【オーストラリア】お持ちのビザに家族を含める方法。

こんにちは、うめ太郎です。

お持ちのビザによっては家族を含められるかもしれません。

家族をビザに含めるには新しいビザを申請する時に家族を含める方法と、Subsequent Entrantを使った方法の2種類があります。

Subsequent Entrantはビザが発行された後に家族を含める方法なんですね。

今回は家族をビザに含める方法について説明していきます。

家族をビザに含める

ビザにはひとり一人申請するタイプのものと、家族を含めて申請するタイプがあります。ワーホリビザやETASビザは一人用なので家族を含められません。

学生ビザ、就労ビザや永住権はPrimary申請者(メインで申請する人)にくっつく形で家族を含められます。

家族を含められるビザでもいつ含めるのか?によって申請する方法が変わってきます。次の3つの状況によって家族を含めるための手続きが変わってくると考えてください。

  • 申請時に含める
  • 申請後に含める
  • 発行後に含める

一番簡単に家族を含める方法はビザを申請するタイミング。Primary申請者と法的に家族または事実婚状態である事を証明できる書類とビザの申請書に家族の情報を書く感じです。

申請後に家族を含める方法はNotification of changes in circumstancesと呼ばれるフォームを記入して申請中のビザを更新します。(移民局に提出)

詳しくは「ビザの申請中に子供を妊娠した場合に追加する方法」で解説しています。

ここまではビザがまだ下りていない場合の話です。ビザが発行されてしまうとSubsequent Entrantストリームを使って新しくビザを申請します。

Subsequent Entrantとは

Subsequent Entrantは直訳すると「続けて入国」と言えることからビザを申請して発行された後に、続けて入国する方法と考えれば理解しやすいと思います。

Subsequent Entrantストリームはビザの種類毎に用意されていて、ビザを主だって申請するPrimary申請者が持っているビザと同じものを申請します。

同じビザを申請といっても、Primary申請者と家族である事を証明する事が主な申請条件です。

例えば、S482の短期就労ビザをSubsequent Entrantストリームを使ってビザを申請する場合の条件は「パートナーや両親がS482ビザを持っている事」+「家族である証拠書類」ですね。

家族を含める場合の条件

配偶者やお子様をビザに含める場合、ビザによっては含められる人も何らかの追加条件があるかもしれません。

例えば、永住権を申請する場合は英語力が求められる場合があります。そう入ってもIELTSのオーバーオールで4.5程度なのでTOEICに換算すると400点くらいなので2,3ヶ月勉強すれば取れるレベルですね。

この微妙な条件の違いはビザによって決まるので移民局のHPで確認しましょう。

家族を含められるビザ

家族を含められるビザはそれぞれのビザ説明ページの「About this visa」にある「Include other family members」に載っています。

例えば、学生ビザ(S500)のページでは

You can include family members when you lodge your visa application.

と書いてあるように家族が含められる事がわかります。

一般的に家族を含められるビザは下のものです。

  • 学生ビザ (S500)
  • 卒業ビザ (S485)
  • 就労ビザ (S482/S457)
  • 地方ビザ (S489)
  • 各種、永住権

上のビザ以外にも家族を含められるビザはたくさんあります。オーストラリアに働きながら2年以上住めるビザをお持ちのビザには家族を含められる場合が多いですね。(ワーキングホリデービザ以外)

家族を含める細かな条件

家族であることの証明書類の他、警察証明書健康証明が必要になるのが一般的です。

また、就労ビザや学生ビザの場合はプライベート保険(任意保険)への加入がビザの条件になっているケースもあります。

申請費用

家族を含める際の追加費用は状況によって$0ドルから数千ドルまでさまざまです。

移民局では「​Subsequent temporary application charge」という記事を提供おり、家族を含める場合の費用を計算できるのですが、英文なのでスムーズに理解できないかもしれません。また、ビザごとに家族を含める場合の金額を明確に書いているわけではありません。

そこで、ビザをこれから申請する人はVisa pricing estimatorを使ってビザの総額を知ることができるので、家族を含める場合と含めない場合で計算することで、その差額からおよその申請費用がわかります。

よく使うビザの申請費用を直接計算できるリンクを貼り付けました。

クリックすると直接、ビザの申請費用を計算できるページに飛びます。(英語)

家族を含める際は計画的に!

ビザに家族を含めるタイミングによってはコストが大幅に掛かってくるかも知れません。

例えば、永住権を申請する場合、申請時に配偶者やお子様を含めるのがお金だけを考えると安く済みます。ビザが発行された後に含めるとなると、パートナービザなど高額なビザの申請が必要になります。

そういうことも総合的に考えて、結婚や出産の計画を立てていくのも移住する上では必要なことだと思います。

今回はビザに家族を含める方法について書いていきました。この記事がこれから家族で移住を考えている人やすでにオーストラリアで移住活動をしている人に参考になれば幸いです。

ありがとうございまいした。

オーストラリアに移住したいと思う全ての人に幸運を。

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