ETA(短期観光)ビザの詳細、長期滞在と注意する事(2018年版)

ETA短期観光ビザ

オーストラリアへ数ヶ月程度の観光をしたいけど、パスポートだけで行けるのか不安になったことがありませんか?

日本のパスポートとはビザ・フリーと言われるくらいビザ無しでほとんどの国に旅行することが出来ます。

しかし、オーストラリアは入国に対してとっても厳しい制度を取っていて、たとえ短期観光であってもビザの取得が必要です。

日本人以外の場合は通称ETAと呼ばれるビザを申請しますが、国際結婚をしている場合、お相手の国籍によってはSubclass651を申請します。

この記事では、ETAについて以下のポイントをおさえました。
  1. ETA(短期観光)ビザとは。
  2. どの国籍の人がETAビザが必要になるか。
  3. ETAビザで出来る事。
  4. 家族人数分の申請が必要になる。
  5. ビザの申請後からオーストラリアまで。
  6. 3日以内ならトランジットビザの方が良い
  7. 【重要】申請前に気をつけること

ETA(短期観光)ビザとは

日本人が短期間オーストラリアに観光する場合はETAを申請します。

このビザはオーストラリアに滞在の度に最大3ヶ月間滞在する事が出来るビザです。

つまり、12ヶ月以内に3回入出国を繰り返し、毎回3ヶ月観光した場合、合計で9ヶ月オーストラリアに滞在することが出来ます。

ただし、滞在の内容は観光、仕事上の対価が支払われない活動に限定されています。

ビザの申請費用は無料ですが手数料として20ドル掛かります。また申請の際は必ずオーストラリア国外から行わなければなりません。

このビザのメリットは1年間の内、何度でも入出国を繰り返す事が出来るので最大でほぼ1年間オーストラリアに滞在することが出来ます。

例えば、日本からインドネシアのバリ島に旅行した後、西オーストラリア州のパースに3ヶ月間旅行します。

その後ニュージランドへ1週間程度観光してからオーストラリアに戻りシドニーで3ヶ月間観光する事が出来ます。

そして更に、オーストラリア東海岸側にあるフランス領のニューカレドニアでまた数週間観光してからケアンズでまた3ヶ月滞在するということが出来るので使い方によってはとっても長くオーストラリアに滞在できます。

どの国籍の人がこのビザが必要になるか

下のリストに当てはまる国籍を持つ人が対象になります。

日本以外でも韓国・台湾国籍を持っている人はETAビザを申請することが出来ます。

アンドラ、オーストリア、ベルギー、ブルネイ、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港(中国のSAR)、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マレーシア、マルタ、モナコ、ノルウェー、ポルトガル、サンマリノ共和国、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、オランダ、イギリス、イギリス
- 英国国家(海外)、アメリカ、バチカン市。

ETAビザで出来ること

ビザが発行されてから12ヶ月の間にオーストラリアへ入国の度に最大で3ヶ月間観光することが出来ます。

主な使い方は観光や家族や友達と会う・語学留学などが挙げられます。

金銭を伴わない仕事をすることが出来ます。(もし、お仕事をする場合は、金銭を伴わない証明をする必要があります。)

金銭(給料)が発生しないお仕事とは

モノの売り買いやサービスの提供に対してお金を請求することが出来ません。

例えば
  • 調査や交渉、契約書の評価やサイン
  • 政府間で発生する活動。おそらく公務員の方が何か交渉をする為にオーストラリアに滞在するという意味だと思います。
  • お金を受け取ることが無い会議やセミナーに参加
が当てはまります。

ボランティアは仕事に含まれるのか

無料で奉仕するのがボランティア。

だけど、ボランティアの内容によっては、お金は支払われないけど、対価として居住食が提供される場合がありますよね。

ETAビザは主に観光や金銭の伴わないビジネス活動の為のビザなので対価のある仕事に対しては認めていません。

しかしそれも曖昧で観光が第一の目的でボランティアはサブという認識があれば問題が無いので心持ちということになります。

観光ビザでボランティアをしながら長く滞在する。

観光ビザは対価を伴うボランティアを認めてませんが、いくつか例外があります。

その例外が、ボランティア団体から食事、宿泊施設や必要最低限の生活費(歯ブラシを買ったり、コンタクトレンズの洗浄液を買ったり)が提供される場合は問題が無いということです。

