をしたわけです。

それでも、最低のスコアが3.5でした。

おそらく、日本人で中卒の人がIELTSを受けケースが3.5なので、おそらく3あたりが人間の取れる最低点数なのではと考えます。

ビザに向けて

オーストラリアのビザを狙っている方には朗報。

IELTSのスコアを0.5上げるのに必要な期間は、語学学校に通った場合で3ヶ月~5ヶ月。それを計算に入れて勉強を進めると、ビザの取得も先が見えやすいです。

ちなみに、独学でも勉強のやり方しだいで数ヶ月で0.5から1伸ばせます。

無料でIELTSのスコアを伸ばせる方法は「簡単!独学4ヶ月でIELTSのスコア0.5〜1ポイント上がる勉強法!PTEにも!」で詳しく説明しています。

ビザとIELTSのスコア

永住系のビザ

ほとんどの永住ビザではIELTSのスコア、6以上が求められています。ただ、お仕事系のビザから永住ビザを申請する場合、年収によって英語試験が免除される場合もあります。

永住系のビザは下の3つがあります
このS186ビザとS187ビザの申請に必要なIELTSのスコアは6です。

S189はポイント制の永住権で、状況によって必要になるIELTSのスコアは変わってきます。

ビジネスビザ

就労ビザや労働ビザなどお仕事のビザは場所によっていろいろな呼び方がされていますが、オーストラリアではまとめてビジネスビザと呼んでいます。

ビザの申請には会社からのスポンサーが必要です。

このビザを申請するためにもIELTSと同等の英語試験を移民局に提出します。ビザの申請に必要なIELTSのスコアはビザの種類によって変わります。

これから説明します。

2年のビジネスビザ

ビザの申請に必要となるIELTSのスコアは各コンポーネントで最低4.5。またOverallは5.0必要です。

2年のビジネスビザについては「短期の就労ビザで2年働けるビザ (S482)の申請条件や移住へのアドバイス!」で詳しく説明しています。

短期の就労ビザで2年働けるビザ (S482)の申請条件や移住へのアドバイス!
オーストラリアで働く方法はたくさんありますがその中でも2年住める就労ビザがあります。このビザは英語力があまり求められず、「大学卒+2〜5年の職歴」で申請ができるといった魅力的なビザ。ネットではTSSビザ(S482)と呼ばれているビザです

4年のビジネスビザ

各コンポーネントで最低5.0。またOverallも5.0のスコアがビザの申請に必要です。
4年のビジネスビザについては「永住権へつながる4年のビジネスビザでオーストラリアに移住!まとめ」で詳しく説明しています。

永住権へつながる4年のビジネスビザでオーストラリアに移住!まとめ
ビジネスビザからオーストラリア永住を目指すなら、絶対に知っておきたいビザがこのTemporary Skilled Shortageビザ。通称TSSビザと呼ばれています。3年働くことで永住権が申請できるこのビジネスビザはすべての人にお勧めしたいビザです

DAMAビザ

とっても取りやすいお仕事ビザで有名なDAMAビザ。ビザの申請に必要な英語力はお仕事内容(職業)によって変わってきます。

お仕事によってはIELTSのスコアを求められないものあります。

DAMAビザについては「ゼロからのAUS移住にピッタリな田舎移住はDAMAsを経由した方が良い。」で詳しく説明しています。

ゼロからのAUS移住にピッタリな田舎移住はDAMAsを経由した方が良い。
ビジネスビザや永住権の中でも経験ゼロから目指せるビザがあります。この方法を使えばレストランや観光業といった今ではビザが取るのが難しい職種でも申請が可能になります。そんな素敵なビザがこれから紹介するDAMA(DesignatedAreaMigrationAgreements)と呼ばれるもの

家族としてビザに含める

永住ビザを持っている方の配偶者、パートナーやお子様をそのビザに含める場合は含める方も英語テストをパスしなければなりません。

その場合は、IELTSでOverall、4.5のスコアが必要です。

パートナービザを申請する場合はIELTS などの英語テストが免除されています。さらに無料で英語コースが受ける権利も!パートナービザを申請する方はイイですね。

オーストラリアで受けるべき?

ボクはIELTSのテストをオーストラリアと日本の2カ国で受けました。

オーストラリアのビザとIELTSについて調べていくと、ネットではライティングとスピーキングは日本で受けた方がスコアが良いと書いている記事も見かけますが、実際は同じです。

この噂の元となっているのは、スピーキングとライティングは人間が点数をつけるので日本語を多少は話せるIELTSの事務員が採点したほうが理解されやすく有利という意見が大半。しかし所詮はうわさだったことがわかりました。

受ける国によるスコアの差はナシ

オーストラリアと日本でIELTSを受けてスコアを比較してみるとどちらもだいたい同じでした。

スピーキングの違い

スピーキングの試験官は、試験中にボクと目を合わせません。ボディージェスチャーや口の動きで伝えたいことがなんとなくわかってしまうからです。

試験官は、ただボクの言葉 (発音)だけに集中しているようでした。この点はオーストラリアも日本も同じ。

また、試験管に英語の訛りもありませんでした。きっとイギリス人を派遣しているのでしょう。オーストラリア人のブリティッシュ・英語はとても訛りが強いものですが、オーストラリアで受けたIELTSのスピーキングは、完全にイギリス英語でしたね。

ライティングの違い

オーストラリアと日本で受けたIELTSは時期的に1年の開きがありました。その間にライティングの勉強はしたことがありませんでしたが、オーストラリアで受けたIELTSのスコアは1ポイントも上がっていました。

IELTSのスコアはどこで受けても変わらない!これがボクの結論です。

IELTS、テスト会場の雰囲気

広い!

