オーストラリアは移民を経済成長に上手に使う【景気は地方から回復】

こんにちは、うめ太郎です。

オーストラリアの経済成長は移民の力に頼りっぱなしですね。

今、オーストラリアは2015年のバブルピークを境に成長が停滞していますが、移民の力を使ってまた経済成長を立て直す雰囲気が出てきました。

ここ最近、ニュースで話題になっている移民法改正の内容を見ていくと、どうやら移民を地方に促すことで経済成長をしようと考えていることは明白です。

今回は、移民の力と地方の景気回復について移民法の変化から今後どうなるのか考えていきます。

移民は経済成長に必要

オーストラリアはこれまで移民を受け入れてくることで国の経済を拡大させてきました。

特に1996年頃からの移民法改正は職業スキルがある人に対して永住権を与えるようになっています。

政府にとってはこの戦略は大当たりで、中国の成長とも重なって景気はうなぎのぼりに上がりました。

ただ、国民感情を考えて2018年に移民を減らす(拒絶する)政策を取ってから景気が上がるどころか下がりつづけ、その政策失敗を認めたかのように今回の法改正に突き進んでくるわけです。

これまでずっと移民受け入れを上手にコントロールすることで経済を成長させてきたわけで、それを改めて認識したのでしょうね。

移民を使った景気対策

まず、ここ数ヶ月の法改正の内容を見ていくと、ワーキングホリデーの改正によってワーホリ提携国が4カ国も増えました。

さらにワーキングホリデー中に働いた給料の15%が税金として収めることになり高くなりました。

また、親呼び寄せビザの改正も4月から施行されます。これまで永住権の道がありましたが、5年〜10年のテンポラリビザになりました。しかもメディケアはナシ。

このあたりの改正はオーストラリアのコスト削減を意識したものでしょう。

  • これまでより税収が上がる
  • 政府の医療負担がない

これによって政府はこれまで以上に景気を押し上げるための余力(税収増+負担減による)ができるわけです。

さらに、Low and middle income earnersと呼ばれる、タックスリターン時に戻ってくるお金のオフセット(最低ライン)が定められ、フルタイム納税者のほとんどは最低でも1,000ドルも返ってくることになりました。

要するに、そのお金を使って景気を刺激しようという考え。

さすがオーストラリアは頭いいですね。

次のページ > オーストラリアに家族と移住するときに考えておくこと。ビザを5選

地方から景気回復する雰囲気

上記の法改正によって、オーストラリアにワーキングホリデーをする人たちが数千人規模で増えることになります。

その彼らがオーストラリアでお金を使ってくれる金額は計り知れません。中長期的に彼らはワーキングホリデー、留学やビジネスビザで数年に渡ってお金を使い続け経済効果を発揮してくれるでしょう。

さらに、セカンドビザやサードビザを取るために地方のファームで働く人数が増えるので、需要と供給の原則から言って経営のコストは下がり、果物や野菜の価格が下がることも考えられます。

親呼び寄せビザで生活される方もお金を使ってくれますし景気の面でいい事づくしです。

さらに、人口が少ない都市で働くことを希望する人がとっても取りやすいDAMAビザがNT州やSA州で始まりました。

これは、これまでの就労ビザより英語力やお仕事経験が求められないビザで永住権への道もあります。

政府はDAMAを使って移民を都市部から地方に移しながら、地方の景気を拡大させる方式に移民政策を転換しました。

ここ数年、オーストラリアの政権が変わってから移民の入国者を意図的に減らすようにしていましたが、オーストラリアの経済成長に移民はなくてはならない力だと認めた証拠ですね。

関連記事:ノーザンテリトリー州でとっても取りやすいビザ、DAMAの情報!

地方の経済成長を後押しする法改正

この1年でいくつか新しいビザが始まりました。また改正もしかり。

まず、地方に住む方の卒業ビザの滞在期限が延びることになりました。これによって卒業生が地方でより長く働けることになるので景気にプラスされます。

また、11月16日からは地方向けに新しく3つのビザがリリースされます。

  • 州からのスポンサーありきビザ
  • 就労ビザ
  • RSMSに変わる新しい地方向け永住権

地方向けに新しくビザが作られるのは、あきらかに経済成長の主軸を都市から地方に移した結果。

今後、田舎に人があつまることは確実。それに先行してタスマニアの住宅価格が一気にあがりましたね。

次のページ > オーストラリアの地方ってどこ?田舎には移住メリットがたくさん

経済成長する地域に移住するのがトク

今後はオーストラリアの地方エリアに移住する人が増ええるでしょうね。

移民局の移民政策の次のターゲットは「地方への移民」がキーになっているので、今後は地方からオーストラリアの景気が回復し、それが全土に波及するような形になるのではないでしょうか。

もし、そうだと仮定すると、オーストラリアに永住したい人は早めに地方エリアに移住するほうがいい

これまでのパターンを見ていくとある程度景気が回復して経済が成長路線に入ると移民法が改悪されると思います。

また、これから経済成長が見込めるのですから、先行者は何かとアドバンテージがある。

移民はビジネス(People are our business)と声高らかに公表している国ですから今後も引き続き移民を景気対策のコマとして使っていくのでしょうね。

オーストラリアに移住したいと思う人に幸運を。

ありがとうございました。

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