ここで注意なのは、その食事・宿泊施設や最低限の生活費は個人から支払われてはいけないことです。
かならず、ボランティアの団体を通して支払われる必要があります。

この考えを使えば、日本でオーストラリアのボランティア先を探し、往復分の航空券と現地での交通費だけもって3ヶ月生活することが出来ます。

参考記事>>オーストラリアでボランティア出来る施設

家族人数分の申請が必要

ETAビザは一回の申請で家族全員分を含めることが出来ません。

5人家族の場合は5つのビザが必要になります。

これは、パスポートとETAビザがリンクしている為に起こるものだと思われます。

例えば、5人家族で構成が

  • 父(35歳)
  • 母(30歳)
  • 娘(19歳)
  • 息子(10歳)
  • 赤ちゃん(1歳)
この場合でも5回の申請が必要で合計100ドル必要になります。

ビザの申請後からオーストラリアまで

ビザ申請と審査は完全に自動化されており、9割の申請者は24時間以内にビザが発行されます。

ビザが発行されると、通知が予め指定したメールアドレスに送られてきますが、その後特に何もする必要がありません。

オーストラリアのビザのお役所(移民局)のシステムが旅行者のパスポートとビザを自動でリンクするのでオーストラリアへは特に意識すること無く入国できます。

実質パスポートだけで入国できる事になりますね。

3日以内ならトランジットビザの方が良い

トランジットビザとはA国からC国に旅行する時にB国を経由する場合に限って、C国で数日間の滞在が許されます。

例えば、ニュージランドへオーストラリアを経由していく場合、オーストラリアでは最大で72時間の滞在が許されます。申請費用が無料なので家族が多い場合は大きな節約になると思います。

次のページ>>意外と知らないオーストラリアのトランジットビザのルール

【重要】申請前に気をつけること

パスポートがもし変わった場合は、移民局に通知しなければいけません。

これは、短期観光ビザが登録されているパスポートとのリンクが切れる為です。

リンクが切れて確認ができない場合はスムーズに入国できなかったり、最悪の場合は入国が拒否されます。

もし、パスポートが変わった場合、ビザを自分で申請した場合は、immiAccountのページからパスポート情報を更新してください。

エージェントを通した場合はエージェントにその旨と新しいパスポートを提出をしてください。

また、極稀な方に、パスポートの更新申請中にオーストラリアへ入国される場合がありますが、一度入国さえしてしまえばETAビザを再申請する必要はありません。

現地で新しいパスポートを受け取り、出国してオーストラリアへ再入国する場合は新しいパスポートで入国することが出来ますが、その際に必ず古いパスポートを持参してください。

ETAビザは古いパスポートとリンクされているからです。

ETAビザを延長する場合

すでにETAビザを持っている場合にさらにETAビザを申請して延長することが出来ます。

その場合、新しい方のビザが発行された瞬間に古い方のビザが無効になります。

ただし、もともとETAビザを持っているので特に問題ないケースになります。

ワーキングホリデー・ビザ申請の後にETAビザ申請をした場合

あまりないケースですが日本でワーキングホリデービザを申請してから、やっぱり働く必要がないからETAビザにしようと2重申請した場合、両方のビザを持っている事になります。

ETAビザはワーキングホリデー・ビザを自動でキャンセルにしません。

両方のビザを持っている状態でオーストラリアへ入国した場合、自動的にワーキングホリデー・ビザが有効になります。(ETAは削除される)

しかもワーキングホリデー・ビザで入国した場合は2度と同じワーキングホリデー・ビザを申請することが出来ないので注意です。

解決策

オーストラリアのビザのお役所(移民局)に連絡をしてワーキングホリデー・ビザをキャンセルすることが出来ます。(後でまた申請ができます)

そしてキャンセルの後にETAビザをもう一度申請すれば問題ありません。
次のページ>>ワーキングホリデー・ビザをキャンセルする方法

他のビザを持っている場合(ワーキングホリデー・ビザ以外)

長期観光ビザや就労ビザなど何らかのビザをすでにお持ちになっている場合にETAビザを申請した場合は両方のビザを持っていることになります。


オーストラリアへ入国する場合に他のビザ(就労ビザ・長期観光ビザ・永住ビザ)とETAビザを持って入る場合、ETAは使われません。(しかしETAビザは削除されない)

ただし、入国後の3ヶ月後にETAビザは自動的に削除されます。

まとめ

日本人が3ヶ月程度の間にオーストラリアへ旅行するにはETAを使うことを説明しました。

短期観光ビザはビザの有効期限1年間の内、入国のたびに最大3ヶ月間オーストラリアに滞在することが出来るので使い方によってはかなり長く滞在することが出来ますね。

ワーキングホリデー・ビザとETAビザの両方を持っている場合は、オーストラリアに入国時にETAは使われない事にも触れました。

ETAは20ドルという低価格でオーストラリアに観光出来、パスポートと自動リンクするので実質パスポートだけでオーストラリアに入国することが出来ます。

入国後は観光やボランティアなど出来るので、再入国する費用さえ問題がなければ、ほぼ1年間のオーストラリアに滞在できるので良いのかもしれません。

By ウメ太郎

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