オーストラリアに移住するにはビザが必要。イコール、英語能力の証明が必要。そういう事もあってオーストラリアでIELTSを受ける人数は日本と比べて桁違いに多い。

ボクはIELTSを西オーストラリア州のパースで受けましたが会場はカーティン大学の体育館で行われました。ざっと見ただけでも20人の列が30列ほどあったので受験者はおおよそ600人程度はいました。

汚い話ですが、その日だけで売上はAUD $192,000ですね。今日のレート、1ドル81円で計算すると日本円で1500万円以上。

めちゃくちゃ儲けてますね!

ピリピリしてる感じ

IELTSを受ける人はオーストラリアに移民、すなわちビザを申請するか進学をするため。

しかもその多くはIELTS6以上のスコアが必要なのでみなさん本気で勉強しているわけです。ボクも人生で一番勉強したのではないか?と思うくらい勉強しました。

みなさん、オーストラリアでの人生をかけてIELTSを受けているので試験会場はピリピリしています。空気にトゲがある。

結果が早いのはオーストラリア

オーストラリアではビザや進学のために使える英語テストをIELTSの他にもPTEなど5つの種類から選べます

そういうこともありそれぞれの会社で受験者を取り合うため競い合っているのでなにかとスピードは早いです。結果の受け取りは断然、オーストラリアのほうが早い。

ボクの結果はスピーキングを受けた2日後にメールが来て、翌日にはオンラインからスコアを知れました。

ビザ申請が差し迫っているときはオーストラリアで受けるほうが良いでしょう。

ビザに有利なのはIELTS?PTE?

IELTSとライバル関係にあるのがPTEと呼ばれる英語テスト。どっちのほうがスコアを取りやすいのか議論がされているようですが、ボクは自腹でどっちも受けてきました

ぶっちゃけ、IELTSとPTEのスコアで差はありません。PTEのほうがスコアが出やすいというのは誇大広告ですね。

以下、説明します。

IELTSとPTEのスコアに差はない

これから紹介するPTEとIELTSのスコアは2週間以内に両方を受けたものです。コンピュータと筆記で有利、不利がでないようにどちらもコンピュータでテストを受けました。

IELTSのスコア

2018年6月23日にオーストラリアのパースで受けた時のスコアです。

リスニング: 5.5
リーディング: 6
スピーキング: 6
ライティング: 5.5
OverAll: 6

PTEのスコア 

IELTSの2週間後に受けたPTEのスコアがこれです。2018年7月7日にオーストラリアのパースで受けました。

リスニング: 46
リーディング: 65
スピーキング: 49
ライティング: 50
Overall: 52

PTEからIELTSのスコアが知れる表があるので、PTEのスコアをIELTSに置き換えてみると

リスニング: 5.5
リーディング: 7
スピーキング: 5.5
ライティング: 6
Overall: 6

目に見えて分かるのはPTEのリーディング。確かにスコアが高くなっています。しかしそのほかはIELTSが高かったりと一概にPTEのほうが有利とは言い切れません。

その時のコンディション(調子)もあるので実際は誤差程度と見るべき。ちなみに、次に受けたときはリーディングが大幅に下がっていました。

IELTSのとPTEでスコアに違いがでない証拠ですね。

最後に、定期的にIELTSを受ける

今回はIELTSについて、オーストラリアのビザの視点で書いていきました。オーストラリアと日本で受ける違いについて差が無いことにも触れましたね。

IELTSのスコアを0.5上げるのに必要な勉強時間はおおよそ380時間だと言われています。また試験当日のコンディションによって0.5くらいは差がでます。

オーストラリアのビザに必要なスコアが6求められるのであれば、少なくても3カ月に1回の感覚でテストを受けたほうが良いです。

ビザの申請準備はお早めに

IELTS であれ他のテストであれ、勉強をしっかりとしても1回でパスすることはありません。ビジネス色が強い英語テストでもあり、あえて試験を落とすようなことも指摘されています。

ボクは英語テストの関係で半年もビザの申請が遅れたのですから。

ビザの申請はタイミングが重要です。移民法も頻繁にかわるので、足かせとなる英語の試験は日頃から定期的に受けて、パスしておくことをすすめます。

オーストラリアに移住したい人に幸運を。

ありがとうございました。

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