オーストラリアでパートナービザを狙う?スポンサーに必要な条件を解説!

パートナービザを狙うにはパートナーが必要です。パートナーとは事実婚状態の関係を指しますがいわゆる同棲している彼氏や彼女と言えば分かりやすいでしょう。

ただパートナーを見つけてもパートナービザのスポンサーになれるとは限りません。オーストラリアの移民局はパートナービザのスポンサーになれる条件を決めています。

今回はこれまでたくさんの方からパートナービザやスポンサーの条件のお問い合わせを受けたので記事にすることにしました。パートナービザのスポンサーになれる条件を知った上で彼氏・彼女を探しましょう。

それでは今日もアツく語り合いましょう!

パートナービザおさらい

オーストラリアで屈指の人気を誇るパートナービザ。彼氏・彼女を見つけて12カ月以上ともに過ごした関係を証明することがビザの主な申請条件になるので簡単にオーストラリア移住できます。

ただ、パートナービザを申請するにはパートナーがビザのスポンサーとして合格しなければなりません。

スポンサーがサポートする約束

パートナービザのスポンサーはビザが発行されてから2年間にわたり住居と経済的な支援をビザ申請者にしなければなりません。

パートナーと子供が対象

ビザをサポートする人はパートナー関係にある方とその子供に対してスポンサーになれます。

したがって、バツ子持ちの方もパートナービザを狙えます。

パートナーを選ぶべき理由

パートナービザのスポンサーは無制限になれるわけではありません。過去にスポンサーになった回数や犯罪歴などがスポンサーシップの発行条件に影響します。

パートナービザを狙うならまず、パートナーがスポンサーになれるかどうかを見極める必要があります。

さてそれではスポンサーになれる条件を詳しく見ていきましょう!

スポンサーになれる国籍

オーストラリア国籍を持つ方、永住権保持者、そして条件を満たしたニュージランド人がパートナービザを申請するためのスポンサーになれます。

スポンサーになれない人

ここではパートナービザのスポンサーになれない条件を詳細に説明します。これからスポンサーを探すときのために必ず目を通してくださいね。

すでにパートナー系ビザを持っている方

パートナービザや婚約者ビザを持っている方が離婚・死別・関係解消をしたケース。パートナービザでオーストラリアに滞在している方はビザが発行されてから5年以内に別の方のスポンサーになれません。

スポンサーになった方のケース。過去5年以内にパートナービザや婚約者ビザのスポンサーになった方はスポンサーになれません。5年間おあずけです。

過去に2人以上の方にパートナービザや婚約者ビザのスポンサーになった人もスポンサーになれません。2人までスポンサーになれます。

スポンサーになれる特別な例外

上の条件に当てはまっても状況によってはスポンサーになれます。

一番多い理由は自分または相手に子供がいる場合はスポンサーになれます。つまりバツイチ子持ち相手はスポンサーになれるので狙い目です。

次に多いのはパートナーと最低2年は過ごしたケース。

そして、最後はパートナーが死別する形で関係が(法的に)解消されたケースです。この場合ではお子様がいらっしゃるケースが前提です。

親引き寄せビザを持っている方(S143)

S143ビザ(Contributory Parent visa)をお持ちの方に対してもスポンサーになれる制限があります。

まずは、親引き寄せビザ(S143)が2009年6月30日以降に発行されたケース。これに当てはまる場合でパートナービザを申請する方がもと配偶者だったケースはスポンサーになれません。

ただし5年が経過している場合はスポンサーになれます。

Woman at Riskビザを持っている方(S204)

S204ビザを持っている方も制約があります。最低5年間は別の方のスポンサーになれません。

さらにスポンサー相手と関係を解消してまた同じ人と始めるケース。このケースは復縁した方もスポンサーになれません。

またWoman at Risk(S204)ビザが発行されたときに配偶者について情報を提供しなかったケースです。

年齢

スポンサーとなる方は18歳以上です。18歳未満でも結婚(Marridge)している場合はその親がビザのスポンサーになれます。

スポンサーの犯罪歴

性犯罪や懲役を伴う重大な犯罪を犯した場合はスポンサーになれない可能性があります。
パートナーのスポンサーとして確認しておきたい犯罪歴は

  • 殺人罪
  • 終身刑
  • これまで合計して12ヵ月以上の懲役がある

移民局ではこのケースに当てはまる方のスポンサーはほぼ拒絶するといっています。

注意しておきたいのは万引きなど小さな犯罪を繰り返して数ヶ月ずつの懲役が出され、最終的に合計12ヵ月以上になっているケースですね。

リスクが高い軽犯罪歴

上で説明した犯罪歴を持つ方はスポンサーになれません。ただその他の軽犯罪についても熟慮されます。

いわゆる懲役にはなっていない方や疑惑付きの方がそうです。次の疑惑がある方や執行猶予付きの方はパートナーのスポンサーになれるかどうかリスクがあるので止めたほうがいいでしょう。

  • 殺人、暴行、性的暴行、または暴力の脅威を含む暴力
  • 嫌がらせ、虐待、脅迫またはストーキング
  • 暴力または類似で逮捕経験(起訴なし)
  • 銃器やその他の危険な武器の所持
  • 麻薬などの密輸経験
  • 人身売買、奴隷制または奴隷制のような慣行
  • 違法な監禁
  • これらの犯罪のいずれかを犯そうとしている
  • 上をほのめかすような言動。またはカウンセリングを行った

移民局は懲役にならなくとも執行猶予付きや「警察のお世話になった”疑惑”付きの方」については詳細を調査してから判断するとのこと。

そのため、スポンサーになる人は警察証明の提出も必要です。警察証明の提出を拒絶することも可能ですがその際はスポンサー認定がされません。

スポンサーとなるパートナー相手にこれまで警察のお世話になっていない確認をしましょう。

その他こまかなこと

スポンサー申請はオーストラリア国外、国内からできます。

また、申請費用は無料です。

オーストラリア移住へのアドバイス

今回はパートナービザ婚約者ビザをサポートできるスポンサー条件について説明しました。

オーストラリア人や永住者であればスポンサーになれるのではなく、これまでスポンサーになった回数や犯罪歴、お子様がいらっしゃるかなど様々なポイントが発行条件になります。

スポンサーの狙い目は

  • オーストラリア人
  • 永住権を持つ人

さらに、5年以内にスポンサーになっておらず、これまで2人未満の方にしかパートナービザのスポンサーになっていない人です。

パートナービザはパートナーを見つけることさえできれば、もっとも取りやすい永住権の一つです。それだけにしっかりとパートナー選びはしておきたいもの。

スポンサーの条件をしっかり覚えてパートナー探しに奔走しましょう!

オーストラリアでスポンサーを見つけたい方に幸運を。

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今回の情報は移民局の情報を参考にしました!

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