就労ビザを取った後に転職する際のポイントと方法!

いわゆる就労ビザを取ったあとに転職できるのか?会社を変えられるのか?

やっとこさビザのスポンサーを見つけて発行された後に、今より良い年収でジョブオファーを受けたら心が動きますよね。

ボクだったらハイの二つ返事で会社を変えちゃいますよ。

実際にボクも経験したことですが、会社からのスポンサーありきでビザを取るタイプのS457ビザやS482ビザを取った後でも転職できました。

ただし、ビザのスポンサーを変えるわけですからルールは守らなければなりません。

そこで、今回は就労ビザを取った後に転職する方法について書くことにしました。

それでは今日もアツく語っていきましょう!

結論:ノミネーションをパスすれば転職できる

就労ビザ(S457やTSS)が発行されてから転職するには新しいスポンサーがスポンサーシップの申請とノミネーションの申請をします。

就労ビザ取得までの流れは

  • スポンサー申請
  • ノミネーション申請
  • ビザ本申請

の3つの段階を踏みます。このスポンサー申請とノミネーション申請のやり直しがあるわけです。

今の会社で働らく最低日数といった制限もありません。極端な話、1日だけ働いて次の日から新しい職場で働くこともできます。

それでは一つずつ見ていきましょう!

就労ビザの考えを知ろう

ネットではビジネスビザや就労ビザと呼ばれたり、移民局ではサブクラス番号(S457やS482)でビザを説明したりと、いろいろな言い方がされていますが、いわゆる会社のサポートありきで申請するビザの事を言います。

就労ビザの種類は2年と4年の有効期限があり、ビザの申請にはスポンサーと呼ばれるビザをサポートする会社が必要です。

これをノミネートすると移民局では言っています。ビザは発行されるとあなたはノミネートされている職業でしか働けません。またノミネートしてくれた会社でしか働けません。

つまり、会社を変えるにはビザのスポンサーがノミネートを次の会社でする必要があります。

新しい会社がすること

転職する際の大きな流れはジョブオファーをした会社がビザを持つ方に新しくノミネートすること。

ノミネートはスポンサー認定されてからするので、まず新しい会社が転職したいビザの所持者に対してスタンダード・ビジネス・スポンサーシップ(SBS)の申請をします。これは会社がビザのスポンサーになるのに相応しいかどうか判断する審査です。

この審査は2週間〜4週間で結果がわかります。

スポンサー認定が無事に終われば次はノミネーション申請をします。このときに今の会社がノミネートした職業で申請するのがポイント。

ノミネーション申請をパスするとすべてが完了です!その次の日から新しい会社で働けます。

ノミネーションプロセスについては「ビザ申請のノミネーションとは?オーストラリアに移住するために」で詳しく解説しています。

同じ職業でノミネートする

新しく移る会社のポジション(役割)は今の会社と同じである必要があります。例えばボクはWeb Developper (261212)として前の会社でノミネートされました。

ジョブオファーをくれた会社のノミネーション申請も同じようにWeb Developperとしてボクをノミネートしました。

新しい会社がすることはここまでです。

ただ、別のポジションでジョブオファーをもらった場合はどうするか?

仕事のポジションを変更するとすべてやり直し

ジョブオファーをくれた会社のお仕事内容が今のポジションと全く違う場合はもう一度ビザを取り直しします。

例えば「キッチンハンド」としてビジネスビザを持っているあなたが、別の会社からのジョブオファーで「マネジャー職」になったケースとか。

このケースではご自分のビザ(S457やTSS)の取り直しが発生します。ビザを取得するまでのすべての段階をパスする必要があります。つまり

  • スポンサー認可
  • ノミネーションをパス
  • ビザ本申請をパス

の3つの段階ですね。

しかも、その際は新しいポジションをこなせるだけの能力があるかどうかを移民局が判断するために、過去の職歴を資格化する作業 (技術査定)が必要です。結果的に次の会社で働けるまで時間がかかることに。

参考までに、それぞれのステップでかかる時間を上げておくと

  • スポンサー認可:〜1カ月
  • ノミネーション:〜1カ月
  • 技術査定:1カ月〜3カ月
  • ビザ本申請:〜1カ月

次の会社で働くまでにかかる時間は最長で6カ月も先です。

なるべくポジションは変えずに転職するのが良いですね。

転職後に前の会社がすること

新しい会社でのノミネーション申請がパスし次の会社で働けることが決まったときに、前の会社ですることがあります。

以前の会社はノミネーションを終わらせる通知を移民局にしなければなりません。

この作業を忘れるとビザがキャンセルされるので忘れず前の会社にお願いしましょう。

会社を変えるには60日以内で

ビザには守らなければならないルールがあります。移民局ではその事をコンディションと呼んでいます。

S457ビザをお持ちの方が転職する際はコンディション8107、TSS(S482)ビザをお持ちの方が転職する際はコンディション8607を守る。
上2つのコンディションの中身で一番大事なことは退職後に60日以内に新しいスポンサーを見つけること。これは次の会社のノミネーション申請が移民局の審査をパスしたときに送られてくる認可レターの日付が、会社を辞めてから60日以内ということです。

会社をやめた後に60日以内に次の会社のノミネーションが下りなければビザはキャンセルされます。

コンディションの内容は同じビザでも申請者ごとに合わせて変わってきます。VEVOを使えば自分のコンディションを知れるので転職する前に自分が守らなければならない事をしっかりと確認することをオススメします。

VEVOについては「VEVOとは何か?自分のビザを簡単にチェックして滞在条件を知る!」で詳しく解説しています。

永住権への影響

ビザのスポンサーを変えたときに永住権への影響はあるのか気になりますね。はい、影響があります。

4年の期限があるビジネスビザでは会社のスポンサーありきで永住権が目指せます。最低3年間にわたり同じ会社で働くことが永住権の申請条件です。

会社を変わることでこの最低3年のカウントがリセットされます。ビジネスビザが発行されてから1年後に転職する場合は永住権への道がなくなることに。

S457ビザを2017年4月18日までに申請した方は、特別の処置で2年間にわたり同じ会社で働くことで永住権の申請ができます。ただし、転職をするとカウントがリセットされます。

次のページ > オーストラリア永住権、S457ビザから永住権を狙う4つの方法とボクの選択

転職する際のポイント

ビジネスビザ(就労ビザ)でオーストラリアに滞在しているときに転職をする際のポイントは職業のポジションとノミネーション。

次の会社では同じポジションでノミネーション申請をすることが安全に会社を移れるコツでしょう。もしノミネーションが落ちたとしても今の会社で働き続けられるからです。

転職する際に職業のポジションを変える場合は技術査定が必要で、さらにビザ申請のやり直しも発生します。申請期間は長引き、ノミネーションかビザ申請のどちらかが落ちる可能性もあるので、ポジション変更はオススメしません。

同じ職業として転職。これが一番です。

当然、転職することを今の会社に言う必要はありません。転職活動に気づかれて解雇されないようにこっそりとしましょう。

転職が成功しますように。

オーストラリアに移住したいと思う人の幸運を。

次のページ > オーストラリアの給料は高い?業種ごとの年収と中央値を総まとめ!

参考にした外部サイト:  457 Visa | Changing Your Employer,  457 Visa and Changing Employers457 Work Condition 8107WHAT IS CONDITION 8607?TSS 482 Visa and Changing EmployersCHANGING SPONSORS ON A TSS 482 VISA

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