ワーホリから花屋で働いて移住する夢と現実性【フローリストとして移住】

フローリスト(Florist)は花屋で働く専門職のお仕事。そんなバックグラウンドを持つ人がワーホリで移住できるのか?

こんばんは、うめ太郎です!

花屋さんで造花していただいた花を見るたびに思いますが、あれって芸術ですよね。そんな芸術的、職人的な専門職の人たちがオーストラリアに移住できないわけがない。移住する前にしっかり準備することでオーストラリアで永住することも可能です。

ワーホリ+花屋さんからの移住条件

一番必要なものはお仕事経験です。最近の移住トレンドを見ていくと、移住に必要な要素は

  • お仕事経験
  • 資格や証明書
  • 英語力

非常に難しい方法で移住を狙う場合はそこに学歴や年齢、どこに住むかなどの要素も関わってきますが、基本的には上記です。

フローリストから移住するとなると、「直接永住権を狙う」、「とりあえず就労ビザを狙う」、「学生から目指す」の3つの方法が主な方法ですが、その選び方はあなたが上記の能力や経験をどれほど持っているかによりけり。ワーホリから移住する場合も同じで、お仕事経験や資格などが何もなければ学生から始めるコースからが現実的。

なぜ学生になる必要があるのか

ANZSCOと呼ばれる言葉をご存知ですか?オーストラリアでは職業を番号で管理していて、その番号ごとに、フローリスト(Florist)に必要な能力や資格が書かれているのです。ちなみにフローリストの番号は362111です。

学校に通い、フローリストとして必要な知識を学ぶ事でフローリストとして認定してもらいやすくなる。

学生からやり直す=初心者向け

そういう意味では、学生から移住を目指すコースは、
これから

  • フローリストとして花屋で働く人
  • お仕事経験が5年未満

の人が当てはまります。なぜお仕事経験が5年もある人はダイレクトに移住を目指せないの?については後述するとして、お仕事経験は常に積む様に意識してください。それがその後の人生を大きく影響します。

ワーホリから花屋を目指す為には

前述したようにお仕事経験を積むことを意識してください。というのも、オーストラリアでは全ての職業を認定してもらうような制度があります。その認定にお仕事経験が深く関係しているのですね。

その認定に必要な条件とは簡単に言うと下記の資格(サーティフィケート)

  • AQF Certificate III+2年のお仕事経験
  • AQF Certificate IV

が必要になります。

このサーティフィケートは日本で取ることは出来ず、学校に通うことが必要になるのですが、もしあなたが5年以上のお仕事経験がある場合、この学校に行くことをパスすることが出来るかもしれません。

お花屋さんで5年以上の経験がある

そういった人たちは、そのお仕事経験の年数がサーティフィケートの代わりにすることができます!

At least three years of relevant experience may substitute for the formal qualifications listed above

Formal qualifications listed aboveは前述したサーティフィケートの条件です。それがない場合は、最低3年のお仕事経験が資格の代わりになるという説明がされていますね。ただ、実際3年の実務経験だけで技術査定をパスできるかどうかは審査に使用する書類にどこまで専門性をアピールできるかどうかによりけり。また、3年の実務経験というのは、「AQF Certificate III」の資格のことを指していると思われるので、それに2年の実務経験を加えた経験でトータル5年の経験が最低限必要だと判断しています。

それを裏付ける様に

In some instances relevant experience and/or on-the-job training may be required in addition to the formal qualification.

と、さらに実務経験が必要かもしれない書いてありますね。

花屋でできるだけ長く働くのが吉

ワーホリからフローリストとして移住を目指す場合、日本で花屋さんで働くのはもちろんですが、ワーホリとして働く場所もできるだけお花屋さんを選んでください。少しでもお仕事経験の年数が上がれば、フローリストとしてのお仕事認定がされやすく、ビザの申請に必要なお仕事経験2年〜3年の条件を満たせるからです。

就労ビザをダイレクトに取る

最近では就労ビザを取るのに必要な条件として、お仕事経験が2年〜3年求められるケースがあります。前述したようになるべく長く花屋さんで働くことが重要な要素となります。

また、加えて自分がフローリストとして認めてもらえる様に技術査定の申請を進める事も忘れずに。技術査定の金額はそれほど高くないのでとりあえず申請してみてもし、ビザ申請に必要な年数をパスしていれば儲けもの。

無理であっても、移住のために次の一手を考えられます。例えば、後数ヶ月の経験が必要であればワーホリ中にそれをクリアにしてしまうのも良い。明らかに年数が足らなければ学校に行く準備をするといった「これから」のことを考える判断材料になる。

今現在、フローリストは

  • 短期の就労ビザ
  • 地方用の就労ビザ
  • 州政府スポンサー永住権

にフローリスト(Florist:362111)の職業が出ているので、狙うとすればその3つが良いと思います。

ワーホリから花屋さんで働き、移住を目指す人の多くは学校に行くことになると思います。

そんな人たちにオススメなのが地方エリアにあるTAFEや大学に通うこと。地方エリアはビザが取りやすく、就労ビザだけでなく永住権も取りやすい。単に、ブリスベンが好きだからとかそういう考えで学校を選ぶのではなく、ビザが取りやすい、移住しやすいエリアはどこなのか?を考えながら行動することが成功の秘訣だと思います。

 オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。

 次のページ:オーストラリアの地方で永住権が目指せる方法6選+1!を詳しく説明

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